つれづれライブ日記


vol.275
2007. 9.28
「ライブの想い出」

9月28日 門司 BRICK HALL


知久くんとの2人ツアー。門司、大分、湯田温泉の3日間! 前から楽しみにしていたのだあ。絶対濃いじゃん。いろいろやれるじゃん。出演者がこの2人だったらさ。いつもの、一人で出かけて、旅先で知らない人らと打ち解けてゆく旅もソワソワでくすぐったいけど。

知久くんとは出会ってから20年くらい。しばしば会うようになってから5年くらい。20年前の頃、オレはカステラで、知久くんは「たま」。全然曲調は違うんだけど、最初っからガツ~ンと好きだったなあ。カステラも、たまも、気色悪い恋愛系の曲とか無かったし、応援ソングみたいのも無かったし、男臭いロックンロールな香りも無かった! 「これはアリ、あれは無し」みたいなトコが一致してた。お互い声もへんちくりん。知久くんは20年たった現在でも、見事な高音をキープ! すごい! オレは1オクターブくらい歌声低くなっております。

飛行機で九州入りした知久くんたちと、新幹線フェチのオレは小倉で合流。すでに彼等は軽く飲んでいらっしゃった。すごいよね、ビール大好きなんだよね。結局3日間、ライブ中もず~っとビール飲んでたよ、知久くんは。よくノドもつよなあ。

門司のBRICK HALLは かつてのビール工場にあるの。まさに知久くんのためのスポット。建物、赤レンガでかっこいい。一応楽屋があったらしいんだけど、入り口あたりの雰囲気があまりにも居心地良くて、そこにいたなあ、最初っから最後まで。お客さんたちが普通にブラブラしてる場所で、自分らも飲んでたりタバコ吸ってたり楽器持って曲順練ってたり。

第一部はトモフ。この3日間は全部、最初にオレ、第二部知久くん、第三部2人で、、ってスタイル。自分の出番終えて、飲みながら知久くんのライブながめて、ほろ酔いで第三部に合流。最高の流れだ。門司のお客さんはユルクて素晴らしい。もともとユルメな人々なんだろうけど、BRICK HALLのイスとがやたら座り心地良さそうで、余計にしあわせそうだった。ここ最近、巌流島ライブとか、小倉のアップルフィッシュ、ファズピックスたちとの縁で 北九州ピープルとはちょい馴染みなカンジ。何もかもバッチリだった。入り口のカレー屋さん(トモヒロくん)も好青年で素晴らしかったし。今度は不思議メンバーで来なきゃだよな。

この夜の仕切りはイマナミさん。去年の巌流島ライブでお世話になったひとです。いつも手厚いおもてなし、感動です。ありがとう。でも、あんなに豪華な打ち上げじゃなくてよいのですよ。知久くんにはビールと枝豆。オレには日本酒とタバコでOKである。
というわけで、3日間の初日が、すでに完璧な夜だった! どうしよう。ぜいたくな不安に包まれつつ食べ過ぎて爆睡。