つれづれライブ日記


vol.481
2011.10.30

10月30日 大阪芸術大学


大阪芸術大学(通称・ダイゲー)の学祭にお呼ばれしました。日程的に、ピーズのワンマン翌日で、しかも現場が関西っつうことで、ついこの前ミューズでワンマンしたばかりのファンファンズたちに再集合してもらい出場。

旅の前、この大学への行き方の検索をしたら、新大阪からかなり遠い場所だっつうのが判明し、しかも学祭の出番は昼間なんで、「ううむ、早起き過ぎる。たぶん不機嫌でまわりに迷惑をかけるに違いない。」で、なんと前夜に関西入り策を選択。ある意味、プロ意識。しかも途中の京都に泊まるプランだ。「トモさん、前乗りするんでしたら、リハ一緒にしましょう。」とミヤケ君(京都)に誘われて。すごいぜ、前夜リハーサルだぜ。これは確実にプロ意識!

ヤバイ、旅行シーズンで京都のホテルは満杯。素人電話では全滅。(そりゃ、当日じゃ無理だろ、、。)清水音泉の宿泊の魔術師タカナシさんに無理言ってゲットして頂けました。奇跡!魔女!感謝!

夜の9時にファンファンズたちと再会。ライブ以外で彼らに会うの、実は初めて。今までは、ライブハウスでライブ当日に合わせるっていう無謀な流れだったのだ。今回は、普通にスタジオで会うんで、微妙にくすぐったいひとときだった。ライブ以上に緊張したな。なかなかスタジオに入らず、「このまえ、ワンマン、楽しかったね~」とかダラダラ。なぜか全員のぶんキャンディの首飾りが準備されていて、もちろん装着。京都人はリハからパーティーモードなのだ。楽しいリハだった。ピュアな思い出ゲット。さ、明日は早起き。競馬新聞をちょっとだけ見て奇跡のホテルでサクっと寝た。ちなみにファンファンズたちはリハ後、朝まで飲んでいたそうだ。サードやハルたちもギンギンにライブの後とか飲んでるし、つくづく世界はタフだ。

朝10時半。ファンファンズ号(レンタカー・ステップワゴン)でダイゲーに出発。ドライバーは前田くん。助手席ナビがミヤケくん。真ん中列が、川本くん、タバコくん、ケンダマ先生。後列年輩席が俺。ムム!隣りにファンファン。勇ましいけど女子だぜ。緊張するぜ。

あれ?意外にすぐ着いた。寝てたらしい。旅先の昼間ってよく眠れる。クルマで良かった。ひとり電車移動だったら確実に和歌山まで行ってた。あぁ、、、しっかり雨だ。すごいな俺、行く先々で雨を降らすみたいだぜ。

にしてもキレイな大学だ。芸大だもんね。土地、広大!なるほど、こりゃ都会じゃ無理だ。ライブ会場の建物なんて、どこかの美術館つき市民ホールみたい。隣の校舎に控え室があって、こっちもピカピカ。こうゆうトコに通う学生さんは、スッキリ、クリーンな恋愛をするのだ、きっと。まちがいない。

大学生のスタッフさんたちの、おもてなしが何かと丁寧です。申し訳ないくらい気を使ってくれちゃってる。まあ、彼らの倍以上の歳だから、彼らからしたらトモフは超ベテラン歌手なのだ。俺たちからみた永ちゃんや、サブちゃん級なのだ。しかもトモフなんて、名前はロシアっぽいし。さぞや怯えただろう。

ライブ会場は体育館のような講堂のようなデカイとこ。そこにバッチリなステージと音響設備が組まれてる。なんとステージ後方には巨大スクリーンもあるんだぞ。もったいないくらいの環境です。学生さんたちの頑張りに感服。トモフ、人気者じゃないから、満員に出来なくて申し訳ない!次回は教室にしてください。

お客さんはトモフを知ってるマニアックな同志たちと、初トモフっぽい「なに?誰?、、フスキー?ロシア人?」ピープル。あと陽気な学生あんちゃん数名で面白かった。恋愛の告白をためらってるとゆう青年に「ひとまず、やってしまえ!」とアドバイスした。

学祭ならではの空気だ。ワクワク満々!、、が!俺の足、まだ治ってなくて、イチイチ歯がゆい。甘くみてたなぁ、こんなに長引くなんて。くっそ~、この新鮮な場所で縦横無尽にハシャギまくりたいのに、そうはさせないオレの股関節。憎い!なわけで、余計なコトしない正統派ライブってカンジ。しょうないな。いいかげん、さっさと治します。ダイゲーに医学生がいたら手術してもらったんだけどなあ。

とか言いつつ、後方スクリーンに映される自分らや、謎のアートを観つつ歌い、しゃべり、持ち時間をオーバーし、かなり楽しんだ組だった。前夜リハの成果でバンドはバッチリだったしね。良しとする。無料イベントとはいえ、雨の中集まってくれた人々よ、ありがとう。優しい学生スタッフさんたち、お世話様でした!みんなグッジョブ!そのまま行けよ。立派な大人に~!告白青年のその後が若干気にかかる。