つれづれライブ日記


vol.309
2008. 5.24
「ライブの想い出」

5月24日 梅田シャングリラ

初シャングリラ! トモフの場合、今までは「大阪でワンマンっつったら、十三~!」だったのだ。なので、最初「次のワンマン、シャングリラってとこでやりますよ」って音泉チームに言われた時は「え? WHY?」ってちょい淋しくもありました。が! なんと、ここも素晴らし~! やばい! でも、自分の中で整理をつけた。愛人がファンダンゴで、恋人がシャングリラ。

現場到着して即、おおお~! って好きになってしまった。ちょいあやしげ。レトロっつうのかな、天井からシャンデリアで、ステージ後方にエンジ色のどんちょう。(ちなみにオレ、このエンジのどんちょうって大好きで、自分の部屋のカーテンがコレである。)床とかステージとか木で出来てて、まるでバナナホールみたいな質感。大好き。ニオイもいいし。客席は後ろが段で高くなってて、お客さんも観やすそうだね。ステージも高いしな。「うわあ、こりゃ、絶対楽しくなる、、」ってスゴク安心した。

リハはキッチリ頑張った。弁当食べるタイミングが無くて兄から「ダメだよ、ちゃんと食べないと。もったいないよ。」って叱られた。そうなんだよなあ、ライブ直前とかじゃ食べたら眠くなっちゃうから食べないし、食べるんだったら到着してスグだったなあ。ううむ。ついついスグ音合わせしたくなってしまったのだ。反省。リハはね、ステージの中の音にスッゴク気を使ってみたな。最近特にこれ大事。なんたって、この5月のオレは 音に埋没したがってるからさ。体じゅうで音を感じたい、、って言葉にすると気色悪いけど。ま、あのDJイベント以来、自分はヤル側でもあるけど 音楽聴きにも来てるからさ。プレイヤー部100パー、オーディエンス100パー。なのでステージ上の音大事なわけです。

そんな入魂なリハ終えて楽屋に行ったら、隣で結婚パーティやってた。すごい盛り上がってんの。なんかジェラシー。ま、いいか。たのしげな空気がこっちの本番にも伝染してくれればよし。ライブ前は いつもの事だけど テンションいったん落ちます。なんでだろ、あの夕暮れ時って、酒のみたくなる。朝と昼の疲れが来るのかね。冷静になっちゃうのだ。でも、この日もサードクラスにプチフロントアクトしてもらって、くすぐったい彼等のライブのおかげで自分も徐々に血が騒ぎ出したのだ。助かる。

彼等が2曲熱演後、「ト~モ~フ!、ハ~ル~フ!」ってゆう最近生まれた(ハルフってのは 兄が ハカマダ君に強制しているのだ)妙なコールで大木兄弟登場し、5人勢揃い。どわ~っとあいさつ済ませてライブスタート~っ! ひゃあ、やっぱり気持ちよしっ! 照明明る過ぎ~っ、照れるぞ~って気もしたけど、ここはなんか良い! そして客席にピュ~ンと、、、、落ちた。今度トモフが降って来たら、支えてあげて下さい。ステージに帰還しようとしたらコケて足強打。(寝る前に足みたら切れて腫れてたっ! 女優失格!)

足痛いのはライブ中は全く感じず。それどこじゃないもんな。ガッツリ音楽に埋没せよ! っつう自分内約束してるから。埋没しつつガンガン動いた。踊りっつうよりか、アスリートな動きだ。やたら筋力的にハードなタイプの動き。ある意味、カケなんだよね。1曲目からクライマックス気分で行くのって。途中で果てる危険もあるじゃん? クールなお客さんとかは引くかも知れないし。でも、行っちゃうんだよ。しっとり気味の曲でも手拍子要求とかね。後日、しっとり聴きたいヒトからは苦情を頂いてしまった。スマンが、「こうゆう聴き方もあるかもね」ってくらいに苦笑いしててくださいよ。ビートを意識したいのだ。ここ最近。

序盤は心のどこかに「この前の渋谷を越えなきゃ、、」みたいないらない邪心が時々アタマをかすめてたんだけど、ライブ終盤は目の前の景色と音楽だけに包まれて、かなりいいカンジになれました。ありがとう。結婚パーティに勝ったぞっ! すごいいいとこだったね、シャングリラ。オレには十三に愛人がいるけど これからもヨロシク!