トモフのドライバーへの道


vol.19
9月5日 ドライバーへの道・完結!


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おととい(3日)、技能検定に合格したので、
「きっと 今、ついてきてんだ。いっきに学科試験も狙う時だ!!」
思い、4日の夜から戦闘モードに入った。
問題集をオール・チェックだ。「○×」だからって ナメてちゃダメだ。
フトンのわきに置いて 2:00くらいまでやった。
早寝なのは、明日が 早起きなためだ。
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5日の朝は、いまさら・・・ってくらいの
スゴイ夏晴れ。う~ん、、運命の朝だ。
この日の視力検査のために、あらたに
チョイ度の強いコンタクトレンズをつくっておいたので、
それを装着!
うむ、バッチリだ。ゴロゴロも しないぞ!


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「さめず」ってゆう駅までの電車移動中、
オレは ほとんど目を閉じていた。
レンズにホコリが 入ったら 困るからな。
キップを買うときも かなりのウス目だった。
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「さめず試験場」は、教習所と違って
まるで 区役所(古めの)とか、病院(古めの)ようだった。
ちっとも ほがらかムードでは 無い。
スザマジイ 緊張感。
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そして最初に最大の難関、「視力検査」だ!!
ウウウ・・・あ!!やった!!
ちゃんと みえるでは ないか!
さすが ニュウコンタクト!!
これで オレとしては 80%くらい 勝利に近づいたのだ。
はぁぁぁ・・・!
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試験開始まで なんと3時間くらい あいてる。
よし、ラストのつめ込みには


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充分な時間だ。
ここまで オール一発で クリアしてきてるし、
落ちて また ココにくるのは 絶対ゴメンだ。
視力だって そん時は どうなってるか、わからない。
なので、まわりの受験者たちが たのしげにボーッとしてるスミで、
オレだけ ひとりモクモクと 問題集と格闘していた。
まさに、格闘家だった。
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そんなとき、ふとオレのカオを のぞき込むオンナが登場!
「あ、やっぱトモくんだよね。」って。
かつての カステラ時代のお客さんだった。
ゲ!!はずかしい!!こんなに ふんばってる姿を見られた!!
そのコは3度目の更新で そこに来ていた。
オレは 初免許だとゆうのに・・・。
ほんの少しだけ コミュニケをして、スグ勉強にオレは戻った。


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午後1時。試験会場には 150人くらいの受験者が着席。
シーンとしている。
オレも そのひとり。その一部。
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うむ!!その日のオレの問題は わりと カンタンなカンジだった。
ラッキ~!!
でも 細心の注意を払った。
制限時間内で サッサと教室を出てゆく者が 結構いたが、
オレはサイゴまで 確認を ふんばっていた。
うっかりミスで落ちるワケには イカンのだっ!!
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そして 3時前。電光掲示板に合格者の番号が ツツ~と流れだした。
あっ!!あったぁ!! サイゴのひとりだった!!
「182」オレの前は「162」。かなり 落ちてたのだ。
ヒャ~!!半分くらいの非合格者たちが 帰ったあと、
合格者は その場に 残った。


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オレも そのひとり! その一部!!
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さぁ 突然 写真さつえいだ。
それまでのドキドキとは べつの種類のドキドキだ。
と、いっしゅんで 終った。
「あれ、オレ 今、目つむってなかったっスか?」
「いいや、大丈夫でしたよ。」

そして、できあがった免許の写真は、
気が遠くなるほどフツウ~のカオだった。
可もなく、不可もなく。もちろん 笑えない。

ま、よいよい。コレが免許証だっ!!
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外は、まだまだ夏の日差しで、でも脱力感のせいで
ちっとも温度を感じなかった。
ほんとに、オレ とっちったな。
免許・・・取っちったんだ。ははは。
スゴイ果てた。尽きた。おもしろかった。