つれづれライブ日記


vol.277
2007. 9.30
「ライブの想い出」

9月30日 湯田温泉 Organs'Melody


大分から出発前の朝、早起きして温泉に出かけた! まるで「トモフ、旅を満喫族~!」とゆうカンジだが、事情はちと違うのだ。3日前から急に首と背中から左手にかけて鈍痛。すなわち鈍い痛み。温泉行ったらどうにかなるかなって思ってね。いいトコだったなあ。駐車場ほぼ満車(50台くらい)なのに、中は空いていた。3人くらい。ご近所の違法駐車場になっている模様。せつない。で、7つのフロを片っ端から体験した。ジェットがボ~ッてやつは あまりにもジェットがジェット過ぎて「いたたたたた」ってスグ終えた。電気風呂はピリピリ。水風呂は「ひゃぁ~!」。朝から大興奮だった。

さ~て、次は湯田温泉への旅だ。大分から「かもめ」に乗って小倉まで。そこでエイゾウさん(店長)と合流してドライブ。関門海峡を渡る頃、去年の巌流島ライブを思い出し、みんなでホロッと涙。ウソ。また来るっしょ。あのメンツで。うむ。ただ、巌流島ライブは準備とか運営とか大変そうだから、小倉バードマンだけでオレは充分しあわせだなあ。あ、今度はアップルたちも。で、大分と湯田温泉の2大温泉地をプラスしたらバッチリだ。って、オレが勝手に決める事ではございません。

Organ's merody、前回は2年前。あの時は出来立て状態だったけど、この2年の間に床とか壁とかの雰囲気が ちゃんとライブハウスっぽくなっていた! 頑張ってるね、エイゾウさん。男のロマン着々と進行中。すごい事だ。来たらわかるけど、かなりのどかな温泉街なんだぞ。「さびれてる」と言っても過言じゃなかろう。昼間なのに飯やはどこも開いてない!お腹減ってたらコンビニに行くしか無いのだっ! 若者と言ったら、学校帰りの中学生がチラリってぐらい。そんなトコでライブハウスやってるんだもん。これぞロマン!
で、そうゆうロマンに集まる人は結構いるんだね。地元のミュージシャンだけじゃなく、ナンバーガールの向井くんとか、ローザの永井さんとか来てたみたい。そしてお客さんたちね。みんな熱いのだ。オレもしっかりしないとだ。

お客さん、ほどよくギッシリ着席。夏だったらムシムシだったべなあ。愛する宇部の青年たちも駆けつけてくれてた。サンキュー。オバッチ(青年のひとり)は、いつも酔っぱらってオレを迎えてくれるのだ。この日もデロンデロンだったようだな。きっとシラフだと照れちゃうんだろうな。もらったお酒をオレ、その場で飲もうと空けたら発泡性でシュワ~って来て、酒まみれになりつつ歌いました。よき想い出。ちなみにその酒まみれTシャツを買ったばかりの同じTシャツと交換してくれた優しい女子もいた。やっぱ、すごい街なのだ。

知久くんとの2人ツアー、とうとう最終日だあ。第三部は、かなりの充実ラインまで達していた。「カンチガイの海」も大分から加わって、知久くんのハモリコーラス、さすがにスゴイ。口笛も上手だから、サードたちギャフンだぞ。知久くんの曲の時は、オレはギターを裏返ししてパコパコ打楽器で、右足でバスドラムを。一晩ごとにレパートリー増やしていったんだよオレら、やる気満々族だった! 「昨日と同じじゃダメだっ」の心意気。「ワルクナイヨワクナイ」の間奏で知久くんが いろんな楽器でソロをやりまくるコーナーが、3日目には「壊れてしまう寿くん」ってゆうコーナーに変わっていたなあ。あれは都会では見せられない。怖かったなあ。立派だった!

ふう。すっごい充実感な3日間だった。知久くんは この後も九州と北海道をひとりで廻る。すごいパワーだ。毎日朝から、ライブ中、ライブ後ってビール飲んでるのに。今回のライブは トモフ的には『大航海』リリースしてから初の西遠征。「無計画~」のコーラス、どの会場もバッチリで(強制だけど)しあわせだったです。また会おうぞ! 愛しき乗員・乗客たちよ!