つれづれライブ日記


vol.483
2011.11.19

11月19日 盛岡 change


今年も、the ピーズの晩秋ツアーに誘ってもらったぞ。気持ちいい季節だし、なじみのメンツだし、いろいろ確実にたのしい。ワクワク。

行きは新幹線。東京駅出発。トモフチームは5号車。いるはずのハカマダ君がいない!ん~、ま、よくある事なんで、気にしつつもお弁当。ちょっと自分の慣習を脱して「ハンバーグ弁当」みたいのにトライしてみた。黒毛和牛だぜ!結果、、、「やっぱハンバーグは冷たいと切ない。」でさ、最近、新幹線の座席にコンセントあるじゃん?こうゆう時のために携帯用電子レンジとか、世界最小IHコンロとか、誰かちょちょいと開発して欲しいぜ。日本の力を信じてるぜ!

弁当話、しつこく続く。更に見た目がね、基本的にライスの白とハンバーグの茶色だけっつうのも、男らしすぎ。安い肉でいいから、他にミドリとか黄色とか赤とかで、旅人向けにカラフルで楽しいのが良かった。隣のクメムラのがにぎやかそうだった。確実に負けた。

東京駅を出発してしばらくして、上野だったかな大宮だったかな、ハカマダ君が5号車に登場!ちゃんと同じ新幹線に乗っていたのだっ!なにやら興奮してアピール、、

ハカマダ「生まれて初めて電車を止めたっ!新幹線を3秒とめたっ!」

ワケがわからず一同半笑い。つまり彼は東京駅に発車ギリギリに着いたらしくて、ホームへの階段に差し掛かった時に「まもなくドア、閉まります」って聞こえて、で、ものすごい大声で「すいませ~んっ!待ってくださ~いっ!」と階段途中から新幹線方向にシャウトしたそうだ。で、車掌さんがちょっと待ってくれた、、とゆう。愛くるしい小さな話なのだが、ハカマダ君にとっては「俺、新幹線を3秒止めたっ!」事件。一世一代の大仕事だったのだ。滅多にシャウトなんてしないからね。楽しい旅の始まり。

ソーラン節大会?で盛り上がる盛岡駅からタクシー。運転手さんは盛岡の観光大使ばりにオススメスポットを語る語る。助手席の大塚が聞き上手なもんだから彼のご満悦はピークに達し、「天然記念物の石割り桜、ごらんにいれましょう」と、なんとルートを遠回りっ!その桜が生えてる裁判所の前の道で減速。道端から眺めるのかと思ったら、裁判所の門から進入し、敷地内に乗り入れて停車っ!なんたる激サービス。盛岡観光大使の使命を立派に果たすナイスなドライバーと、それを許す裁判所。素晴らしい町。

change、4月以来だよね?やっぱりいいんだあ、このビル。居心地いい昭和テイスト。楽屋もグッとくる。ただ、あのやんちゃなあんちゃん風の店長さんが、この日は逆に東京に行っててお留守。残念。自分の中では、changeって、このビルとあの店長さんでセットだからね。また会える日を!

トップバッターはサードクラス。新幹線を止めた男・ハカマダ君、この日、安孫子の手作りのギターアンプを貸してもらったのだ。(いつもはお店のアンプを借りてます。)もうカルチャーショックだった。全然違うんだよ、すごいね、安孫子のアンプ。音ひずませてても濁らないの。わかりづらく例えると、「朝焼けの音」なんだよ。空気が凛としてるあの感じ。ハカマダ君もオレも、アンプとかにウトイ人生だったのだが、「大事なんだね~」って2人して強く思いました。

次はトモフ。盛岡、楽しい。ピーズのおかげで、お客さんたくさん。ありがとう!



あ、楽しき中にも緊張タイム有り。バンドバージョン初公開ってのが2曲だぜ。しかも、ちょっと面倒な曲たち。メンバーはバッチリ登頂。既に作者が追い抜かれ、足引っ張ってたなあ。ゴメン。



この前カラオケで歌った「苦笑いでハイタッチ」、これが手強いのだ。今回はギター弾きながらなんでね。テンポあわただしい、プラス、まだカラダに歌詞が染み込んでない。で、最前列のお客様に歌詞カード係をやっていただいた。感謝!、、なくせに厳しい要求。「俺、目が悪いんだよね、しっかり持って、ほら!あ~っ、指で文字かくれてるっ!」とか。大変お世話になりました。面白かったです。それでも間違いまくった。まさに苦笑い。



もう一曲のバンドで初トライ曲は「SOX」。晩秋ツアー記念に猫(ソックス)の声をハルにやらせてあげた。変な声で良かった!



トリはピーズ。当然大盛り上がり大会なのだ。ちょいとのぞきにドアを開けたらモワァァァア~っとオソロシイ熱気と汗だく湿気で、「ワオ!」って楽屋(下の階)に退散。ビルが揺れてたぜ。最初は「あ!地震!」って、女子たちがソワソワしてたんだけど、ピーズのテンポに合っていた。鉄筋コンクリなはずなのにミシミシいっていた。ダイジョブなのか?無事を祈願!

打ち上げは福寿丸。素晴らしいお店だった。お座敷。長い卓に美味しそうな料理が並ぶ。魚はもちろん、かっぱ巻きもすばらしかった。麻婆豆腐は山椒ビリビリ。白飯も頼んで、バクバク食べてたら眠くなって、いつものひとり早退。ホテルのベッドで天井がグルグルしていた。打ち上げでは飲んでなかったのに。changeで結構飲んでたんだなあ。旅先マジック。



ちなみに、その後のだし巻き玉子と味噌汁も更に素晴らしかったらしい。あと、女将さんの締めの言葉が感動的で、PAくんが泣いたっつう話もきいた。温かい町なのだなあ、つくづく。

翌朝、ピシッと8時前に目覚めてしまい、コンビニへ。競馬の日だから新聞と、肉まん、おにぎり、フライドポテト、茶、タバコ。 天気が良くてホテルには戻らずに、思わず橋を渡る。城跡公園、いいね~!感動した。紅葉と石垣、絵ハガキみたいだった。あの城、お殿様は誰だったのだろう。運転手さんに聞いとけばよかった。あとで調べよっと。川べりで一服。気持ちいい~!遠くに岩手山。おお、かっこいい~!やばいな、本当にいい町だ。また来たい。とゆうか、一度は住みたい。、、、盛岡、今年知りました。これからよろしく。