つれづれライブ日記


vol.451
2011. 4.26

4月26日 福岡 DRUM SON


福岡と広島でバンドトモフワンマン!思い切った~っ!

去年の秋のピロウズ60s′ツアーが滅茶苦茶楽しかったので、お互いに忘れちゃう前に行かねばっ!、、と思いたち、2月くらいに直接ライブハウスに思い切って電話してスケジュールブチ込んで頂いた~!お仕事族よ、ド平日開催でゴメン。ひょっとして夏まで待てば週末に入れてもらえたかも、だったんだけど、たぶん夏まで待ってたらトモフなんか忘れられちゃうだろうし、「バンドで行くぞぉぉおお~!」っつう心意気も薄れちゃってるかもで決行。でも、こんなふうに平日に娯楽するの、いいんじゃん?一週間に週末が2度ある感覚じゃん?よい幻覚。

珍しく飛行機移動。ハカマダ君が頑張って 安いチケットを手配してくれたのだ。出発前の空港で、全員にチケットを無事に手渡した彼は、既に大仕事を一つ成し遂げた男の顔をしていた。「あぁぁ、やっと、ホッとしました、、」と、見事に脱力していた!うむ、立派だった!ちなみにハカマダ君は前日が誕生日。37歳の日々が凛々しく始まったのだね。男、ハカマダに乾杯!さちあれ!次はクルマの免許ゲットだっ!(ちなみにトモフの免許取得が37歳の時)

福岡は夏日。25℃オーバー。でも去年の猛暑を体験してる日本人には、すがすがしい初夏って感じで 気持ち良かった。みんなで親不孝通りをSONに向かってゾロゾロ歩いた。ハルのベースの飛行機用ハードケースが実に重たそうで、俺のピンクコロコロに乗せてあげたら、45歳の双子の助け合いを面白がるサード女子に写真を撮られた。照れくやしい~っ!

SON到着。お~!いい!バッチリだ。SONで良かった!2月の電話の時、 ボスの西本さんに、「SONは小さいよ、Be-1で出来るっちゃろお?」って言われたんだけど、いやあ、ジャストなサイズだった!トモフ、ナイスジャッジ!

お仕事族のために今回のツアーは7時半にライブ・スタート。いいね~、九州族のご機嫌なモード。去年の余韻、健在とみた!夏まで待たずに良かった!と、同時にひきしまるプロ意識。「期待を裏切ったらいかんぜよ!」とね。九州でバンドワンマン、滅多にないけんね。全力でやりました。ここ最近の、最初っからアクセル踏みっぱなし作戦である。「オレだけ空回り」っつう恐怖は、ま、いつも通り多少はあったけど、いいの。多少だから。それよか「余力残しで後悔」の恐怖がデカイ。

ライブ内容は、3月の渋谷から始まった『秒針ワンマン』。このメニュー、必然的にライブの時間は長くなるのだ。『秒針』は長い曲が多いからな。ただ作った本人としては「長いけど熱い!」っつう勝手な想いがありまして、だから長時間燃えっぱなしなのである。ライブは「非エコ」が良いでござる。CDでは静かめな「月」とか「明日」とかも、全身使ってやたら絶唱するのだ。汗だくばい。それプラス、ライブでおなじみのグリグリ曲が終盤に連打で、すなわちベリベリハード!背骨に来るっ!「脳」「その2つ」「無計画」あたりが、余力無い頃にやって来るもんだから、リズム隊はホントにキツいらしいぞ。いやぁ、頑張った。ああ、お客さんもだな。長時間、ハイテンションで付き合ってくれた。ナイスなおもてなし。立ちっぱなしだもんね。えらいぞ、素晴らしかったぞ九州族っ!さまざまなグッジョブに敬意。愛撫の代わりに水しぶきを浴びていただいた。が、うっかり間違ってレモンウォーターを吹いてしまった。ベトついたかな。恐縮です。許されて!ラブ九州!

ライブ後、西本親分がワザワザ楽屋に来てくれて、「面白かったけど、おまえらライブ、長い!」って言われた。メンバー、一同「おおおお~!」と発声。そうゆう客観的な意見を言ってくれて感激!っつう意味での「おおおお~!」。プラス、「そうか!そうだったんだ!やっぱ、長いんだ!あんなに頑張んなくていいんだ!」っつう妙な安心感の「おおおお~!」。

飛行機移動とライブと物販でヘトヘトで、トモフだけ打ち上げ辞退。コンビニのおろし蕎麦をホテルで頂きました。いいホテルだったよ。天神と違って、博多駅近くの川沿いは静か。なんと、このホテル、オレは忘れてたんだけど、8年前に ハカマダ君とインストアツアーした時に泊まったホテルだったらしい。その時の俺が37歳。きっと人は、37歳になると、あのホテルに引き寄せられるのだ。、、ってね。