つれづれライブ日記


vol.353
2009. 4.19
4月19日 大阪 BIG CAT


またやってしまったな、、。オレは自分が手に負えない。困った。動き過ぎ。しゃべり過ぎ。結局、あいかわらずな男のまんまだったのだ。ひとことで言うと、「落ち着きが無い!」である。ひとことで言える事なんだから 簡単に直して欲しいぞ。小学生の頃から同じ事言われてるじゃん。しっかりしろ!トモフ!

たしか、前回のバンドトモフ(at 代々木)の成功の要因は「程よく疲れるくらいの空調のおかげ」と分析していた。この日は、その点バッチリだった。ありがたいよ、6時過ぎだっつうのに、超満員の大ネコ屋敷で、とんでもない熱気がモワ~っとステージまで届いていた。しかも群衆みな陽気!さすが日曜の心斎橋。ヒトをアッパーにさせる。出番最初だったおかげで、お客さんたち全員、気力も体力もピュアだし、はっきり言って、これ以上の環境は無い!ってくらいだったんだよ。CAPITAL RADIO、清水音泉、こんな舞台をアリガト~!だったんだ。

ああ、そんな状況でオレは あんなふうになっちゃうのだなあ。舞い上がっちゃうんだよ。43のくせにな。燃え過ぎちゃうんだよな。だってよ~、ステージにあがって、第一声「トモフスキー!」って叫んだら「うおおお~!」って巨大歓声返ってくんだぜ。そりゃ、普通ではいれなくなるわぁ。一秒で自分のネジ、全部とんだ。いつかのオトダマの時に似てるんだ。ガ~!って何かが来ちゃう。で、身の丈以上の自分を目指すんだ。困った張り切り屋さん状態。体力バッチリなロックな男なら グイグイ行けちゃうんだろうけど そうじゃ無いんだからまいったね。

この夜の曲順は女子組(オオツカ&クメムラ)が考えた。冒頭の「歌う43歳」の次に「うしろむきでOK!」「その2つ以外は」、、最初から結構アッパー。このアッパー攻勢にしてやられたのはボーカルであるトモフであった。興奮して、まんまと即、弦切った。ガ~ンだよ。ここ最近、ライブの流れとか気にしてたのにな。ハカマダくんに間をつないでもらって、お客さん的にはニヤニヤな時間だったのかもだけど、弦切りハプニングは、もうダメダメ!鋼鉄の弦、希望。

新曲やったら(コーラス増えたっしょ?)、次にミック降臨希望の「GO!GO!GO!」が配置されてて、しっかり期待に応えてミックしたら、ここで筋力余力ゼロ。無茶しすぎた。ミックおそるべし。「SKIP」で休めるつもりだったハズなのに、ミック直後の静か曲って、逆に筋力的に激ハード。重量挙げやった直後に、汗だくで箸でマメをつかむようなカンジです。右手の指がピクピクしていた。で、ラストに「スポンジマン」「我に返るスキマを埋めろ」「脳」だべ?完全に息あがるよなあ。なんとかライブ成立してたっぽいのは、コーラス練習頑張ったおかげだ。メンバーには申し訳無さ過ぎ。持ち時間もオーバーしちゃって。オレ、かっこわるい~!

なもんで、打ち上げ、オレだけ元気無し。ピーズもフラカンも完璧だったから、みんなノリノリで楽しく飲んでいたなあ。サードクラスは前の日の神戸が最高だったらしくて、彼らも充実感でバッチリ飲み食いしてた。うらやまし~!食いまくるオオツカの横顔が眩しかった。あ、でも、この日のピーズん時にオレ2曲鍵盤弾いたんだけど、それだけはバッチリ出来た。迷惑かけずに。そこだけは神に感謝だけど、それ以外は「しっかりしろ、神!」だ。ウソ、しっかりするのはオレですね。せっかく頑張って曲つくって、みんなで練習してんだから、まず、そこだよな。走る前に靴脱いじゃダメだよ。お、なんか中国の格言みたいじゃん。この反省は6月のワンマン3発に生かしたいです。忘れちゃうのかなあ。う~む。マジックで手のひらに書く。「靴脱ぐな!」  まとめ・鋼鉄の弦とマジックが必要。