つれづれライブ日記


vol.474
2011. 9.25

9月25日 神戸・長田大行進曲


オトダマの代わりはオトダマしかないのだが、同じ関西での野外イベント、なかなか心にツ~ンと熱い思いが沸き起こりまする。

新神戸に到着。改札にサンクリさん(この日のイベンターさん)がプラカード持ってお出迎えしてくれた。さっそく楽しい。天気よし! 運転手さんもご機嫌よし !やたらトーク。「このクルマ、いつものじゃなくて代車でねぇ、エアコンの効きが悪くて腹たつんですわぁ」「ショッピングモールが出来たせいで、帰りはめっちゃ渋滞ですわぁ」。トンネルを何回かくぐって会場へ。

のんびりした芝生の広場に、のんびりしたお客さんたち。周りを美味しそうな屋台が取り囲む。オトダマよりも更にユルい空気だ。なんだここは、天国か?素晴らしいぞ。ふぁ~、、、一服して物販コーナーへ散歩。ちょっとライブ会場からは離れていた。ううむ、「ライブ観ながらクピクピご商売」っていう極楽モードは不可能なロケーションだな。ま、いいのだ。ライブがメインである。

ピーズのライブ観戦に芝生広場に戻る。おお~、、ピーズもお客さんも気持ち良さげだ。バッチリだね。日本酒をクピ。しあわせだ。時々、風上の空を振り返る。雲がちょいと怪しい。嵐は困る。(結局最後まで天気はダイジョブでした。)ん?ノリノリピーズのステージの端にハカマダ君が丸見えだ。ハカマダ君本人は自分の丸見えさ加減に気づいてない模様で、棒立ちで静かにクピっ、、クピっ、、と、飲んでいる。知らないヒトには幽霊に見える。いったん消えたと思ったら、次のアルコールを持って再び棒立ちでクピっ、、クピっ、、していた。せめて軽くリズムに合わせて動くくらいはしてもらいたい。異様で面白いから客席芝生から携帯で撮影した。

トモフの準備。楽屋テントが南西からの日差しで暑くなってきて、改造を試みる。もろ直射日光サイドの幕を下げ、北側の幕を上げた。おおお~!簡単に涼しげな風が通り抜けるように改善されて、「んんん~バカンスっ!」。大塚はイス出して足投げ出してくつろぎ過ぎ。

出番迫る。ハルから魔法のゼリーをもらった。ユンケルなタイプのゼリー。のんびりなお客さんの見てる前で楽器の準備とサウンドチェックして、一旦ステージを去る。でも気持ち良すぎて、がまん出来ずに再びステージへ。で、ライブまでの15分演説していた。すみません。ギンギンにテンション上がっておりまして。あとでヒンシュクな行為だった事を知り、 猛省した。(すぐ隣りが、アコースティックライブの真っ最中だったのである。)スタッフさん、注意してくれてよかったのに。きっと、オレ、年輩だから無法扱いだったんだろなあ、、。

そんな、選挙目前の決起集会的な流れのままメンバーをステージに呼びこみ、ついにライブ開始!とっくに120%出来上がり状態だったんで、この調子で35分持つのか若干の不安はよぎりつつ、バッシンバッシン飛ばしてみた。長田ピープルの素晴らしい反応とハルにもらった魔法のゼリーのおかげでスイスイゴリゴリだった。ありがと~!快調~!二曲目で早くも客席へ降り、柵を渡り歩いてハイタッチしながら『ほめてよ』。 そこからステージを振り向くとメンバーは苦笑しつつも勇ましい演奏をしていた。素晴らしい晩夏っ!

曲締めはハルにしてもらい、ヨチヨチとステージに帰還。その徘徊のあいだ、終始、マイクのケーブルをきちんとキープしてくれてたスタッフさん、グッジョブでした!さすがプロ。助かりました、ありがとう。新曲『文句いわない』を関西初プレイ。消臭力風ラララの合唱、力強くてワクワクしたぜ。カンチガイ、ワルクナイ、脳、我に返る、、、って黄金ナンバーを連打。気持ち良かった。ステージ袖には四星球くんがニコニコしてた。グッド・スマイル!元気出た。

スポンジマン冒頭の大袈裟MCを経てクライマックスへ。野外はホントに、いっつもいいね。常連さんも初見さんも関係無いカンジが最高だ。ああ、夏が終わってゆく~、、。一滴も残さずにやりきるつもりで楽しんだら、ほんとに一滴も残らず果てたっ!(なんとオレだけ、打ち上げに行けず、早朝にガバッと目覚めた。)素晴らしい祭りだった。混ぜてくれて感謝。ありがと~前田くん!

充分夏は満喫したんだけど、トモフの夏は実は終わっていないのだ。物販用のウチワが大量に部屋に残ってるからな。これが無くなるまで、俺の夏は続くのさ。来年のオトダマに売りに行きます。呼んで~♪