つれづれライブ日記


vol.464
2011. 6.26

6月26日 静岡 Freaky show


ふたりツアーも、遠征編は残り静岡のみとなり、黒目の縮まる思いでございます。ナイスな旅路。なんといっても、ふたりとも無事体調ノーマルってのが幸運だね。キセキだね。冬と違って乾燥してないからなのかな。湿気って大事なんだね。生き物は大部分が水だからな。しかも、血の気の荒いこの2人が、一度もケンカしてないんだぜ。すごいだろ。昔は会うたび殴り合いだったのにな。大人になった。

さて、まだ名古屋のホテル。昨日の教訓を活かして、午前中はノンアルコールさっ!しかも昼までホテルのチェックアウトを延長し、現地での時間つぶしで果ててしまうのを出来るだけ避ける作戦に出た。ピークを ちゃんと7時以降にもってゆくのだよ。突然のプロ意識。ホテルを出るタイミングも、太陽が雲に隠れるまで待ったぜ。「よし、今だっ!」みたいに。入念につぐ入念。プロ意識。

のぞみじゃないぜ、ひかりだぜ。いつも通過していた静岡駅で下車。新鮮だ。う、それでも名古屋~静岡、やっぱり近い。入念策を講じても時間は余ってしまった。予定の入り時間まで1時間くらい。ヤバイな、昨日と同じパターンなのか?NO~!! 駅を出なければいいのだ。ホームの日陰の喫煙所で過ごすことにした。風が吹いてて気持ちいい。日本酒はこの頃は解禁。ハカマダ君は地べたに座り込んでいた。まるで不良な子供、、の妖怪。写メしまくった。

そしてメイン娯楽。通過する「のぞみ」の観覧だ。至近距離で猛スピードの作品を体感するのだ。真の鉄道マニアはわざわざ「新富士」(かなりの猛スピードで新幹線が通過することで有名な駅)で降りて、カメラとか構えるらしい。でもこの駅でもバリバリすごかった。遠くにのぞみの白く光る目玉が見えるとゾクゾクするんだぜ。「来た来た~っ!ほら、ハカマダ君、携帯準備!」

ビュワ~ン!キセキが起きた!撮影1発目でバッチリだったのだ。ポーズを取るトモフのバックに、通過するのぞみの顔面がキッチリ。よくこのタイミングでシャッター押せたな?逆にヤバいぞ、ハカマダ君。「少なくとも半年ぶんの運は使ったな、、」と。その後も何度も通過のぞみを激写した。動画もしっかりね。プロ意識!

入りの時間が迫り、愛しの静岡駅ホームにお別れして、市役所前で店長を待つ。ん?来たなぁ~、フッ、了解。また若者だ。出会うヒト出会うヒトみんな若者さっ!そうなんだよ、もう俺はそうゆう歳なのさ。いや、下手するとハカマダ君さえ「こっち組」なのさ。人生、どうかしてるぜ!ロマンだ。大河だ。

やっぱり、さっき運を使い果たしたようだ、ハカマダ君。ライブハウス到着早々、トイレを爆発させた。お食事中の方もいらっしゃるだろうから詳細は伏せるが、とりあえず店長くんにご迷惑を。freaky show との出会いは最高なものになった。お店のメンツ2人、こっちも2人。4人は一瞬で打ち解けた。ある意味、幸運。

ライブも良かったなあ。お客さんは大都市に比べたら少なめだったけど、雰囲気よくて、こっちの体調も良くて、じっくりいろいろ挑戦できた。トモフ的にはひさしぶりの「ワンダ」、鍵盤がんばって「タイクツカラ」とか。そして、静岡名物の「みたかった夕立」ね。なぜ静岡名物なのか?っつうと、静岡には顔なじみのお客さんの青年がいて、わざわざ東京とかに遠征して観にきてくれてて、その彼、「みたかった夕立」が大好物で。いつも「トモさん、きょうも『夕立』やってくれなかったっすね、、」って淋しそうに言うのが面白くて、「夕立くん」って名付けてたの。今夜はその彼の地元に逆にオレがやってきたのである。彼も来てた!当然やったよ。ヤバイっしょ、まさにピンポイントで一人のためにだぜ。エコヒイキだぜ。ま、男ってもんは男の客には優しいもんです。





とか言って、実は女子のリクエストにもこの日は答えていた。小学生くらいの女の子がいたのでね。せっかく少女が夜に頑張ってくれてるんだから、知ってる曲をやってあげねば~っつうね。旅の魔力ですっかり人情派トモフだぜ。開演前にきいた彼女のリクエストは「星ラップ」!、、、ううむ、通だ。たまたま非常事態用にカラオケCDを持参してたからやったぜ。起きててくれたみたいで良かった。クルマと夜道に気をつけてスクスク元気で!

京都からスタートして5本。2人ツアーの遠征編は無事終わった。ツアーが決まった時、「ハカマダ君とは付き合い長いから、いろいろ出来て面白いだろうな、、」とは思ってたんだけど、想像以上に冒険できて楽しかったなあ。ありがとう。あと、この企画、オオツカがチケットの予約係をしてくれてたみたい。自分不参加だったのに、えらいぜ。キュート!ご苦労さま。残す所あと東京1本だ。最後までうまく行って欲しいけど、大失敗して「くやしいから、またやる!」ってのも良いな、と思う。ウソ。大成功のお祈り、ヨロシク願いします。