つれづれライブ日記


vol.478
2011.10.18

10月18日 十三ファンダンゴ


久しぶりにオレのライブの聖地、十三ファンダンゴに。ああ、素晴らしい夜だった。やっぱ、ここにオレは来なきゃダメなんだぁ。あらためて猛烈に再確認した日。

秋。「のんびり1人旅」って気分で関西に入ったんだけど、タイバンの片山くんたちの入魂なリハに身が引き締まり、ライブ前にホテルにチェックイン。まず全裸!ふ~。カラダにまとわりついてた「のんびりエキス」を払い落とす。よし!、、で、お湯を浴びて身体に熱気注入。オレは旅人ではないのだ! ヌルイままでは平日に集まってくれるお客さんに置いてかれる!ガシガシ浴びた。よし準備完了。

げ、7時半だ。ヤバい、もう片山君たちとっくに始まってるぞ。あわててコンビニ経由でファンダンゴへ。店の前で一服。片山君たちのノリノリな温度が外にも伝わってくる。ふぃ~。中に入ったら焦るからそのまま外にいた。十三、いい街だ。

お?終わった?わあ、彼ら汗だくだ。かなり気持ち良かったみたいだなあ。いいなあ。バンドの後に「ひとりトモフ」で出るのは、嫌いじゃないのだが、出番が最後となると、ちとプレッシャー。その夜を締めくくらねばならないからね。それまでの温度下げずに、いやもっと上げてフィニッシュさせなきゃで。そうゆう責任感もありつつ、、、あ!お気に入りのステージ飴、忘れた!さっきのコンビニかな?

で、ライブ直前にコンビニへ戻った。レジ青年「いや、何もなかったですよ?」う~む、じゃ、ホテルかあ。もう全裸はいいや。あきらめてステージへ戻り、「こんばんわ!すまん、いつものマイ・フェイバリット・キャンディーを忘れてしまったので、お客さん、誰か、あの飴、キシリクリスタルの青いヤツ、持ってたら、ステージによろしく!」とお願い発声しライブスタート。まず、「歌う45歳ゴールド」ね。仙台でブリーチしてから初の関西だから。 歌詞も微妙にゴールド仕様。良し!十三、もう既に出来上がっていた。片山組のおかげだ。ありがとう。

バスドラムの位置がちょっと横になっちゃって、「脳」は、都はるみ目線で。 「魔法」は、この前の青山あたりからレパートリーに復活してんだけど、まさに十三のライブの神様への感謝の歌だね。新曲の断片実験タイムはギターを置いてドラムトモフで「誰かがポテトを持ち込んでいる」。時々エレベーターとかで、おいしそうな出来立てスメルするっしょ?「ん?誰のだ?」っていう、あの世界共通のソワソワな空気を人類を代表して曲にした。一応の曲構成を十三ピープルに伝え、掛け合い強要。おお、いきなりで完璧なグッジョブ!出来た~っ!曲が完成する瞬間をリアルタイムで共有したんだぜ。NASAもビックリなんだぜ。

すっかり上機嫌トモフ。「ゴキゲンので、オトダマでやるはずだった二人ピーズを、、」お客さん「ドワ~!」オレ「思い切って『焼き飯』を~」お客「ワオ~」。あまりにも大喜びな反応に突然キレて、「なんだお前ら~!喜び過ぎだっ!きょう一番の歓声じゃねえかっ!くそ~!焼き飯中止~!」。再び新曲コーナーへ戻る。トモフごころと秋の空なり。あやしい徘徊曲「SOX」も好評みたいで、アルバムづくり、とっとと頑張らねば。

あまりにいろいろ楽しくて、たびたび悪態を突いてしまったけど、全部ラブの表現なんで、許してください。終盤はカラオケでハンドマイクトモフしたり、マリンバエワしたり、2号映像と時空を越えたセッション。アンコールでは、さっきイジワルして中止にした「焼き飯」を、ちゃんとお披露目しました。やっぱシンちゃんすごいね。1分くらいで果てた。

めいいっぱいやりきったぞ!退場シーンは、ファンダンゴ名物の階段から身を乗り出し、キミドリニャオルを振りながら全員で「い~つまでも~♪」を合唱いたしました。あいかわらずっちゃぁ、あいかわらずなんだけど、毎回スリル満点で、夢のような現実。ありがとおおおおぉぉ!