つれづれライブ日記


vol.283
2007.11.18
「ライブの想い出」

11月18日 京都 磔磔

ゆうべのプチ反省からの強力な跳ね返りっ! まあ反省っつってもね、オレだけの問題だったからな。「ライブの流れ」みたいなことを ちょいと考えたのだ。簡単に言えば曲順! たったそれだけの事なのだ。お客さんからしたら、曲順なんて、あんまり重要じゃないのかもだけどね。圧倒的に違うの。「曲順を考える」っつう行為自体が オレには大事みたいだよ。

大阪から京都への移動中(今度はみんな一緒の車)、自分は昨日の曲順表みてウンウンうなってみた。「ここがヌルいな」とか「ここでコレだべ」とか。ライブの最初から少しづつ妄想してゆくのだ。実は、こうゆうの久しぶり。ここ最近は「ライブはお客さんが作るもの!」って思っててさ。でもその「成り行きまかせ」なレベルが強過ぎてたな。最低限の心の準備は必要だな。すまん、あたりまえの事ですね。いやあ、ほんと、曲順決まったとたんに「うおおおお」って燃えてきたもんなあ。ライブ~! ライブ~!って。

あまりにも「ライブするぞ~」の炎上が激しくて、待ちきれなくて、開場ん時から客席でウロウロ、トモフショップ(物販スペース)で販売、サイン会、記念撮影までしてしまった。ライブ前にお客さんとしゃべるの面白いね。「今日が初トモフです」ってゆう青年とか、「オトダマで知りました!」ってゆう恋人たちとか。そうゆう人たちの気分と接すると、自分も「おお、頑張んなきゃ」ってなるね。本当はそんな接触なくても燃えなきゃだめなんだろうけど。自分内燃料はカラッカラだから、オレ。外部から無理矢理点火してもらわなきゃ、、なのだ。つくづく、これからもヨロシク。

さあ、ライブ! まず、音泉の田口君の前説。ズルイくらいウケている。ジェラシー! で、つぎは昨日同様、サードクラスタイムを2曲。これまた熱いおもてなし。モア・ジェラシー! ハカマダ節炸裂。彼は、どこでも彼である。さすがだ! で、「はるさ~ん、ともさ~ん」と弱々しい叫びで呼ばれて5人が勢揃い。「歌う41」やって、次いきなり「マーライオン」! ゆうべ、やらなかった曲をここに配置! ボ~ン。これだけでかなり興奮。で、昨日はアチコチに散らばりがちだった『大航海』の曲はガツンと中盤にまとめた。そのブロックでは常に海の上な気分なの。(実際のライブでは 曲順まちがえて船員と船長のひとり会話を何度もしてしまったけど、そのブロック内は全部海の上っつう設定だったからいいのっ!)

そして、これも初歩的で恐縮なんだけど、ギターを壊さないように気をつけた! オレもハカマダ君もノン・トラブル! やっぱギターって音出る方がいいぞ。きのうみたいな「トラブルからの復帰」っつうエネルギーを 全部ライブそのものに回せた! 2日間とも参加してくれた人は「昨日は昨日で面白かった」って言ってくれるかもだけどね、ヤル側はやっぱこの夜みたいな、ただどんどん昇ってゆく~♪っつう方がラクちん。もう昇るだけ昇ってしまったぞ。われに返るスキマが無いまま、最近の中では最高な「やっほ~っ」って夜になった! じゃああああん! ガオ~! めでたし!

2007最後の関西がスゴく濃い2日間で良かったです。激ラブ!! 2008もヨロシクたのむぞお! 

P.S. 打ち上げの後、この日あたりが獅子座流星群でもあったので、激寒の京都の街をサードたちと うろついた。空が大きく見える所があんまりなくて、マンションの屋上を狙ったんだけど屋上にはカギが掛かっており、しかたなく工事現場のスキマに5人で立ちんぼ。うっかりヨソ見とかしちゃうせいで、個人差があり、ハカマダ、オオツカが2個。アンボ(物販女子)とオレが1個。くめむらよそ美さん、残念賞0個。(兄はホテルでスヤスヤ。)今年の流れ星、かなり少なくて、そしてあまりにも京都の夜は寒くて、おかしくなった僕らは最後に5人でまあるく手をつなぎ、京都の道の真ん中でグルングルンまわって終わった。泣きそうになるくらい楽しかったのです。わああああっ! シュっ!