つれづれライブ日記


vol.408
2010. 5.20
5月20日 高円寺クラブライナー


サードクラス主催の企画に誘っていただいた~っ!ひとりトモフとピラニアンズとサードクラス。

この日、トモフは楽器無し!クレヨンと油性マジックとスケッチブックを持って高円寺へ。「トモさん、ステージで普通にライブするんじゃなくて、絵を描くってのは どうですか?」って、ハカマダ君に提案されてて、「お、斬新で、いいかもねえ」ってゆう流れだったのである。

『トモフのお絵描き教室』とゆうタイトル。本番まで、あえて綿密な段取りは、無し!「せっかくの初体験なんだから、本番一発勝負作戦で行こうぜよ!」とね。ハカマダ君は、直前楽屋ではヒヤヒヤのご様子。なぜなら、トモフが絵を描いてる脇で、即興でBGMをするっつう任務を与えられていたからである。大丈夫。オレたちは本番に強い!

ライブスタート。ハカマダ君、主催者として冒頭あいさつの後、さっそく歌い始める。やっぱりダイジョブだった。「トモフスキーの~♪お絵描き教室~♪」。ひょっとこ踊りのような、ハカマダメロディー。それに合わせて、楽屋からトモフ登場。お絵描き道具袋(コンビニ袋だけど)を「ほらほら~!」ってカンジで見せびらかしつつ、ちゃんと「ひょっとこリズム」に合わせてね。くいっ、くいっと。楽しげな苦笑をいただく。

道具袋からクレヨンとか油性マジックとか取り出すたびに、「ほら、何か歌う!」ってアイコンタクトを。「おお、それは~、、♪ク~レ~ヨ~ン~♪、、」って実況BGMが繰り出される。実に新鮮で奇妙なショーである。最初の5分くらいで2人の芸風の方向性は決まって、あとはどんどんそのルートを登ってゆくだけだった。客席もなんとかついて来てくれてるようだ。よしよし。いやぁ、、楽しくてたまんなかった。BGM、結局は自分も歌いつつ作業した。絵とは全然関係無い、布施明とか、さだまさしとかね。でもオレが歌い出すと、ちゃんとハカマダ君が演奏つけてくれるの。ピャラ~ンと。いったいオレたち何曲歌ったんだろ。普通のライブよか、確実に歌いまくってた。もうちょい料金高くて良かったな。なんちって。

絵。ひと作業終えるたびに客席に途中経過を発表。スケッチブックをかざして「どうだ~っ!」って自慢するのだ。ちゃんと拍手の嵐になるまで待って、次の行程に。その後、黄色のクレヨンを持った時、『イエローサブマリン』を歌い出してしまって、「あ、ビートルズと言えばっ、、、、ベイビーじゃんっ!」って、楽屋でくつろいでたベイビーをステージに招集。だから終盤は、3人でその異様なショーを登ってゆきました。楽しかったです。お客様の空気のおかげだね。

やった~!持ち時間内に絵が完成。トモフの絵によく登場する、あの『月』。「すごいだろ~、クレヨンでこんなふうになるんだぜ!ちゃんと光ってるっぽいだろ?な?な?な?」って事をリアルタイムで伝えられたと思います。ちゃんと「教室」の名目も保った!で、この出来立てをその場でプレゼントするための抽選タイムへ。抽選方法もその場の思いつきで、ステージの3人でジャンケンを繰り返し、当選番号決定。ちゃんと欲しがってるっぽいヒトに当たって良かった!最初から最後まで奇跡の連打の40分だった。ホッとしたぁぁぁ。



2番手のピラニアンズの見事なサウンドで、クラブライナーはぐいっと音楽モードに。基本的にインストだから、何もかもがすっごい渋くてカッコ良かった。楽屋で聴いてて、何度も「うお~!」「わあ~!」ってみんなで感動してた。出番待ちの3番手サードクラス、プレッシャ~!悪いプレッシャーじゃなくて、気合いが入ってく様子で。

で、3番手、サードクラス。気のせいか、いつにも増して丁寧にじっくりプレイしてたよな。あれはピラニアン効果だね。ナイス相乗!夜はどんどん濃くなった。

フィナーレ~♪、、セッションタイムは、ハシャギモードな時間でお許しを~。まずドラムトモフとベイビーギターで『ショパン』。ほっほっほ~。ドラム叩くの、相変わらず大好き。この歌も大好き。次にハカマダ君を呼んで『カンチガイの海』。ギターハカマダ、ベースベイビー、ドラムトモフ。バンド名「HBT」です。ヨロシク。さらに続いて、サード全員と前田さん、塚本くんで『ワルクナイヨワクナイ』。この日初めて立ちボーカルをした。よろけた。まだまだ終らず、最後にサード曲『ある一日』で、よき終焉~!黄金の夜だった。観れたヒトたちも、混ざってた自分も ラッキーピープル~♪ビデオ収録してたっぽいぜ。うおおお、、、観たいっ~!