つれづれライブ日記


vol.446
2011. 3.12

3月12日 名古屋ダイアモンドホール


ほとんどの人が、眠れなかっただろう夜、バリケード(デリケートの逆)なハズの自分も眠れないまま朝になってしまった。緊急地震速報の音が不気味過ぎて。あれ鳴るとギュ=っと来るね。「これ以上、悪い事を起こすなよ、神~っ!」ってブツブツ独り言ベッド。眠気が来るとあの音が鳴ってまた独り言。でも7時あたりからはちょっと眠れたのかな。

名古屋に出発前にダイアモンドホールの酒井くんから電話が来て、「今夜どうします?」と。ライブ中止するかどうからしくて。オレ、「中止」なんて考えは全くなかったなあ。「そうなの?中止って選択肢があるの?んんん、、、、一応メンバーにきいてみます」って返信したけど、全然「やるだろ」って、気でいたんだよなあ。カッコ良さげなロック魂とかじゃないよ。鈍感で不謹慎だとかも全然思わなかった。中止して家に帰っても何も変わんないからさ。

やっぱりメンバーも「やめましょう」なんて誰も言わなかった。オレに気を使ってたのかなあ。メンバーの中に官房長官とかがいたら、さすがにライブどころじゃないんだろうけど、あいにくとゆうか何とゆうか、自分らはライブしか出来ない3月12日だったのだよ。で、名古屋で新幹線下車~。

酒井くんは、被災地のために出来るだけの事をしなきゃって考えてて、この日のライブは省エネで照明はシンプル。最初から最後までステージにはライトは無くて、ステージを照らす側に赤とオレンジのライトだけ。もちろん点滅も、ミラーボールも、銀テープも無し。でもオレ、これぐらいが好きなんで全然良かった。ま、あまりにも客席が見えないから不安になって、途中から客電を少し明るくしてもらったけど。



お客さん、集結ありがとう。寒かったっしょ?酒井くん、男気で、エアコンもオフにしたらしいから。その代わり、お茶とコーヒー無料サービス。すごいね。オレらも頑張ったよ、今夜も。「なんだか毎日頑張ってんなあぁ~。」って思いつつ。この日は何度も客席プレイしてた。ダイア、客席広いから有効利用。最後は全メンバー客席行脚したんじゃん?変に盛り上がった。ありがと~名古屋!でも、楽屋でカラダ乾かして物販席に行ったら、既に、ほとんどのお客さんたちは帰路へ。やっぱ大変な日に、踏ん張って来てくれてたんだなあ。愛しい。感謝!

打ち上げ。さすがにバリバリ果てていて、翌日も長旅だからド~ンと迷ったんだけど参加した。ガッツリ食べてゴ~っと眠る作戦で。とにかく食べた。いま自分がするべき事は、しっかり食べてガツ~ンと眠る事だ~っ!と決めた。美味しかったし。そしたらどの料理もニンニクとか香辛料が素晴らしくて、ホテルでも全然ホクホクで落ち着く事がなかった。眠気皆無!おかげで、燃えるテンションで洗濯してた。他のメンバーは明日東京へ帰るからまだガンガン飲んでんのかなあ。オレは出雲のためにお洗濯か。ううう、、帰りたい、、いや、初の島根、絶対面白いはずだ、、。いろんなコトを自分のニンニク臭を感じつつ思ってたな。ぜいたくだ。