つれづれライブ日記


vol.294
2008. 2.20
「ライブの想い出」

2月20日 高円寺HIGH

トモフ、2008初のSET YOU FREE、場所は高円寺に出来たばかりの「HIGH」ってライブハウス。名前は、高円寺の「高」からとったんだろうか。かなり立派なトコで驚いたのだ。(以下、HIGH関係者でもないくせに絶賛文攻撃)当たり前だけど、出来立てでキレイ! フレッシュな出来立て建造物のニオイがツ~ンと、くすぐったい。地下に降りてゆく階段が映画館みたいだ。むむむ、ドアがっちり、壁もバッチリ。金かかってるんだろうなあ。でもバブリーなイヤなカンジじゃないぞ、ただ丁寧に頑丈に作ってるってカンジ。「せっかくライブハウスやるんだから、ケチらずにしっかりしたもんを作ることに決定!」みたいな、オーナーの熱い心意気を勝手に感じ、ジ~ンとする。おおお、天井高い! 地下なのに! わああ、2階席もあるぞっ、地下なのに~! トイレ、、、おおおっ! 男女分かれてるっ! お客への愛だっ! 素晴らしい~。こんな不景気なご時世に、しかも のどかな高円寺の南口に、、、思い切ったよなあ。男のロマンだべ。ナイス! グッジョブ! 

そんな素晴らしいとこでSET YOU FREE。今年もヨロシクです。いつも熱いイベントに誘っていただきありがたい。この日もエキサイティングなバンド2つと、ひとりトモフとベイビー&サイダー。若者バンドたち、2つとも面白かった。ただ楽しげってだけじゃなくて、最近の若者バンドって みんなウマいのなあ。たくさん練習してんのだろう。勉強になりました。

さ~て、この日のひとりトモフのテーマは「真冬」。今年の2月がホントにちゃんと寒い真冬なもんだから、前の日に部屋で曲順とか考えようとしても頭回んなくて、くっそ~、じゃ、この冬ならではの冴えないカンジをライブで「公開ヤツアタリ」だ、、ってことに決めた。一応、新曲作ろうと頑張り、でもサビしか出来なかった。『長すぎる冬』って曲。サビ以外は適当語で歌った。面白かった。2/20バージョン、録音しとけば良かった。それと、なんか無性に腹が立つ「地デジ」への怨念をこめて『マーライオン・地デジバージョン』。かなり共感ゲットしたはずなのだ。だって、腹立たないか?今のまんまのテレビじゃ映らないんだぞ。映らせないっつうのかな。そんなのアリか?で、やつら暴動をおそれて、温厚そうなキャラの草彅つよしで なんとかごまかそうとしてやがるっ! ファック! だまされるなっ! 立ち上がれ~、一揆だっ! わら人形だっ! なんつって、ちゃっかりうちはケーブル回線のテレビも1つあるんで、そんなに痛くはない。

ライブ、ちゃんと熱くやれた。冬のトモフってテーマだったくせに、大汗かいてしまったぞ。たしかに日々、気温は寒くてシュ~ンなんだけど、そうゆうイラつく季節に対する思いはギンギンに燃えておりまして、もう手がつけらんない。制限時間2分オーバーしちゃった。たった2分だが、オーバーは珍しいのだ。『無計画とゆう名の壮大な計画』、ショートカットしたんだけどな。不覚。あ、でもベイビーたちなんて1時間くらいやってた。いけない大人たちだ。久しぶりに観たけど、すごいことになってた。ライブの8割、、いや9割がトーク! んで、最後にアンコールも。無理矢理ベイビーが「ト~モ~フ! ト~モ~フ!」ってステージにオレを呼び戻そうとしている。オレはさっきの大汗がスッカリ冷えてるシラフの男だったので、もういいだろ、充分終わりだろ~って! 困った。お客さんたち元気なまんまだし。すごいな日本。みんな2月でヤケになってるんだな。ブルーハーツの「がんばれ~!」って曲のドラムを強制されました。、、全然がんばれないんだけど、ちゃんと「がんばれ~!」ってとこだけはマイクに叫んでみました。

終演後、地上でおしゃべりも楽しかった。お客さんや、お店のヒトや、対バン君たちと。3つめに出た、名前に「四」がつくバンドは ちょっぴりローザっぽくて「大好きです」と伝えました。仲良しを作らないとな。せっかく外出したんだし。彼はチャットモンチーさんと同級生らしくて、「ベースの子が トモさんの画集を買ってましたよ」っておしえてくれた! おおおおおっ!

いろいろ励みになりました。残りの2月も頑張ろ。いい日だったなあ。サンキュー、高円寺~♪