つれづれライブ日記


vol.477
2011.10. 9

10月9日 仙台 zepp sendai


トモフ in 仙台2日目になります。

去年の、あの夢のような記憶のひとつ、「Born in '60's 」が今年はここ仙台のみの開催~!

ホテルでガバッと6時半に目覚める。も~、やる気マンマン。ZEPP入りは午後3時半だぜ、ど~すんだぁ。なんか知んないけど、ブリーチ作戦に決定。やる気と見た目(地味な千葉県顔)のギャップが、いまさらどうしても気になったのだ。よ~し、みんなを驚かすぞっ!と、早朝のトイレで拳をにぎる。

開店を待ち、10時過ぎに薬局へ。金髪ギャルの絵が描いてある「パルティ」ってブツをゲット。これは抜けそうだ~!色が!

毛根の恐怖も顧みず、果敢にブリーチさ。万が一の際は坊主に刈って、アグレッシブ・トモフで行くのもよいと。意外と毛は無事で、ちょいと恥ずかしい金髪おっさんが出来上がった!ま、いい。昨日とは明らかに違う!



楽屋入り。一応昨日のメンツや、バンドトモフメンバーたちは変化に気づいてくれた、ホッとした。コレクターズ加藤さんは全く無反応だった。たぶん「ああ、トモの髪の毛の色って、こうだったよなあ」って普通に思ってたのでしょう。



初めて「born in '60's」の5バンドが集結したんだよ。(去年のこの企画は、5つのうちのどれか3つが各地に振り分けられました。)楽屋にぎやか~。ちょいと狭い~♪トモフは知名度的にも動員的にも出番、最初だろ、、て思うよね?なんでかトップは怒髪天!いきなりドカ~ンとイベントスタートっつうコトですね。で、その直後にオレらであります。ワオ!バンガロー、、いや、頑張ろ~!

この日も、川崎の時みたいに、ライブ直前に楽屋で全曲の通し稽古。ピロウズと怒髪天以外は、この日リハ無しだったんでね。追いつかなきゃ。血を音楽モードにしとかないと。もう怒髪の本番がスタートしてて爆音と歓声が聴こえてきてソワソワだ。倍速で通し稽古を終了し、怒髪天観戦。さっすが~、いきなりすごい景色だ。仙台の拳の群れ、群れ、群れ!

お、ストレッチ、ストレッチ!実は長田での客席乱入時に痛めた股関節、ず~っと痛くてさ。レントゲンのお医者さんは写真みて「大木さん~、ん~、きれいだね~、骨盤も足も全くゆがみ無しだね~♪ストレッチしてれば治るね~。」って言ってくれたんだ。こらっ!いまだに治らんっ!

さ、ステージに登場。楽器のセッティング、各自の音チェック終了~。ん?まだ開始予定時刻まで7分も?「よ~し、7分余計に出来るぞ~っ!」と、早速ライブを開始してしまった。実は、ここがこの日のトモフの反省点①だったのであります。各自の音チェックは完了したけど、全体での音チェックするの飛ばしちゃったのだ。普通、当日リハが無いんだったら、本編ではやらない曲とかをツルッとチェックがてらにやらねば~。ステージの中音とか出来上がってないままライブ始めちゃって、メンバーにも苦労かけてしまった。もちろんPAさん(出音のバランスをつくるヒト)にも。すまん~!

、、しょうないっしょ。オレ、朝からキンキンにテンション頂点だったじゃん。で、そこに、ギンギンに出来上がっている仙台ピープルの「カモ~ン!」っつう最高の空気。もうトモフのピーピーケトル(沸騰するとピーって音が鳴るやかん)は鳴りまくりだったのさ。いてもたってもいられなかった。ちっちゃいんだぜ、オレのケトル!

反省続く。②しかも、ライブ開始後も全然、じっくり満喫ってゆう精神状態じゃなかったね。帽子投げたり、水吹いたり、客席に降りたりしてたんだけど、終始、タッタカ先を急いでた。この企画だと特に、「持ち時間オーバーはダサイぜ!」って意識が強くなる。他のみんなに嫌われたくないっつう。実はそんなコトを気にする、ちっちゃいヒトはいないんだけどね。トモフ、愚かスティック!

いじょう2点の反省はありましたが、ものすごいんだよ、仙台の若者たち。盛り上げてくれてドバ~っとアリガトウ。素晴らしい顔をたくさん見たよ。この企画のお客さんは日本じゅう素敵だよ。どのバンドにもノリノリで優しい。愛しい~!またここに来たい!来なければっ!と本気で思う。精進せねば。

  

次はコレクターズ、そしてピーズ、ピロウズ。完璧だったね。最後のリトバスでは全員サワオってことで、メンバー全員にグラサンが支給された。その意図はお客さんに、少なくともサワオくんに、通じていたのだろうか。若干、謎。

おそろしくにぎやかなステージ。各自めいめいだった。長身組はツイストし、増子くんは「うまい棒」を客席に配給、自分は加藤さんの背中を発見し、よじ登って歌った。そしてフィナーレは、「恒例」っつうか、あの、人間ピラミッド!今回は段が増えて4段じゃなかった?大木兄弟はお約束の2人の段なんだけど、つまり下から3段目。そこまで登頂するのにスッゴイ苦労した。(オオツカに「2人が、同じタイミングで昇り切ってて、さすがって思いました。」と笑われた。)更にその上の最上段にサワオくん。よく昇れたよね、さすがヤング!オレは足だけじゃなく、腰にもきた~。ギシギシガクガク。燃えた~っ!

いつも通り、打ち上げはオレ、即、果てちゃう。みんなパワフルでうらやましい。ひっそり一人早退。ホテルへ歩く道のりがキツかった。少しずつしか進めないから、そのぶん日本酒チビチビの量が多くなって、仙台が回転していた。濃い2日間。しあわせでした。ありがとう~!