つれづれライブ日記


vol.305
2008. 5. 2
「ライブの想い出」

5月2日 神戸BACK BEAT

5月になった。ゴールデンウィークだねえ。しみじみするなあ、早いぜ1年。この季節はみんな上機嫌で悪くないよね。行きの新幹線の隣に座ったおじさんも ゴキゲンでナイスだった。「これ買い過ぎちゃって 食べきれねえから 食べてよ」ってカマボコくれた。「音楽やってるのかい? どんな音楽なのかい?」
「う~ん、日本語で歌っております。」
「ロックかい?」
「ロック! っつうほどゴ~ンでは無いんですが、フォークってほど静かでも無いです。」
「ふ~ん、オレにもあんたくらいの息子がいてさ、、、」
「え、自分42っすよ」
「うえ~? 42~?」
「たぶん、おとうさん世代のほうに近いっす。」
「あ~、そ~なんだぁ。へえええ~、42、あ~、、」
「いやぁ、すみません、、」
「それで食っていけてるのかい?」
っつう流れで、人生系のトークを楽しんだ。きっと、音楽とかやってるのは、せいぜい20代までってゆう常識があったんだろう。そのおじさんは、息子さん(ちなみに息子さんも音楽好き。でも会社員を頑張っている。)には生きたいように生きて欲しい、、と同時にちゃんとガッチリ安定もして欲しいってカンジでした。長崎へ里帰りのひとり旅だったらしい。いろいろためになりました。ありがとうございます。お話を勝手にまとめさせていただくと、「元気が一番!」ってことですね。うん。3人の子供たちを大学まで行かせた立派な男。55歳で趣味はマラソン。
「じゃ、今度ホームページ探してみるよ。ト、モ、フ、ス、キー、、、ね。ふむふむ、、」
って、手帳にメモなさっておりました。ホントにここ見てるのかなあ。お元気でしょうか?

神戸は天気良し。スゴク暴風で気持ちよかった。そっかあ、42でもまだフラフラしてるんだなあ、オレ、、ってしみじみ体に浴びつつBACK BEATへ。この日の対バンのリハがビシビシ聴こえた。ばっちりバンドサウンド。オレ、この日はひとりトモフなのにトリなんだよなあ、出番。ひゃあ。ちょいスイッチを旅人モードから上げた。ホテル近かったけど、ず~っと現場でエネルギー補充。

夜。ライブスタート。最初はヒダリ。オレ、彼等に会うの2回目。でも前回は日本シリーズに夢中で彼等のライブは観てなくて、今回初めてちゃんと体験した! やるね~、ヒダリ。かっこいい。いびつだけど、ポップ。このジャンル大好き。あこがれる。次はクリームチーズ・オブ・サン(息子)。バンド名は「下」だけど、やってることはもう全然完成度高くて、風格ありあり。7人で分厚いショーをしていたよ。その後にオレ「ひとり」なのに~。

でもガツ~ンと頑張れた、ひとりトモフ。BACK BEATって盛り上がっちゃうね、ついつい。真横にもお客さんいるのが面白いのだ。みんななぜかガラ悪いし、いい意味で。きっと飲みやすい雰囲気なんだろうなあ。キレイで、全然飲み屋な色じゃないのにね。バー・カウンターのあたりに「お酒どおぞ~」「おかわりいかがすか~」って空気が充満してるんだよなあ。オレもやたらテンションあがった。長崎効果かな。楽しかった! 次の関西は5/24だね。その日はバンドトモフだ。ふっふっふ。シャングリラ、どんなとこかなあ。ヨロシク!