つれづれライブ日記


vol.422
2010. 9.23
9月23日 川崎クラブチッタ


SET YOU FREEのフェスに呼んでもらって、豪華なひとときをエンジョイしてまいりました。ありがと~!

たくさんのバンドが出場したイベント。最初のバンド(人生補欠くんたち)なんて、朝10時スタートだったんだぜ。その頃、オレまだ家でウダウダしてた。雨がもの凄くて、雷まで鳴ってた。「さすがフラカン、、、、」って感動していた。(フラカン/雨バンド)実はトモフも去年の秋あたりから、かなりの確率で雨を呼ぶ男なんだけど、この日の土砂降りと雷雨はオレの仕業では無いよね。あきらかに。

家を夕方4時に出発。安全運転で夕方5時にチッタに到着。まだまだ雨、ガンガン降ってた。サンボくんの雄叫びが裏口まで聴こえてきてた。楽屋で軽く休憩。運転でちょいとテンション上がっちゃったんで、クールダウンです。その後、トモフグッズを抱えて物販スペースへ移動。

物販スペースは、チッタの入り口玄関ロビーみたいなとこ。広くて居心地よかった。朝から一日中ライブを観てる若者たちのうち、「ちょいと一服ダラダラ休憩」をしに出てきてるロビー族たちがガヤガヤしてて、おもむろに、ニャオル(ネコタオル)やら、Tシャツとかを机に並べたり、うしろの壁に飾ったりしてると、「あ、トモフだ、、」ってぞろぞろ集まってきてくれて、でもさすがに照れくさいんで、ここで日本酒をクピ。ぷは~!さ、行くぞ!売りまくるぞっ!

「いらっしゃいませぇぇぇえ!」、、その一声だけで、ウケてくれる。やさしいロビー族たち。たぶん、本番前に出演者本人が売り子をしてるってのが異様で面白いんだろう。フッフッフ。面白がられるのは、嫌いではない。テンション上がって大変だった。かなりのペースで飲んでおりました、クピクピと。おいしかった。ドアのむこうのライブの音もズンズン聴こえてたし。サイン書くマジックのインクが微妙になってきたら、釧路のダテ君が「あ、オレ買ってきますよ~」と、お使いに行ってくれたり。見ず知らずのあんちゃんが、思い切って全品購入してくれちゃったり。愛に溢れたロビーだった。この時点で既に幸福。

かなりのエネルギーと現金をお客さんから吸収してギンギンの状態で本番前の楽屋へ。ちょっと時間が空いたんで、となりのとなりのフラカンとヨーキン楽屋にアコギを持って「流し」をしに遠征。リクエストに応え、カステラさんの「ビデオ買ってよ」、自分の持ち歌として、フラカンさんの「深夜高速」を歌いました。店内(その楽屋)には楽しげなお客さんが5、6人。ちゃんと「ビデオ!ビデオ!」とか「手前しか照らさない~♪」と合唱していただいた。

トモフライブの番が来てステージへ。セットチェンジ。スタッフさんたちのテキパキさに感動。リハの無いイベントだったのにもかかわらず、完璧にアンプやスタンドやドラムセットが配置されていった。プロだ!お客さんたちも元気だ。すごいな、一日中ここにいるヒトたちが元気なんだぞ。よし、オレもしっかり頑張るぞ、、と心に誓う。

セッティング中の空き時間についつい、また、この日の持ち歌を始めてしまった。大好きな曲なのだからお許しを。気持ち良かった。大観衆を前に「深夜高速」。ただね、歌詞がまだ部分的にしかわからなくて、「手前しか照らさない~♪」を繰り返すのみ。うんにゃぁ、この部分だけでもいい歌詞だと思う。さ、ライブ開始。

この日だけの曲「秋分の44歳!」でライブスタート、、ワオ!全然ドラムが聴こえないっ!自分の声もかなり小さめだ!ピンチ!モニター(ステージの足下にあるスピーカー)チェックするの忘れてた!どうやら、オレだけじゃなくて、メンバーみんな必死にクメムラのリズムを肉眼経由でゲットしていた!





おおお、なんか、いい!試練を共有している感じだ。戦場で銃弾が飛び交う中、必死にアイコンタクトやらボディアクションで交信してる戦士たちみたいだ!なんちって、そんなことになる前にしっかりモニターチェックするんだよ、これからは。

でもおかげで、テンション、かなり高い位置でキープ。





ちっともユルユルな空気ではなかった。演奏中は。いったん曲が終ると、そのぶん曲間はド~ンと緩む。ちょいしゃべり過ぎたのかな。スマン、お疲れのところ。だってさ、楽しかったんだよ、なんか。ロビーから続く幸福がズ~っと途切れないまんまだった。オレらの後にはフラカンがバッチリ、夜を締めくくってくれる、、ってゆう、精神的にラクな順番ってのも大きかった。実にのびのび満喫してしまった。ありがとうセッチュ~!ありがとうフラカン!最後は、竹安くんのそっくりさん(ハカマダ君)にスポンジマンの「シュ!」を思いっきり発声していただき、トモフ終了~♪





ラストのフラカンは見事だったね。全然、心配ご無用でした。(彼等はケガで大変な時期なの。)一応世間的には逆境なんだろうけど、なんかそのぶん燃えていた。いつもより更に真っすぐな気がした。キュウちゃんがその真っすぐさをサウンド的にも直球にしてた気がするよ。なんちって、ライブレビューみたい。キュウちゃんが予定ダメな時はサンコンが叩くんだってよ。それも確実にいいね。でも、どうしてオレに一声もかからんのだろうか。照れてるのかな。きっとそうだ。まったく、水臭いんだから、も~。はい、調子に乗り過ぎて風邪をひきそうです。気を引き締めます。秋もヨロシク!