つれづれライブ日記


vol.301
2008. 4.13
「ライブの想い出」

4月13日 南青山マンダラ



うう、またやってしまった! 時々、やっちゃうなあ、こうゆうライブ。マンダラ・ディナーショーだと結構しょっちゅうかも。やばいわ。で、どんなライブかっつうと、「このごろ あんまりやってない曲ばっかりやろお」ってライブ。なんでそんな無茶をしたくなっちゃうかっつうと、ディナーショーって ここんとこチケット即無くなっちゃう企画なのだ、、、つまり、この日に集まってくれるお客さんは たぶん、かなりマニアックな人たち。(頑張ってチケットゲットしてくれてるのだから、たぶんトモフに詳しいと推測)そうゆうお客さんをギャフンと満足させたいって野望が湧いちゃうんだよなあ。

めずらしく、ライブの3日前あたりから練習始めてた。オレにしてはモノスゴイ事である。「やってみよう曲リスト」を作ったら、鍵盤曲多くてね。鍵盤は猛練習しないと。あと、ギターで弾く曲も普段やってない曲ばっかり。昔の曲の歌詞、思い出すだけでかなり酔った。そ、日本酒飲みつつの猛特訓なのである。非常に愉快。ライブの前夜なんてスゴイんだぞ、ちゃんと翌日のライブ開始時間あたりに、「では、ライブスタート! 歌う42歳~!」って部屋で大騒ぎ開始。お酒で良い気分。

さて、当日。いきなりドカ~ンとミスって驚いた。だってユウベはちっとも課題曲では無かったはずの1曲目「歌う42歳」で、つまづいたもん、オレ。ま、この曲を鍵盤でやるのは初だったんだけど。「では、、最初から。」って、2回やってしまった。あと、「われら天敵」だったかな、これも2回。ライブ中盤でも「幻想特急」を2回やっちゃってたなあ。「ださいなあ、オレ。めずらしく練習してたのになあ、、」って頭の中、熱くなっていった。シュワ~って。しかも難しい曲はこの先まだまだたくさんあるって知ってたから。この時点のつまづきは猛プレッシャーだったなあ。「もう、やり直し攻撃は効かねえぞ~」ってね。

カセット1の曲たちをギターでやったりもしたな。「君はまだMISSかい?」「記憶のコントロール」「2人めの君」あたり。ギターだから まあラクなハズなのだが、どうもユウベと調子が違う。なんかギクシャクなんだよなあ。で、わかった。原因。もちろんシラフで敏感すぎるってのもあるけどさ、、、マイクなんだよ、マイク! 部屋練習ん時はマイクなんて立ってないの。でも、本番はあるじゃん、マイク! で、マイクあると やっぱそれに向かって声出さなきゃいかんので、ゆうべは自由だった姿勢が本番ではひとつの方角にピシッとセットされてるんだよね。正面向かなきゃいけないっつうね。それだけで変わるのなあ、人間ってナマモノだあ。もちろん、これは言い訳でござる。そんな初歩的な常識はクリアしといてくださいよ、トモフさん!なのである。

お客さんは最初は無邪気だったけど、いつしかみんな「母親目線」になっていた! マンダラじゅうが「がんばれ、がんばれ、しっかり~!」ってカンジ。出来のわるい子の綱渡りをヒヤヒヤ見守ってる空気なの。ほんと申し訳なかったです。本当はブーイングの嵐で当然なのに。せっかく素晴らしいオムライスとイチゴのムースだったのに。あああ~、、、消化にも悪影響だったろうなあ。

結局30曲くらいやって、そのうち慣れてる曲は5つくらいだったから、そ、ほとんどの時間が大変だったのだ。ダメです、こんな事では。こうゆう「大変」は良くない! もっと別の楽しい種類の大変で ああゆう長時間を一緒に過ごさねばっ! 猛反省な夜でした。ある意味記憶に残る夜だった。しっかりダメ出しメモしました。ああ、やさしい母親たちよ、お元気ですか? ボクは もう少し 頑張ります。次はいいとこ見せなきゃです。とおおお~っ!