つれづれライブ日記
vol.407
2010. 5. 6
5月6日 八王子 PAPABEAT
八王子は2度目。前回はバンドトモフ。「花団まつり」で来たんだっけね。今回はひとりトモフ。2度目ともなると、ドライブ経路や駐車場の位置にも慣れてきた。東京の西の果ての街。意外に都会なんだぜ。夜は風俗の香りで、いかがわしさもある。住んだら病みつきになりそうな街である。
SET YOU FREEのイベント。「メガマサヒデ vs ひとりトモフ」ってことなんだけど、対決する間柄では無い。メガくんは時々トモフ曲を褒めてくれる、素晴らしい青年なのだ。『幻想』フェチらしいぜ。ありがたい。この日は、オープニングアクトっつう設定で、ハッピーベアー、阿部ゴールド。合計4組の夜でした。ハッピーくんたちは、21歳!、、には全く見えない風格。いや、ボーカル君以外はちゃんと若者だったな。そのボーカル君は21なのに医者に肝臓を心配されてるくらいで、実に困ったもんです。カラダ、大事にしてもらいたいもんです。ゴールド君は30。歌もギターもメチャクチャ上手で、この4組の中で一番「プロ」なテイスト。これ以上練習とかして欲しくないです。
ライブ前の夕方の楽屋、ふだんよりか飲んじゃってた。居心地良かったんだもん、楽屋。自分は今夜が終わると一旦ライブモード終了っつう日で、「ふ~、頑張ったよなあ、4月終盤と5月序盤、、」って、プハ~っと。ライブ前なのに既にひとりで労をねぎらっていたのです。あ、でも、本番直前はノンアルコールに切り換えていたのでご了承!
7時。出番前のゴールド君が「トモさんは、いつもライブにどんな心構えで行くんですか?」みたいに話しかけてきて、「ううむ、、どうなんだろ、、わかんない、、、ライブにコツなし!ってのが唯一のコツ!」ってエラそうに答えた事を記憶しております。かっこいいアドバイスでも出来ればよかったが。
ハッピーベアーもゴールド君もバッチリなライブをしてるのが楽屋に聴こえてきてた。青さ無し!やたら「メガさんが、、トモさんが、、」って話題をMCで触れてくれてて、年長者にやさしいなあって思った。曲になると激・本気で、やりきった!っつう充実顔でみんな楽屋に帰ってきました。いよいよメガ君登場。すごいね、やたら客をあおってた。超アグレッシブ。オープニング2組の本気モードがメガ君に火をつけたかな。お客さんはおとなしめなんだけど、あえてそこにグイグイ切り込んでゆく勇敢なサムライだった。
で、9時前にトモフの番がきた。すっかりお酒はさめております。ステージに上がったら、会場が明るくて「うお!」って驚いた。パパビートって、テーブルとかイスとかで、すっごくリラックスなつくりなんだよ。客席は居心地最高じゃん?でも、ステージがね、とにかく照明が明るいの!丸見え!っつうか、丸見られ!オレって、暗めの赤とかオレンジフェチだから、一瞬で困惑。と、同時に、こんなシラフな光景で、みんなあんなにノビノビライブしてたのか!すごい!勇者!って尊敬してた。




もうスタートでおじけづいちゃってさ、なんだかただ音楽やってるだけのライブしちゃったなあ。悔しい。楽屋では一番リラックスしてたくせに、ライブは一番こじんまりやってた気がする。ま、そのおかげでダラダラモードじゃない、ギンギン音楽モードなライブしてたんだけどさ。八王子でGWの終わりをマッタリ過ごす!ってつもりだったから、「んん~?こうゆうつもりじゃ無かったんだよなあ」って。音楽的には燃焼したけど、生き物的には不完全燃焼。微妙な気分で帰りのドライブをしました。超ノロノロ運転。グレてたんだなあ。無事故でなにより。
つうわけで、4月の終わりは無邪気にラララ~♪で、5月の始まりはライブの難しさにピピピ~!っつうカンジ。これでしばらくライブ無しだもんな。神様、ニクいね~。やるね~。しっかりしろって事かな。OK、ビシビシね。次のサード企画の頃には、CD出来上がってるんだぜ。ふっふっふ。アルバムは無理だけど。よい初夏を!