つれづれライブ日記


vol.439
2010.12.25

12月25日 渋谷 O-WEST


「不思議なクリスマスの夜」。
この「不思議な○○○の夜」とゆう不思議な企画は、サードクラスが何年も前に始めて、オレは途中(vol.2 だったのかな?)から混ぜてもらった。
いつかの正月だった。

ものすごく楽しくて、もっとやろうよってカンジになって、
そのあとは、ほぼ毎年6月に、東京、名古屋、大阪をメンバー全員でバス旅行しながらやってて、巌流島でもやったりしたんだぜ。
(CDやdvdが出てるから、不思議HPをご参照よろしく。)

基本的な流れは、サードクラスが彼等自身のライブもやりつつ、知久くん、ワタナベイビー、トモフの出番ではバックバンドもして、
最後は全メンバー勢揃いでセッションってカンジ。

つまりサードは基本的に出づっぱりで、かなり大変。その日の、ほぼ全曲をマスターしてるわけだから。
逆に、出来る事しかしない先輩組はラクちんで、、はい、夢のような企画なのだ。

たくさん楽しい想い出をいただいたくせに、ある時オレが「不思議のメンバーの中にいると、このごろキツい!」とか言い出して中断させちゃった。ゴメン。

で、約2年経って今年、何を思ったか、その「中断犯」のオレが「クリスマスに『不思議』やろう~!」って能天気な事言い出して。
不思議メンツにとっては「いまさら何言ってんだ~!」ってカンジだったと思うんだけど、腰を持ち上げてくれたのです。
クリスマスなのにね。ほんとに勝手でゴメン。

こんな謝罪&感謝、ココで言わずに直接言うべきだったんだろうけど、口に出せないまま何日も過ぎちゃった。
やっぱり素晴らしいイベントだったあぁぁ!


はい~、なんつっても出し物が多いから6時スタートで、開場は5時。早いっ!
だから1時過ぎに集合して、開場ギリギリ直前まで猛スパートでリハーサル。ほぼ休憩無し。
こんなに真面目なリハは初めてだっ!ってくらい。(ちなみに当日以前にもリハしてます!)
夕方の時点で「もう、オレたちは今日頑張った!」って、やりきった大人たち状態だった。

で、6時開演~♪おお~、お客さん、いっぱいじゃん!よくぞ集結してくれた!
クリスマスの渋谷なんて、絶対苦手な人種なのにね。(勝手に決めつけてみたが。)集まってくれただけでも9割グッジョブだ。
本番中も終始いいムードを作ってくれたので、10割突破。圧倒的にキリスト以上。お客様が神様です。
ちなみに、「お客様は」じゃなくて「お客様が」ってトコがポイントなり。


冒頭は出演メンバー全員登場して「きよしこの夜」。



ここだけ、うっかりあんまり段取りしてなかったので、フワ~っと淡白に通過してしまった。
ま、いいの。世界的に有名な曲だが、誰の持ち歌でもないんで。

濃厚な本番はトップバッター、サードクラスから。



いきなり不思議ワールドに。サード、ベイビー、トモフ、ハル、知久くんって歳の若い順に進行した。
(注・戸籍上、トモフは三男、ハルは次男なので。)











O-WESTは、楽屋にモニターがあって、自分の出番じゃなくても、ライブの様子がわかって楽しい。
ダイレクトに観たくなったら2階席にツルッと行けるし。
だから、メンツは楽屋と2階席をウロウロしてるのだ。
で、「この曲は全員で」っつう曲が時々あって、「おい、次、全員だぜ!」ってステージ裏にイソイソ集合みたいなね。
落ち着く時間は全然無い!が、楽しい焦り。
出番じゃなくても全員がライブに集中せざるを得ない、美しい企画なのである。

まじめに夕方リハしたおかげなのか、想定タイム通りに進んだっ!
奇跡だ。さすがクリスマス。
「不思議」には初参加のハルも、バッチリ、、、っつうか率先して出没を繰りかえしていた。
手ぶらでピーズ曲を歌うハルと、人生初っぽいギターソロにトライするハカマダ。
妙だけど、楽しそうで良かった。
自分もハシャイで2曲目くらいで果てました。

最終ブロック、全員登場のセッションタイム。











メインボーカルだけがチェンジして 6、7曲だったかな?この最終ブロックだけでも1時間くらい。
やたら濃厚でにぎやかなフィナーレ。
『駒場北4丁目』でウルっと来てる感じのお客さんがいて、目が合うとつられそうで困った。
うむ、、しあわせだった。いい企画だぜよ。最強だ。





バッチリやり尽くしたのだが、ありがたい事にアンコールを頂いてしまい、楽屋はアタフタ。さらなる準備は何もしてないのだ。
で、「ハカマダ君、ひとこと気の効いた挨拶ヨロシク!」と。

どんな風に締めくくるのか楽屋のモニターで みんなでニヤニヤ(ある種ヒヤヒヤ)観ていたら、ハンドマイクで歌い始めた!



「桃の歌」!全然、夜を締めくくるような曲では無い!
「これ、みんな出てきて~っ!ってサインかね?」「たぶんそうだよね?」で、再び全員ステージへ。



メチャクチャで終了した。



なんだかわからないが、不思議に楽しく完結するのだ。こんな夜、やっぱり他には無い!と、強く思いました。
SEE YOU AGAIN ! だぜ。