つれづれライブ日記


vol.428
2010.10.18

10月18日 渋谷 O-EAST


ツアー『Born in the'60s』の最終日。とうとう終わりが来てしまったなあ。淋しくなるなあ。


O-EASTは、トモフお馴染みのO-WESTから通りを隔てた向かい側にあり、道を越えただけで、三倍くらいの大きさで、かなり華やか。壁とか床のテイストもプチリッチである。2階席がグル~ッとしてる構造はWESTに似ていて居心地よい。駐車場のスタッフさんも優しくて助かった。このあたりの街並はモロ渋谷で、裏道はラブホテルがビシビシで、ちょいとキオクレするのだが、一歩、現場に足を踏み入れさえすれば、幸せな空間でござる。


この日は、バンドトモフ、コレクターズ、ピロウズの3つ。ゼイタク言うと、ピーズと怒髪天がいたらパーフェクトなんでしょ?最終日なんだし。でも出演者5組になると、スタートが5時とかになっちゃってハードだし、アビコや怒髪天にも都合があったみたいだから仕方ないのさ。さ、楽しも~!


























で、ものすごく果てた!病み上がりってのも原因だが、今回のツアーの中で一番大声出したからな。最終日のトップバッターなもんで、気合い入るじゃん。あと、こっち側の問題なんだけど、自分の声とか、ほとんど聴こえなくてね。立ち位置が悪いからね、オレ。トモフって、たいていステージの前のヘリで歌ったり、しゃべったりするから。そこはモニター圏外なので、音が聴こえずらくてあたりまえなのさ。(モニターってのは、ステージの足下に置いてある、ミュージシャン用のスピーカーである。)O-EASTでやる時は、ちゃんとステージの中にいないと駄目だね。まあそのぶん体全部で果てたから 良かったのだが。うむ、最終日に余力ゼロ。理想的だ。


うっかり時間巻きでスタートしたんだっけ。丁寧なメンバー紹介をしたよ。




結局、今回のツアーでサードクラスの正確な歳は一度も発言しなかった。レディーへの礼儀だ。えらいなあ、オレ。真実は彼等のライブで問いつめていただきたい。


ライブ中に今回のツアーで一度も会えなかった増子くんに電話。





つながらなかった。5回コール待って、「残念~っ!」って切る時、明石屋サンタな気分だった。(怒髪天は下北沢でグレースのバンドと共演中だったようです。)でもね、実際電話に増子くんが出たらドギマギしたと思う。普通、そんなに電話でしゃべった事ってないじゃん?きっと「元気ですか?天気はどうですか?」とか言ってた。(後日、「先日は電話をどうも、、」って電話があって、やっぱドギマギした。)


この日は 遂にサワオくんとピーちゃんを トモフの時間に引っ張り出したぜ。





曲は、『我に返るスキマを埋めろ』。サワオくんには初期ピロウズ風にハンドマイクで歌っていただき、ピーちゃんがギター。





せっかくだからハカマダ君にはギターを放棄してもらい、三人ボーカルバージョン。





荒くれ外人ラップユニット。





実に男らしかった!たぶんきっと。当初は『SKIP』のギターソロもサワオくんに弾いてもらうつもりだったんだけど、この日はビデオカメラが入ってて「ちゃんと普通のバージョンでやって下さいよ」と遠慮されてしまった。いつの日か よろしくね。





バスターさんたち、ありがとね。日本じゅう、君らは素晴らしかったです。どのバンドにも優しいよね。





同志たちも頑張ったな。エラいぞ。オレらもお互いズ~っと行けると良いな。





ま、「どのバンドのお客?」みたいな感覚って実はこの企画無かったよな。楽屋がフリーダムだったから、お客さんにもそれが感染してたっぽいね。美しい日々だった。これでいいのだ。これがいいのだ。























え~、最後に。サワオ君には感謝と好意しかないです。「好意」ってのがポイントだぜ。感謝だけだと事務的じゃん。好意、、、尊敬だね。あ、尊敬ってなんか遠いか。難しいね日本語。サワオ君が無邪気で真っすぐだから、このツアーは楽しかったんだと思います。そして、ピロウズの土台がバッチリだったから、年輩者は自由に遊ばせてもらえた。いっつもラクちんで幸せだった。噂によると、増子くんもかなりメチャクチャ自由だったらしい。ああ、アビコもとんでも無かった。そのぶんピロウズは大変だったのだ。一緒にハシャギつつも、しっかり締めなきゃっつう大変な立場でさ。逆リハで入りも早いし。本番までの待ち時間は長いし。「来年もやります」って、サワオ君は言ってたけど、ホント~?いいの~?誘ってもらえるように精進いたします。では、お言葉に甘え、来年もヨロシク!無事で会おう~!