つれづれライブ日記
vol.393
2010. 1.27
1月27日 下北沢QUE
LOST IN TIMEの海北くんに声かけてもらって2バンド企画。1時間づつイベントって丁度よいのだ。実は海北くんとは5年以上も前に麻雀したことあったのだ。当時で、すでに落ち着いた青年だった。そしたら今まだ29で、つまり麻雀ん時はまだ22、3歳だったんだと!かなり渋い打ち手だったのに。ワオだよ。ど~ん。サードたちでさえもう30代バリバリなのにっ!どうしよっかね。どうもできないけど。昨夏のオトダマの時、バンドトモフの事、すごく褒めてくれたんで、褒めてくれるヒトは友達だ!同志だ!で、きょうに至る。
7時10分バンドトモフスタート。あぴゃ!3日前の高円寺とか元旦のQUEとはガラリと変わって 妙にカタメの空気。最近ゆるい空気でワ~オ!っつうライブが続いてたから焦った。ライブの女神、今夜は試練をお与えのようだ。正月気分いきなりオフ。使って無かった脳をフル回転だ。さぁどうしよ、無理せずシュクシュクと曲に集中するべきか、または踏ん張ってこの空気をこじ開けようか。で、思い切って踏ん張る方向を選択した。チャレンジャーだ。ずいぶん頑張ったなあ。内心、「報われるのだろうか、この頑張り。熱くて寒い男になってるぜ!いや、めげるな!世界を信じろ!」と。もう性癖だね。ロスト君たちと夢のようなエキサイトな平日ってのを想定していたのだからさ。いじらしいべ?
あとになって判明したのだが、2番手のロスト君たちのライブ、演奏とか曲の洗練さ加減、ハンパじゃなく猛烈なんだけど、基本姿勢はクール!客席は厳粛!曲中もMCん時も張りつめてて、音楽に集中っつう、そうゆう世界だったのだっ!先に言ってよ!「ぴよぴよぴよ~!」っつう史上初のコール&レスポンスとかやっちゃったじゃんか、オレ。確実に妙な44歳だったのだ。
ただ、変な部分で炎願望は満たされたのである。ハカマダくんの新ギター(SGっていう機種。フラカン竹安くんと一緒♡)が引き起こした様々な事件。ライブの女神はお留守だったが 笑いの神が御降臨なさっていた。年末にゲットしたばかりの、せっかくのニューギターだったんで、ギターソロの時に「ハカマダ卓~!行け~!」みたいにアオったら、その曲(「天国は天国じゃなさそう」)のソロは変態系の旋律で、まるでヒョットコ踊りのようなソロが太い音で響き渡った!ものすごく変!SG意味無し!「こんなソロの時に注目させてスマン!」と謝罪。で、終盤の「ほめてよ」の間奏で、よしココだろ!と再び「ハカマダ卓~!」ってアオったら、今度はトラブルで突然ギター無音!SG意味無し2っ!ドカーン!タイミングの不運さに感動してたら楽屋から機敏にQ太郎さん(ステージ関連のプロ)が代わりのギター持って来てくれて、わあ~コレ本物のSGだあ!って盛り上がった、、、?! 無音~!原因はギターじゃなくてシールドだったのだっ!Q太郎さん意味無しっ!この意味無し地獄の最中も演奏ず~っと続いてるのだ。こうゆうルートでライブの温度が上がるとは、ライブは実に奥が深い。そしたらハカマダくん、ギターをアキラめてマイクをガシっと持って客席に向かいハンドボーカルで「誰かほめてよ~、僕の事を~」歌う歌う。そこオレの歌うトコ!ま、当然のように彼にまかせた。嵐のような終盤だった。序盤が吹っ飛んだスペクタクルだった。ハカマダ君、ありがとう!
で、そんな嵐の後の2部が、さっきも書いた厳粛なひとときでね。噛み合ってたのか?この2組。ライブのやりかたは正反対だったけど、気持ちは つながっていた!と信じ込む。はい。ここで事務的情報~。なんとこの日の夕方のリハ時に 録音作業もしてしまってたのだ。「長すぎる冬」のドラムとベースを済ましちゃったぜ。ライブ当日に録音マシン持ち込んでんだぜ、スゴイだろー。QUEの古川サン、野水くん、スペシャルサンクス欄ゲットです。スミマセン、ありがとう。濃い一日だったなあ。カラダは疲れなかったけど、アタマはフル回転だった。これくらいで良い。ボケ帽子で。ん?防止です。
※セットリストは、
たまぶくロカビリー風呂愚で。