つれづれライブ日記


vol.454
2011. 5.20

5月20日 新代田 FEVER


おとぎ話の企画にひとりトモフで参加~。FEVER、初めて行った。おっどろいた~、あんなに「もろ駅前」だとは!家賃ダイジョブなのか?新代田、繁華街ではないとはいえ、世田谷区なんだぜ?と、よけいな心配してしまう。中に入ったら、ロビー(受付や物販があるとこ)が広めなつくり。近所のQUEとかシェルターみたいな、一般的な下北界隈のライブハウスとは別タイプだね。有馬くんが「トモさん、楽屋行ってみてくださいよ~」ってニヤニヤ言うから、「ん?楽屋~?、、、」わっ!なんだこりゃ!なんだ、この広さ!客席より広い!、、っつうか、ココに、もう一軒ライブハウス出来るじゃん!ソファーがあちこちに、どかん、どかん、と置いてあって、お好きなトコに自分の陣地をどうぞ!ってカンジだ。みんなバラッバラにくつろいでいる。楽しい~。自分は、一番すみの赤ソファー地域をゲット。どか~んと寝そべる。ハフ~。強烈に居心地よい。

ちなみにオレ、10年くらい前まで、ここの近所の若林ってとこに、つつましく住んでてさ、ここらへんも生活圏だったの。そんな、自分にとって生活臭ギンギンな地に、こんなアッパーなスポットが!黒船来襲ってカンジだよ。いや~、オーナーさん、思い切った!男の中の男っ!なんちって、女社長かも。

FEVER、そんな開放的なつくりのおかげか、お客さんもアッパーで、いちいち盛り上げていただき本当に助かった。ありがとう。登場から即、興奮。まさにフィーバーだ。簡単にスイッチ入ったなあ。ラッキー!素晴らしい。

出演は3チーム。最初が「踊ってばかりの国」。踊ってクン、すっごいキラキラなんだよ、まいったよ。(嫌味じゃなくてね)気持ちいい輝き。「くったくが無い」っつう日本語そのまんまな青年。22歳?パオ~ン。最近の対バンさんはその位の歳がバンバンいるなあ。バンド世代なのでしょうか。オレにも22歳の頃とかあったけど、ああゆう輝きは無かったよなあ。ひねくれ坊主だった。ででで!なんと!彼とは初対面では無かったのだっ!その昔、神戸のバックビートで出会ってたんだってさ。その時オレ、サイン書く所が無くて彼のビーサンに書いたらしいぜ。あ!、、きっと同じ日に沢田くんとも出会ったんじゃん?奇跡の夜だったのだ、あの日の神戸。無事再会できて何よりです。

踊ってばかりの国の次が、ひとりトモフ。前回(5月6日)と同じく、バンドにサンドイッチな順番。燃えるぜ!お客さんの空気が最初っからナイスだったんで、それだけでバビュ~ンだった。安上がりなんだよ、オレは。きっかけさえ与えられたら、法の範囲内でどこまでも行けちゃうんだ。



真面目ネタとしては、、、この日は「MR.2050」っつう昔の曲にトライ。慣れてない曲を掘り起こし「自らにドキドキなハードルを配置」っつう作戦。アスリート魂。結構よく出来たんじゃん?いやあ、あんなにアッパーな空気の中で、よりによってあの曲を、、。勇者だった。丸!「今日に与えよ」にもトライしたんだっけ。かなりチャレンジャーな日だった。よしよし。

気持ちよく、たったかやってたら、ん?10分も巻いてるっ!



なに~?、、あ、一曲とばしてたのね。で、それやって、それでもまだ持ち時間アリアリ。最前にお子様が見えたので「カエルの歌」を。そのお子様めがけて歌ったのに、クールな反応でプチショック!オレら子供時代は「カエルの歌」なんかやられたら狂喜乱舞だったのになあ。あとは成人向けに「ほたるの光」。充実した35分だった。トモフご満悦。

ライブ後は、おとぎ話サウンドを聴きつつ。最高の楽屋のマイ陣地にゴロンと。踊ってクンの知り合いの青年が「ちょっと話ししてもいいですか?」と近くに。なんと花屋さん!ちょうど最近オレ、突発的に花を育て始めてたからグッドタイミングで、、

オレ「花さぁ、なんだか元気なくなってきたんだけど、どうしたらいいのかね?」

そしたら青年、真剣な顔になって、

青年「上にばかり気を使ってちゃダメなんです。下(土)をまず大事にしてください。一部にとらわれないでください。」

花以外にも、すごくいろいろ考え事をしてる青年でさ、そのうちどんどんディープな質問をしてくるのだ。「しあわせって何ですかね?」「成功って何ですかね?」って。彼の倍生きて来てる男に助言を求めるっつうよりか、実は、今思うと、オレ、彼に説教されていた気がします。シュワ~。でも楽しかった。妙な時間だった。いつかどこかでまた!

さて、22時くらいになったぞ。オレ、オネムな時間だぜ。(いつもこの時間、トモフは仮眠してるのだ。)最後のセッションがあるから、眠らずに踏ん張らねば。そのうちそろそろ出番でステージ脇に。おおお、盛り上がってるぜ、おとぎ~!お客さんもスゴいね。もう3時間立ちっぱなしなのに益々元気だ。

そしてやって来たアンコール部。ステージにあがったら、なんとあちこちに電飾がっ!(クリスマスの飾りのようなやつね)「何だコレは~!オレん時には無かったぞぉおお~っ!不公平!おとぎ?!きったね~!卑怯者~!」と、一応年長者らしくキレた。



セッションのために、おとぎクンたちは2曲もトモフ曲を習得してくれててさ。あ、トモフ曲の前に踊ってばかりくんの曲もしてたから、スゴイよね、この日のために3曲っ!グレイト・ジョブ!

たださ?、、、選曲、いきなり「コインランドリーデート」だぜ、この華やかな盛り上がりの時間に。ある意味、仕打ちだと思ったぜ。「歌うひとの身にもなれっ!」と、電飾ギレの延長でハイテンションで歌った。意外に気持ちよかった。ありがとう。サビ、一緒に歌ってくれたんだね。そっかそっか、そうゆうカンジか。演奏もスケール壮大で、お客さんに無理矢理アクションを要求したら、いままで見たことのない「コインランドリーデート」になっていた。来日武道館テイスト。いい曲じゃん。ありがとう!

つづいて「スポンジマン」。これは夜の終わりっぽい娯楽曲だからノビノビとキレずにやりました。最後の「ど~ん~な~どしゃ降り~に、なって~もいい~♪」の部分は、ステージ上のメンツ全員に輪番歌唱。オレの次に有馬「ど~ん~な~、、」踊ってクン「ど~ん~な~、、」と、都合6人分「ど~ん~な~、、」が繰り返された。変に盛り上がった!



楽しい夜でした。お疲れさまでした。おとぎ話くん、誘ってくれてありがとう。FEVERさん、あの街に夢をありがとう。

P.S. おとぎ話とは、6月に名古屋と十三もあって、この日とは違うセッションの作戦を立てたぞ。きっとすごいぞ。滅茶苦茶にしてやる~!いや、頑張ります。ハバ・ナイス・梅雨!