つれづれライブ日記


vol.274
2007. 9.17
「ライブの想い出」

9月17日 南青山 MANDALA


またディナーショーの日がやってきた! もう何度目かな。10回めくらいに感じる。すっかり居心地良い。あの空間も、スタッフさんたちも。いつも自分や、お客さんたちを、気分良くおもてなししていただいて、ありがとうございます。今回のお弁当も 驚異的に手間ひまかけて頂いて 楽屋で試食時、ホロリとしておりました。

さてと、今回は何と言ってもオオシマ(マロンチック)炸裂ナイトだった! すごかったね、やりまくったね彼女。「踊ります」って事前に言われてたんだけど、まさかあのテイストで来るとはなあ。観てない人のために頑張って説明すると、、、冒頭にSEが流れてライブ開始。潜水艦(イエローサブマロン号)がトモフ号に衝突、故障。そのためトモフ号にしばらく修理代かせぎにお世話になる、、ってゆうような経緯の説明があってマロンチック登場。突然、ロックな外人の音楽が流れて、オオシマの顔がギン!とキリっとなってて、かなり本格派な濃いめのダンス。ジャンルはなんて呼ぶのか、、、ううん、アンダーグラウンドな洋風!!で、ときどきパントマイム混じるの。「壁」とか「風」とか「ハンマー打ち下ろし」とか。顔はNO笑顔!だから トモフ客たちは皆、唖然と。ピタっと固まっていた。「な、なに?!」って様子。あの反応で正解。オレもビビった!ちょっと照れた! でも、やりきってたよ、すごいよ。オレだったら照れて自分を茶化しちゃうもん。赤いスカートで爽やかなマリンルックだったけど、男らしかった! 衝撃!

で、ギターの弾き語りは 180度変わって せつない少女。とつとつと。ぽわ~んと。しばらくして会場が和やかになったと思ったら、「カンチガイの海」のCD流して それに振り付けで踊り出す。お客さん、固まって和んで固まっての繰り返し。すごかったね。

オレは そんな猛烈ショーの後に登場。もう何をやっても普通にみえてしまうぞ。もともと地味な顔ですし。衣装もTシャツでビーチサンダル。自分のプロ意識の足りなさを痛感しながらも、がんばって熱唱しました。が、なんか落ち着いちゃってたよな、オレ。おもてなしをする船長っつうキャラ、、、ホスト役な。だめだね、もっとピュアに楽しまないと。タワレコインストアみたいな「だあああっ! 楽しむぞおおおっ!」な男で行けなかったのが、プチ悔やまれる。持ち時間がゆったり気味の時って気をつけないとな。

あ! すごい景色みれたのだ。お客さん全員に紙の白い帽子(通常は中華帽。横向きに曲げてマリン帽って設定)をオオシマが準備してきてて、それを「無計画」の時にかぶってもらったら、もう大興奮! マンダラを埋め尽くす看護婦の群れ! もしくは戦時中の戦場の従軍慰安婦たちに音楽を届けにやってきてるのオレ、、ってカンジ。全員、清楚でちょいいかがわしい女に変わってて、あれはスゴイ武器だっ! 正直、初めてコスプレフェチの気分を知ってしまった。写真アップされたら誰もが共感間違い無しだっ!(この時は オレひとりだけが興奮してて、エロおやじな扱いだったので)

第三部は、恒例セッションタイム。この前の残暑な真っ昼間に大学生のテニスサークルがポ~ンポ~ンしてるわきで、2人でギターポロンポロンしてた成果をみせたぞ。あの特訓の光景も見せたかったなあ。異様だったはずだ。大人の男女が謎のギターデート。テニス学生のほとりで。「コインランドリー」「オレンジ色の部屋(マロン曲)」「マーライオン」の3曲をやった。マーライオンのサビの繰り返し長め攻撃。でも、オオシマは まだまだ引っ張る気だったらしい! スマン。

うむ。夢のような敬老の日でした。次回のディナーショーが待ち遠しいです。オオシマを見習って、熱くて濃い夜に挑戦するぞお。