つれづれライブ日記


vol.403
2010. 4.10
4月10日 名古屋アポロシアター


天気良し!すっかり春。リッチに新幹線移動したぜ。アーバンライナーとかJRっつう選択肢もあったんだけど。疲れ恐怖症。名古屋に着いてからは途端に地味に地下鉄。「新栄町」で降りるとき、切符が無いことに気づき、「あ!切符が無いっ!無いっ!、、、うわぁぁあ~ん、うわぁぁあ~ん!」と改札手前で号泣(うそ泣きです)したら、先に改札通り過ぎてたハカマダ君が真顔で「大丈~夫!僕がついてま~す!」って改札越しにオレをなだめてくれて、ありがたいんだけど、すごくおかしかった。ふだんは猫背のあやしい鬼太郎が、まるで生徒会長みたいで。えらかった!嘘泣きしてゴメン。まわりの一般ピープルの子供たちは引いてたらしい。そんなにリアルだったか?、、っつうか、44のおじさんの「うわぁぁぁあん!」が単純に怖かったかな。あっさり改札許可が下りて、拍子抜けしつつ地上へ。

アポロには3時に入ればよくて、1時間余裕。『唐獅子』とゆう名の中華料理店にみんなでトライ。思い切ったんだぞ。だって、店先のルックス、かなりヤル気無さげなんだもん。店内も薄暗くて、あんまり掃除とかしてないドンヨリ感で。「ううむ。たぶんホロ苦い想い出を共有することになるな、、」って、一同うつむき気味。「ま、いいじゃん、旅!旅!想い出!想い出!」って、、、

ドドドド~ン!意表を突いて『唐獅子』ナイス!わ~い!名古屋に宝石発見~!佐々木徳郎(ささきとくお)さん、いい腕してます。(御丁寧にフリガナまで付けたけど、トモフが勝手に想定した名前です。)その後は徳郎さんの今日に至るまでの悲喜こもごも(もちろん妄想)を語りあいつつ、楽しい昼食を終えた。

さ~、去年のダイアモンドホールとほぼ同数の精鋭たちが今夜はその日の6分の1くらいの広さのアポロにギュウっとだ。かなり密集だな。大丈夫か?お客さん!お、全然元気だ。楽しげだ。いいね~。やっぱ名古屋もバンバン来たいね~。来ちゃうぞ~。ここんとこ毎回そう思う。

ワンマンも二日目になるとバッチリ余裕あり。メンバーもグリグリだ。お客さんとのヤリトリもいい意味でかなり適当。
トモフ「アーバンライナーで来たぞっ!」
お客さん「ほぉ~!」
トモフ「途中下車して花見もしてきました。」
お客さん「おおお~!」
トモフ「さっき東山動物園にも寄ってきてね、ハルは象がお気に入りの様子。」
お客さん「おおおお~!」
ハル「アイ、ワナ、象~!!」
など。すべて嘘エピソード。嘘の巨塔。エイプリル・フール・フォーエバーなんでね。結局、ハルが「全部うそじゃねえか!」って、バラしちゃって、気持ちのいいブーイングの嵐をいただいた。(責任取ったのか、本当に象が好きなのか、ライブ翌日、ハルは本当に東山動物園に行っていた!)

ユルユルしつつも、プレイ中はドッカンドッカンだったり、どろっどろに濃厚だったり。本編のラストブロックなんて7曲連発だぜ。(これはベリベリハードだった。連発は多くても4にしとこ~。)アンコール最後のメンバー紹介で、絶頂に達し、「忘れない~!」をひとりにつき3回強引にコール&レスポンスした。5人だから合計15回だよ、もうわけわかんない歓喜なひととき。締めは「名古屋、好きになりそうです!」と叫んで終わった。とっくに好きなんだけど、なんか楽しくて、いじわるしてみたのだ。

この日のアポロ、夜中の部があって、そのバンドたちのリハが始まり、いそいそとカバンとか片付けつつ観戦。いいバンドだった。世界は広いね。人間は偉大だ。PA兼うちあげ番長の酒井くんがその夜中の部も仕事なので、なんと今夜は明珍(ミョンドン・お気に入りの打ち上げ店)無しっ!ガ~ン!オレの「みずな」が知らない誰かの胃袋に~っ!号泣。これは、ちょい本泣き。