つれづれライブ日記


vol.314
2008. 6.23
「ライブの想い出」

6月23日 名古屋 アポロシアター

いったん最終日気分。厳密には27日の吉祥寺がファイナルだけどね。京都の朝~。ホテルから不思議バス停車位置まで、電車でひと駅ぶん歩いた。爽やか散歩で二日酔いをリフレッシュ。バスがまだ到着してなくて、みんなで交差点でチョイ休憩してたら、どこかのテレビ部隊(カメラマン、レポーター)が近くで仕込みを始めた。寝起き族とは全然違う、テンション高めなモードのパキパキな人たちで、自分は何気に距離を置いてみた。そしたら直後、ベイビーがキャッチされたっ! 京都の街角でマイクとカメラを向けられるベイビーの図は、なんか妙に爆発的におかしかった! レポーターも、ちゃんとわかってるよね。「あ、このひとはコミュニケしてくれる♪」って感じたんだろなあ。不思議女子たちは大笑いしながら携帯で撮影していて、その時の映像は27日の吉祥寺で上映されたのだった。浴衣についていろいろ聞かれたらしいよ。で、ちゃっかり「興味あります」ってことで話ししてたらしい。すごいよベイビーって! レポーターさん、助かっただろうなあ。

京都から名古屋はそこそこ時間かかる。新幹線なら1時間だけど。バスだから充分、ベースの特訓できます。もちろんした! 時々、バスの前の方の席に座ってるクメムラ(リズム隊のボス)んとこまで移動してアドバイスもらったりね。いやもう、ほんと頭の中「スピリチュアル」な旅だったなあ。ま、しょうないよ、ヘタなんだから。そこさえクリアできれば完璧に満喫できるんだから踏ん張らなきゃ。や、踏ん張るとか言いつつ、実はこんなに音楽に昼間っから触れてる自分が新鮮で。楽しかったのです。

アポロシアターに到着。馴染みの階段を下る。おお~酒井君、相変わらずキラキラだ。歳、取らないなあ。実際、かなり若いんだっけか。わかんなくなっちゃった。客席の奥にはソファー地帯があって、居心地よし。とりあえず自分の部屋のようにダ~ンと寝そべって 今回の不思議グッズのトートバッグにたくさん落書きして「マイバッグ」にしたりしてた。

酒井君がやって来て、「トモさんゴメン! 明珍(ミョンドン)が最近は予約とか取ってないんだあ。代わりにいつかの中華料理屋でいいよね?」「ええええ~っ!? ガ~ン! ミョ~ン! 」、、、落ち込んだ。かなり楽しみにしてたから。最終日の打ち上げはミョンドンで鍋~! みず菜~! ラストに麺投入~! ってしか 考えてなかったんだあ。それからはオレ、息を吐くたびに「ミョ~ン、、、ミョ~ン、、、」イジケスキー。(その後、急展開でミョンドンが取れたっつう吉報が入り、その時は喜びの「ミョ~ン!」)

さあ、ライブだあ。アポロは構造が、ファンダンゴや磔磔よりも客席の奥行きは無くて横に長い。ステージの中の音も、前の2カ所に比べてかなりデッド(残響とか、まわり込みの音が少ないのだ)。風呂の中でハシャイでた7人が、脱衣所に移動したカンジ。自分らの出してる音とか声が昨日までと比べて えらくクリアに聴こえるから、気を抜くと我に帰ってしまうのです。ちょい危険。自分は動いて体温あげて回避しました。お客さんこの日もいっぱい集結してくれてたなあ。不思議ツアー動員、増加の傾向。よかったなあ。名古屋族もラブリーで大好きでございます。

じゃ、今回の日記はアンコールらへんに触れてみます。アンコールの部で即、思い起こされるのは、ハカマダ君の「モモの歌」なんだけど、あの曲の彼の置かれてる立場は、MTでのモリくん踊りタイムに似てる部分があるのだ。過去にテンション高いモードの時に、すさまじいパフォーマンスを繰り出した歴史があって、そのせいで、その後も、その時のソレを期待されてしまうパターン。期待される側は大変だと思うぞ。テンションをその域まで引き上げておかねばならないからさ。あのモリくんでさえ、「きょうは、やめとくよお~」とか弱音吐く時あるんだもん。ま、それでもやってくれちゃうんだけど。ハカマダ君の場合「すみません、今日はテンション足りないので、『モモの歌』は無しで!」なんて言えないじゃん? 一応、メンバーの中では若手だからねえ。でも毎回スイッチ突然入ってたなあ。『駒場北4』とか『めめしい歌』で泣かせた男が、あの暴走! まさに「あいだの無い男」である。見事!

ああ、とりあえず旅の3発無事フィニッシュしたな。みんな頑張った~。さあ、打ち上げ~っ! 明珍! ミョンドン! やっぱり最強なんだよなあ、あの味と食感。行った事無いひと、行けっ! じゃないと、オレがミョンミョンばっか言ってて ワケわかんないっしょ。