つれづれライブ日記


vol.372
2009. 9. 5
9月5日 泉大津 OTODAMA '09




午前中から日本酒攻撃で、オトダマに染まる作戦。あまりに気持ち良いので、クピクピ。なぜかオトダマは悪酔いしない。空気いいからかね。

物販席で飲み開始。屋根つきだし、風通し良くて快適。いろんなバンドのライブが全部聴こえるし。露天ステージなんか真横から丸見えだぜ。買い物にやって来るお客さんと握手したりサイン書きワァワァやってると、つられて自分の気合いも入る。もの凄いもん、彼等のエネルギー。10分くらい物販席で彼等とコミュニケしてれば、すぐ気合い補給満タンOK!、、、って、つもりだったんだけど、アリガタイとゆうか、試練とゆうか、お客さんの列が途切れず、結局何時間あそこでクピクピしていたのだろう。

3時過ぎ、ヨロヨロヒラヒラと愛しのセッチューテントに移動してサードクラス観戦。おお、今年は屋根無し!炎天下~!サード、意外に太陽にマッチしてた。万能ジャンル!ハカマダ君が時々TUBEを超えていた!芝生に体育座りの炎天下族も気持ち良さそうだった。笑顔の群れ。

その後も大浴場のピーズが始まるまで物販席にいたのかな。陽気な日本酒マンだったよ。「試練」とか書いたけど、スゴクゴキゲンなんだよ。やばいよオトダマ。やっぱ酒は外で飲むのが一番だね。普段は夜にしか会う事ないお客さんたちと、昼間にしゃべるのも楽しいし。あ!ちゃんとライブ前は酒OFFにしたよ。酔っぱらってワケわかんないなんて、もったいないじゃんね。エライ!プロ意識!

さて、楽屋で酔いをさましつつ、ギターの弦の張り替えをしながら、ピーズのライブを聴いていた。歓声がグワ~って地鳴りみたいに伝わってきてた。絶好調っぽいなあ、兄。ダッシュで弦作業を終わらせて客席へ。最前でもヨコの隅っこなら空いてるんだぜ。穴場だ。特等席!そこで単独で自由に踊る女子発見。自由過ぎてシンディローパーかと思った。ピーズであそこまで楽しんでる人を見ると、こっそりうれしい。身内意識。

ピーズ、4時半くらいは、まだ太陽ギンギンで、ステージに直でバ~ンだから、かなり暑そうだが、3人はあきらかに幸せそうだった。オレ、1曲でバテて再び楽屋へ。身内失格。いや、しっかり床に寝そべってピーズの振動を吸収。とにかくオトダマは体力と気力の娼婦、、じゃなくて勝負だから、全部をエネルギーに変換して本番を待つのです。しばらくすると、ご満悦そうなピーズチームが楽屋に帰還。ヘトヘトだぁ~!っぽい事言ってたけど、ちゃっかり満喫顔で、うらやましかった。オレも もうすぐ 行くぞ~。

5時半くらいに露天ステージに準備に出発。いよいよだ!ギターと小袋持ってジャリ道を移動。う、体力やばし。途中にライブハウステントがあって、ファンダンゴチームからもエネルギーもらった。(酒じゃないよ、声援!)もう朝からいろんな人に、もらいっぱなし。セッティングしてる時も お客さんの「お~い、トモフ~!」みたいな声が飛び交い、即自分のゴキゲンモードにプラス変換。大浴場ではポリのハヤシ君が歓喜の叫びを上げていた。いいね~。ちょいとハルと真似してみたりした。ワクワクしてきたぜ。ゾクゾクでヒリヒリだ~!

準備終えたら、いったん裏で待機。大浴場のライブ終了を待つのである。そしたらさ!まだGOサイン出る前から「トーモーフ!トーモーフ!」って、史上最大音量のトモフコールが聞こえて来ちゃってさ(ハルが始めたらしいんだけど)、おおおお!って、慌ててステージへ。ドワ~!大観衆~!う~れしい~!すごい景色だった!ジ~ンとか通り越して、吐き気みたいな感動。泣きそうになってしまった。初めてだった、ああゆう吐き気な感じ。「こみあげる」ってのはこのコトかっ!涙、照れ臭いんで、ウッと熱いカンジが来たら即、後ろを向いてた。

ライブ始まる前で、そんな状態だったから、始まったらもうとんでもなかったよ。こみあげっぱなしのカタマリだった。正直言って、あんなに集まってくれるって想像してないじゃん。大浴場はポリ、ユニコーンっつう黄金のつながりだったから、その間の30分だけワザワザ露天風呂トモフに移動しないだろって、思ってたのだ。そんなスリルなタイムスケジュールだったのに大集結してくれて、しかもあの盛り上がりでさ。なめてたな、オトダマピープルは最高だった!どのバンドにも熱いのだ!泣いちゃうよ、しょうないよ。メンバー見てもこみ上げちゃうから、どこ見ていいかわかんなかった。ダメ押しにライブ終盤には夕暮れの時間がやって来てさぁ、、東には昇りたての満月!なんなんだこの壮大な展開は!オレの人生がこんなゼイタクでいいのかっ!いいんだな?滅多にないもんな、これっきりでも悔い無しだ、よ~し!わあぁぁぁ!ドカ~ン!

はい。絵はがきみたいな夕焼けの中で僕らはお星様になりました。そのあとは幸せな虚脱人で、ユニコーンの地鳴りを聴き、フラカンの勇姿を真横からながめ、ベイビーとサードたちの踏ん張り(筋少の音量でかくて)を芝生に座って観戦していた。で、花火がズドドドド、、。いろいろあるけど、人生は上々だ。ありがとう!同志たち!オトダマ!フォーエバー!

PS. オトダマ、打ち上げも最強。自分は、ほとんど横たわっていたけれど。清水君の幸せそうな顔が良かった。一昨年の清水君、ただ疲れまくって放心って顔してたもんなあ。バンザイ!