つれづれライブ日記


vol.322
2008. 9. 7
「ライブの想い出」

9月7日 泉大津 OTODAMA・SET YOU FREE テント

OTODAMA'08

7時起床~! 早起きは気持ちいいわい、、嘘っ! 昨日のアルコール、まだ全然代謝されておらず、かなりキツイ。でもセッチューメンツと待ち合わせしとるけん、脳にムチ打って少しづつ始動ばい。天気バリ良か! ニセ九州人モードで朝のつらさを無事乗り切って、御堂筋の待ち合わせ場所へ。町田くん運転の大きめのバンに乗り込んだ。しゅっぱ~つ! 再眠してもいいのに、あまりの天気の良さにテンション上がる上がる。途中、もうひとつの待ち合わせスポットでメンツ追加乗車。謎の若者がイソイソと乗り込んできた。「THE パンツ」ってバンドの青年。「東京からヒッチハイクで来たら、セッチューテントに出してあげる」って、千葉君に言われて、本当に実行しましたっ! 、、と、本人は言っていたが、せっかくなので全く信用せず「証拠が無さ過ぎる」「昨日新幹線で会ったじゃん」とか、からかっているうちにオトダマ会場に到着した。

おお~! ここだぁ! わぁ、メインステージの骨組みが見える。巨大で不気味だ! 去年は あそこでやったのかぁ、勇気あったなあ。今年はセッチュー・テント。なんか警備員さんがピシピシ言ってて、なかなかセッチュー号の進入を許可せず。確かに怪しい車だったからな。15分くらい会場入り口で停車してた。朝イチのお客さんたちが車のスグ脇を通過して行き、トモフTを着てる同志が見えたらキュンとした。無事に一日過ごせ~!

許可下りて会場内へ潜入。セッチュー・テントは思ってたよりか小さくて、この時点では鼻がツ~ンとせつなく痛くなった。だってさぁ、会場に入って来る群衆はみんな大浴場(メインステージ)方向にダッシュ。自分らのとこは素通りなのだ。マニアじゃない限り、ここにもライブスポットがあるってことは知らないんじゃないか? ってカンジ。ツ~ンとしつつも、フラカンや、おとぎ話のリハを聴きながら一服したり、準備したり、早くも日本酒をチョピチョピ飲み始めていた。早朝の空気の中での日本酒は異様に気持ち良かったのです。何もかもが美味しかった。タバコも、お酒も。そうこうしてるうちに早くもオトダマがスタートした! 足湯(2番目に大きいステージ)で おとぎ話。(セッチューテントの割と近くで、よく見える。)なんかいつもよりか頑張っちゃってるぞ、おとぎ君たち。朝イチの責任感かな、エライ! 普段は夜にしか観た事ないから、不思議な気分。照れくさいっつうかね。次に大浴場でフラカンがスタート。ワオ! 音、でかい! 声も、でっかい! 野外でもこんなに音きっちり聴こえるものなんだね。音響さんグッジョブ! ヨサホイ♪の大合唱が地鳴りのように聞こえてきて、日本酒もクイックイックイッ♪ 全然午前中ってカンジじゃなかった。すでに。

フラカンが終わってしばらくしたら、徐々にセッチューテントにもお客さんが集まりだして、自分の出番の2時頃には、朝のせつなさがウソのように満員! よかったぁ。テントに入りきんなくて、はみだし観戦客もいるぞっ! なんかやたらみんなテンション高い。うれしい~! が、ちょい焦る。この熱さにオレは答えねばならないのだ。ダイジョブか? でもステージに上がったら景色最高で、ダイジョブに決定~! ふだんのお客さんよりか年齢層バラバラで、みんな無邪気な夏の酔っぱらいたちだ。(自分が酔っぱらいだったので、他人も全員そう見えたのだが。)おお~、愛しい~! 

さ~て、セッティングだ。キビキビやるぞ。いくら飲んでても、だらしないのは駄目だ! ケーブルとか指差し確認しながらつないだ。いつもみたいに右足で踏むバスドラムが無いから、かわりにギターケースにマイクをガムテープでくっつけてダンダン踏もうとしたら、床を直接踏む音の方がでかい事に気づき、マイクを床に貼付けてもらった。準備 OK !  「歌う42歳~っ!」わあああああって大歓声。うれし~! 超気持ちいい~! なんも言えね~! で、ガシガシギター叩き弾いたら1曲目でピックアップ(ギターの音を拾うマイク)がギターの穴の奥に落っこちてしまった。が、夏の魔法のおかげで、意外にスグ直ってライブ再開。いやあ、何やっても楽しい方向に転がった。ナイス空気! アリガタイ! お客さん最高だと、こっちもどんどん世界記録更新モードになってゆく。ず~っとファイヤー・マリオ状態。(極端に例えが古いです、スマン。)あの瞬間ならオレ、ハンマー100m 投げれたぜ。オレだけじゃなくて、あそこにいた人ら全員、最強集団だった! 最高合戦。どっちがコールで、どっちがレスポンスなんだか、わけわかんないような図式でした。どろどろに汗かいて目に入って、まるで、「トモフ号泣!」だったけど、実は、、ちょっと泣いていた。強嘘。や、でもホント、ものすごい30分だったぞ。きっと音なんてショボかったろうし、声も2曲くらいで枯れてたんだけど、トモフ年表に太字で記録だっ! 

ふぃいいい。そのあとは何してたっけな。とにかく飲みっぱなしだったな。炎天下だったら危険だね。屋根付きでラッキー! そうだ、土砂降りも楽しかったな。時々わざと外に出て浴びた。オレの他にもそうゆうお馬鹿が結構いた。大雨とか雷って群衆をひとつにするんだよな。

あ~と~は~、、、そうだ、Tシャツにサイン攻撃しまくった。きっちり全部に日付入れたぞ。大事な日だから。ナマのBGMがえんえんとあちこちから聞こえてくるから幸せな時間だったです。いつのまにか日本酒切れてたら、すかさずお客さんが3パック追加持ってきてくれて、エンドレス! 最後は民生くんの音楽がグルグル回ってた。OTODAMAの民生君は最高です。

ダメ押しに花火観て、グレートのDJ観て、心身ともにもう満杯になって帰りました。ちなみに、ホテルまでの道があと10センチ先だったらケロケロケロっとオールリバースしていた! ギリギリセーフ。そ、何もかもがギリギリで最高の位置で踏ん張れた一日でした。泉大津フェニックス、、、あっ! フェニックスって「不死鳥」だもんな。にぎやか族たちよ、ありがと~。また、あそこで再会!