つれづれライブ日記


vol.388
2009.12.17
12月17日 京都 MUSE


今年最後のバンドトモフ関西遠征。初日は、自分にとって今年の掘り出し物的ヒットスポットだった京都ミューズ!秋頃、日程計画の時、「年末にもう1回ラブジューソーやれたらよいなあ、、」って言ってたら、「前の日にミューズも、どうですか?」って田口くん(清水音泉)に提案され「MUSE?おお、是非是非!」って成り行きで。フラカン京都3daysにもギリギリかぶらずバッチリの日取りで即決。お客さんには平日でスマンかったけど。


冬の京都の寒さを甘く見ていたっ!ただでさえ、なんか最近ガツンと日本列島大寒波で、しかも夏暑く、冬寒いで有名な土地、京都どす。シャキ~ン、、、MUSEのステージ裏、寒いっ!楽屋が、そのまま階段につながってる造りなんで、気温的には冷えたコンクリなのだ。寒いと全然動けなくなる巳年トモフ。それとなく弱音を吐いて、ユキサダくん(MUSEのリーダー)にお湯ポットを運んでもらったり、あれこれお世話になりっぱなし作戦だった。トイレに行かずに本番を待つ。(トイレが上の階だったので動かずにガマン。さすがにトイレに代わりに行ってもらうわけにはいかず。)「大丈夫。ライブで汗で出す!」と。


ステージに出たら、もうポカポカの南国。エアコンって素敵だ。お客さんは別の季節からやってきた陽気な民のようだ。MUSE、ステージの高さとか、照明のカンジがバッチリなんだよなあ。ツアー初日なのにビロ~ンと楽しくやれた。普通、多少ギコチなくなるもんだよ、初日って。上機嫌なお客さんが、こっちの上機嫌を産んで、こっちの上機嫌がお客さんにフィードバックしてゆくナイスな夜だった。ライブ中も「あああ、いいねえ。初日なのにラクちんだぁ。いいトコだぁ。」っぽいコトばかり言いっぱなしだった。あんまり言うと社交辞令くさくてイヤだったんだけど、本心でござる。おもわず「住みたい?」とさえ口から出てしまった。ま、それは言い過ぎだったな。夏暑く、冬寒いじゃ、かなり困る。


秋からワンマン名物になりつつある、組曲コーナー。今回は「冬」。トップバッターはハカマダ君で「冬のリヴィエラ」。リハの時とかはズ~っと自信無さげなハカマダ君だったが、予想通り、ちゃっかり本番には爆発していた。メンバーの中で一番本番に強いのはハカマダ君だ。オレ、カンペ見ながら弾いてて序盤は下を見てたんだけど、ふと途中で前方みたら、ハカマダくんがお客さんに大波を作らせていた!腰抜けた。次が兄で「北風小僧の寒太郎」。これもお客さんのおかげでリハを超えていた。初回なのに理想型が完成しちゃったよね。あいの手の「カンタロ~♪」っつう叫び、オレらよりもちゃんと客席がやっていた。MUSE族、ことごとくグッジョブの連発!最後は自分の番で、カステラ期の「メリークリスマス」とトモフ期の「長すぎる冬」を。組曲「冬」は、この後の十三、渋谷で更に熟成されてゆくのだった。


しっかし、いい夜だったなあ。この先が不安になるくらい。サンキュー京都!来年もヨロシクお願いします。ライブ後は、ホテルの近くのラーメン屋で、十三の曲順を考えつつ、お酒を飲みました。「お?めずらしく他のメンバーも日本酒ばっかり飲んでる、、」と思ったら、そこ、焼酎置いてなかったらしい。日本酒派でラッキー。で、部屋に帰還。うむ、霊気無し、良し!のど壊すのがまだ怖いから、風呂に湯張って、マスクして、さ、明日は十三~!