つれづれライブ日記


vol.264
2007. 7. 5
「ライブの想い出」

7月5日 渋谷クアトロ  ANATAKIKOUとの出会い

アナタキコウのツアーに何カ所か参加しない?と誘ってもらって、ひとりトモフで参戦。まったく知り合いでは無かったのだぁ。怖いカンジの若者たちかと想像していて、しかも渋谷だったから、実は、ちょっと面倒臭いなあ~とクアトロへ。たいていオレは、いつもそうなのさ。新しい出会いと、都会に向けて家を出る時は いっつもユウウツ。のんびり成田で育ったからなあ。たぶん遺伝なんだろうなあ。

とか言って、実際出会うと即、テンション上がるのだ。基本的に、こっちから話しかけるんだぜ、いつも。意外だべ? オレも意外。最初の遭遇は楽屋の階段だった。若い男女2人と目が合って、「おお? アナタキコウ?」「はい」「おおおおおっ! ヨロシク~」「こちらこそ~」ってカンジ。もう仲良し。早いっ! ホッとした。全然怖い系じゃなかった。その2人以外のメンバーも楽しい青年だったから、ライブまでの待ち時間、ちょくちょくアナタ部屋にちょっかい出しに行ってた。ちゃんとイチイチ遊んでくれた。知らない同志の、くすぐったいいじくり合い。たのしい~! うむ。全然、家出る時とは大違いであります。

さてと、ライブ。「トモフ初めて族」が多いカンジ。燃えたっ! クアトロ、人いっぱいいた。さては人気者だな、アナタキコウ。クアトロって、渋谷のくせにクールじゃないよね。いいとこだ。盛り上がれちゃう。アナタキコウたち、自分らの出番の前なのに ステージ脇で観ててくれて、よけい気合い入った。入れてみた。いいとこ見せなきゃ~って。シラフでも人間は ここまでやれちゃうんだぞ~ってトコを猛アピールした。あの観客の前でカラオケをやれる男は 結構いないはずだ。オレってエラいなあ。わけわかんないなあ。

自分のライブ後はアナタ観戦。「あ、XTCだ!」って、好きになった。ま、もちろんパクリじゃないんだよ。でも、ところどころにXTCのニオイがしてね、オレ好きじゃん? XTC。だからね、良かった。だって、気まずいじゃん、さっきまで仲良しだったくせに 嫌いな音だったらさ。XTCのニオイがするぞって言ったら、彼等も「やった~!」って喜んでたからOK。このあと仙台と大阪一緒。楽しい旅になる事は間違いないなぁって、ワクワクしながら帰りの電車に乗ったなあ。

P.S. 家近くの駅からのタクシーで、運転手さんに言われた言葉。「お? にいさん、音楽やるのかい?しっかり頑張ってグレイみたくなりなさいよ。」よ~し、頑張るぞ~!