つれづれライブ日記


vol.466
2011. 7. 9

6月29日 7月9日 代々木ブーガル


ハカマダ君と、ひとりトモフの、『山椒・秒針ツアー』。いっこいっこを振り返ったら、かなり濃いめの日々だったけど、最終日かあ、、あっという間に来たなあ。うむ。頑張った!2人とも。自分らの強靭な肉体と精神に手拍子!

梅雨明け宣言の日だった。とっくに何週間も前から今日みたいなギンギンの夏っぽい日々だったじゃん。ようやく「宣言」。梅雨前線が今年はヘンテコだったからな。ま、いいや、とにかく真夏っ!

家を出る前にネットでチェックしたら、入場は先着順って書いてあって、やばいぞ、この炎天下に並ぶのかい?お客さん。確実に具合悪くなるぜ。以前、トモフの青山の時に、「真夏の先着順は危険だ!」って経験してたんで、プチ心配。子羊たちの父として。お!そしたら炎天下ではなかった。ブーガルは地下だった。お客さんたちは暗い階段に並んでた。でも蒸し暑いぞ、ぬぁんだ、この階段!なにっ!?蚊もいるのかっ?で、お店のひとに整理券出していただいた。蚊はヤバイっしょ、蚊は。テンション下がるっしょ。

ブーガル、オレ初。ハカマダ君は何回かやってるみたい。お気に入りスポットに登録してるようだ。うむ、なるほどなるほど。いいとこだ。なにげに客席スペースの床がスゴイ。お客さん気づかなかったろうな。インドのようなカンボジアのような模様が描いてあったんだぜ。ステージとか壁は、いまのところ、まだノーマル。鹿の剥製(はくせい)も、謎の人形もいません。これから、どんどんサイケになってゆくのかな。ああでも、そうゆう個性的なテイストは、東京では難しいのかも知れません。一応いろんなジャンルに対応しなきゃ、、っつうのもあるのかもで。ううむ、残尿。

超満員~!ありがたいけど、気まずかったね。なかなかライブが始まんない。お客さんが入り切んなくて。ライブ開始が30分押した。30分なんて外タレかXしか許されないぞ。オレ、自分自身が待つのとか嫌いだから、ひやひやした。「遅い!帰る!」ってヒトもいて当然だぜ。ハカマダ君連れて謝罪挨拶にステージへ。



そしたら楽しげにガヤガヤしてて、ちょいホッとした。そっか、オレよかみんな強いのだね、広大だね。頼もしい!

第一部、ハカマダ君スタート。さすが最終日っつうカンジ。アタフタ度がゼロだ。



各地でやってたいろんなコトが熟している。のびのびやってた。



体調もバッチリみたい。そ、結局2人とも喉が最後まで無事だったんだよな。ライバルは下痢と便秘だけだった。飲みまくりなくせに、居酒屋打ち上げだけはしなかったのが、体調キープには良かったのだな。

第二部、ひとりトモフ。お客さんが元気で助かったぜ。



君ら、その調子で、40代とかになっても踏ん張っていただきたいぜよ。こっちは不摂生で衰えてゆくのだが、そのぶん君らがガンガン楽しげ族でいてもらわないと、、だぜ。この日は選曲しみじみめで行った。「不惑」「うしろの記憶」「あの話しのつづき」「いとしのワンダ」とか、そうゆう系。にぎやか曲は第三部にやるからね。「うしろ、、」は生ピアノに挑戦~!



新鮮だった。たどたどしさに揺れたブーガル。ピアノのペダルってオレ、よくわかんなくて。踏んだり離したりするタイミングがね、おもしろいんだけど難しい。ブーガル、ステージの音がすごく良くて、気持ちよかったブー。

第三部、ばっちりばっちり。も~、お互いがやるコトわかってるからさ。ツアー初期のワクワク・ソワソワなプレイも刺激的だったけど、熟成された本醸造をお届けしちゃうのも良いね。ゆずスタイルにも照れなくなった。というか、もうオレたちは「ゆず」だった。



だが、名前は忘れて、この日はヤックンとモックン。五輪トモフ真弓も登場して、客席にズンズン降りていって「恋人よ~♪」を熱唱。怖がるお客さんと無理矢理いちいち握手した。引かせる快感。やっぱり熟成ナイトにも無茶要素が必要なのさ。オレは最終日でも悔いを残すぜっ!



全6ヶ所のツアーが終わった。6で充分満足、、、というか、ギリギリセーフだね。コレ以上は無理たい。日本じゅうを何十カ所もまわるバンドってスゴいな。体調キープとかマンネリ恐怖とかと、闘い続けるんだろ?キツい~!

お客さん、各地のマスター、各地の優しい通りすがり様(やたら道をききまくったのです)、ありがと~!そしてハカマダ君、お疲れさまでした。面白かったね~。