つれづれライブ日記


vol.480
2011.10.22

10月22日 下北沢 風知空知


ひとりトモフ・ワンマン。風知空知にお世話になるのは2度目。居心地いいんだぞ~、たまんない!下北沢を見下ろすビルの4階あたりのテラス付きの物件です。屋内のようなオープンカフェのような、開放的な間取りとなっております。ソファやテーブルたちはワリとのんびり配置されてるんで、キャパ50人と少なめ設定。詰め込めば100人は余裕なんだろうけど、そうはしないとこがイキでございます。

快適な環境に加え、スタッフさんのおもてなしがメチャクチャ丁寧っつうのが、風知空知でござる。京都の老舗旅館(もちろん行ったこと無いけど)の女将の心意気。そしてフレンドリー!出演者に対してだけじゃなく、お客さんにもだぞ。それも押し付けがましいお仕事モード系ではなくて、すごく自然。大自然!べた褒めで気持ち悪いけど、行けばわかるぜ。感激して気を失うぜ。「素晴らしいヒトたちがいるんだなぁ。よし、俺、明日から頑張るっ!」て、気持ちを頂いちゃう。あまりに畏れ(おそれ)多くて、この企画のタイトル「風知空知の知の字は、大木知之の知の字」とか言えない、もう。タイトル変えさせてください。俺とは格が違います。基本は、「飲みと食事で時々ライブ」のお店、、なのかな。環境の良さとスタッフさんの気持ち良さがお客さんを呼び寄せてて大繁盛みたい。お店にお客さんが集まるってのは、広島のオルガン座と一緒だね。この日も、ライブって知らなくて普通にフラっと来てるヒトがたくさんいた。「あ?ライブで満席?じゃ、あとでまた来ます~」って感じで、ライブ後は、いろんなお客さんが入り混じって飲んで食べてる。下北の理想郷では無かろうか。

で、ここでライブすると確実に羽目をハズす事になるのである。気持ちよくてね。前回も最高によいひとときだった。実はこの日、家を出るときは「あ~、この前のあの感じになれたらいいけど、あんなのは無理だろなあ、、」って怖じ気づいてた。9月30日のマンダラディナーショーで都内での1人ワンマンは大充実したばかりだし、もう俺、燃えカスだぜ、頑張れないぜ!って、やたらマイナスモードで下北沢に着いたのさ。この日は電車。飲む気満々。ひたすら風知空知に酔いしれる日って事にしたのさ。自分の中でのマンダラとの差別化(マンダラにはクルマ入り)である。飲む日って事でモチベーションをね。あ、酔いしれるって言っても、酔っぱらいのライブはカッコ悪いから、ちゃんとセーブはしたよ。お客さん以上は飲まないように気をつけた。薄めたし。なので許されてっ!

ドッパ~ン!すごく楽しかった!、よねぇ?いやぁ、良かった。結局、オレ無茶苦茶頑張ったじゃん。つうか、自然に猛烈に頑張れた。あらゆる未開の引き出しを開拓したぜ。うむ、現場の環境がライブを作るんだ。ライブは現場で起きてるんだ。想定して怖じ気づくなんて屁だね、くそだね。家を出る前のローモードはなんだったんだろ。

トイレ休憩タイムは、BGM代わりに真知子の「迷い道」を熱唱。ひろみ郷の「ハウメニーいい顔~」もしたな。お得だったねぇ、お客さん。あ、もちろん、トモフ曲もしっかりやったよな?作りかけの曲とかを。この時期(アルバム制作期)ならではだぜ。

素晴らしいひとときだったのだ。夢なら覚めないで!って何度も念じてた。素晴らし過ぎて、また次回があると、ちゃっかりプレッシャーなんだけど。ま、いいや。きっとココなら、最高の突発的な何かがたくさん起こるんだね。天国!そして頑張ってチケット取って集結した同志たちよ、君らもナイスだった!ラブリー!広い心で楽しくしてくれて、大感謝!俺は幸せ者だ。またココで会えたら楽しいね。引き出し、増やしとくぜ。すっごいのを。いや、当日に増える。