つれづれライブ日記


vol.455
2011. 5.27

5月27日 新宿 紅布


紅布で初のバンドトモフ・ワンマン!ここではピーズは何度も、サードクラスも2回?ワンマンやってんだよね。自分もひとりトモフでは何度もやらせていただいてましたが、ワンマンは初。どんなコトになるのか、ワクワクしていたよ。いやぁ、、とんでもなく満喫だったなあ。トモフ、ご満悦なり。いい夜の神様がいるね、ココ。ワンマンだとそれをヒシヒシと感じる。7時過ぎあたりだと、まだソワソワしてるくらいなんだけど、夜が深まってゆくにつれて、どんどんエスカレートしてゆく、テンション高めなユルユルな空気。紅布マジック!セロもいっこく堂も登場したし。ビンラディンもね。長門さんもか。小林聡美もだ。ああ、数えきれない。ウサギに変身させられたり、トイレの君にも吠えた。すまん。ワケわかんないよね?いろいろあったのです。全然説明できないや。どうしよう。(説明できたところで、特にね~、、)

ま、基本は、きちんと音楽を頑張りました。3月に『秒針』の曲を中心にしたワンマンはしてたから、きょうは別ルートの登山計画。紅布はコンパクト設計で、しかもソルドアウトだったから、出来るだけポポポ~ンとした曲を連発で。長めで重たい感じの曲は、観てる側も貧血ピンチだろうと、避けてみた。お客さん想いの優しいトモフ像が垣間見えます。見えろっ!

あと、4月の福岡で西本さんに頂いたアドバイスをもとに、ある作戦を試してみた。「本編短めでアンコールたくさん作戦」である。西本さん、大袈裟に言ってたのかも知れないけど、THE MODSさんは、本編が1時間くらいで、でもそのあと濃厚に何度もアンコールするんだって。「あ、それいいなあ。」って。ヤル側はそのつどエネルギー補給できるし、お客さんも「わ!また出てきてくれた~!」って感激するじゃん?でも、さすがに1時間で終了っつうのは無理で、1時間40分くらいで本編終了。それでも普段のトモフワンマンでは短いのだ。

結論・いやぁ、、向いてなかったね、トモフには。1時間40分じゃ、全然終わる空気ではなかった。「どうせまだ終わらないでしょ?、ぷぷぷ、、」っつう苦笑感でいっぱいだった。(オレらも。)とりあえず楽屋に引っ込んではみたけど、あっはっは~、、ってカンジ。この作戦にはカリスマ色が必要だ。ぶっきらぼうで、硬派で、繊細で、「ホントにこれで終わりなのかも、、」って思わせるような重厚な色ね。それ全部、オレ、持ってないからな。ま、でも、ちゃんとアンコールしてくれてアリガト~。愛しいね、お客さんは。最高だ。

結局1時間くらいアンコール、、っつうか「ライブ終盤」をしました。いちいち楽屋で待機するのもヤメちゃったね。ステージの方が居心地よかった。面白かったなあ、5月27日。数えきれなかった曲間MCの暴走。オレだけじゃなくて、メンバー全員、変に上機嫌だったね。まったく曲につながらない空気から突然曲に入るっつう流れは世界遺産の域だった。宇宙を感じた。これが宇宙だ!

こんな日があるなら、梅雨も全然たのしみである。(雨中とかけたワケではない)

P.S. 終演後の紅布も最高で、みんな、すごく美味しそうにお酒をいただいてたな。メンバーとお客さんの区別は無い、薄暗い盛り場「紅布」。いい景色だった。毎度のことだが、自分はクルマだし、ライブで果てちゃってるんで、こっそりフェイドアウトなのだ。と、思ったら、ハルが無理矢理「トモと握手&一気」っつう変なセレモニーを場内に呼びかけて、ハル、シンちゃん、お客さんの何人かが、オレの手をつかみつつクワ~!クワ~!っとしていた。いい日だった!