つれづれライブ日記


vol.320
2008. 8.28
「ライブの想い出」

8月28日 新宿レッドクロス

紅布~! 今回は堂島くんとのひとり対決。「対決」なんかしてないけど。いやあ、堂島くん、男らしい! 海の男! しかも漁師系。すっごい頼もしい。おかげでオレは自由な夜でした。ありがとう! オレよか10歳以上若いんだぞ。なんであんなにしっかりしてんだろ。長男なのかな。ちなみにトモフは4人兄弟の末な人生を満喫しております。

夕方に紅布で再会。前はLOFTで一緒になって、その後野球もしたりして、で、いつのまにかQUEの吉田くんが彼のマネージャーになってて、、まったく緊張感のない空気でラッキーだった。夕方で夜の色は決まるのだ。だからもうその時点で「今夜は楽しい!」に決定。ホッホッホ~♬

第三部のための特訓、一瞬で終わった。各自の曲を1曲づつと、堂島くん選曲で大澤ヨシユキの「そして僕は途方に暮れる」とサザンの「いとしのエリー」の4曲を。どの曲も1回「せ~の!」でやってOKだったぜ。ちなみに「そして、、」も「いとし、、」もオレ、リアルタイム世代である。「いくらトモさんでも知ってるだろう」って曲にしようって、気を使ってくれたのかもな。スマンねえ。助かるねえ。優しいねえ。海の男だねえ。

本編スタート。第一部は堂島君。しっとりストレートな弾き語りかと思ったら、テンション高めで、そのうちギターと鉄琴の音がして、「ひとりのハズなのになぜっ?」って、いそいそステージの脇からのぞいたら、まず最初にギターを弾いて、それをサンプラーに取り込んだのをループさせて、それに合わせていろいろプレイしてるらしいのだ。ギャオ! で、なんと、顔つきが冷静なのだっ! オレだったら、「どうだぁ! すごいだろお~! オラオラ、庶民ども~! ほめろ~!」ってなるくらいのハイブローなのに。やっぱ絶対、長男だ。

第一部が終わり、満足顔の長男とすれ違って、第二部へトモフ登場~! 同じひとりライブなんだけど、全く異種格闘技戦でござる。オレは右足でバスドラ踏みつつ、アコギはアンプにつないでジャキ~ン。カラオケタイムでは客席に突っ込んだ。お客さん、かなりおとなしかったから いろいろ攻撃してみた。面白かったです。悪トモフは上機嫌の証でございます。とことんブワ~っと楽しんだ。堂島君に「自由でうらやましい」っぽいこと言われたけど、あのテイストは お客さんのおかげなのである。あと、赤い照明のおかげもある。普段のオレは全然「自由~♪」ってカンジじゃないのだよ。ああ、いい景色だった。平日に集結する人種の気合いって、素晴らしい。

で、第三部! やったあ! なんと夕方の練習よりも、うまく行った! オレたち本番に強いぞ! どちらかがギター弾いて歌ってるとき、相方はキック踏みつつタンバリンとチビマラカス振ったのだ。堂島君も打楽器好きらしくて良かった。すっごいよ、各自の曲なんて、夕方に初めて出会った曲なんだぞ。でもすでに「持ち歌」かのように楽しかった。「幻想特急」、オレ自身がまだ不慣れな曲なのに、堂島君コーラス&打楽器ばっちりで、なんか異様に完成度上がっていた。大澤曲もサザン曲もグッジョブ。名曲強し! さらにアンコール来たので「カエルの合唱」をトモフ、お客さん奇数誕生日、お客さん偶数誕生日、堂島君の順に輪唱。夏の終わりの平日は熱かった! わああああ!