つれづれライブ日記


vol.484
2011.11.20

11月20日 福島 アウトライン


盛岡から東北道を南下。きょうはクルマ移動。運転手はPAさんと俊平くんが交替交替で。大変ご苦労様でした。北風が山を駆け上って雲になって、巨大な屋根みたいになっていた。この日は昨日と違い、コツ~ンと寒い。北風小僧ハズカム。

初めて来たよ、ここアウトライン。つうか、福島に来たの初めてだ。ん?中学の修学旅行で会津に行った~!ああ、いろいろ思い出してきた。ヤバイ。勝手に照れる。

リハ終えて、のど飴を買いにコンビニへ。よし、いつもの飴発見。ゴ~ン、財布忘れた。品物を定位置に戻し、せっかく歩いてきた北風の道を引き返すのだ。「うぅ、福島~、、、」と、土地に愚痴る。前方から見知らね女子接近!ムムム、アウトラインを探してるらしいぞっ。『旅先で見知らぬ誰かとギブアンドテイク』の法則だ。彼女に金を借り、お返しにライブハウスまで道案内。ラッキー!いい町じゃん、福島~!ほのぼのな思い出ゲット。

さ、今夜もサードクラスで始まった。楽屋が禁煙なんで客席後方の物販席に陣取り、魔法の水をクピ、タバコをプカリでライブ観戦。極楽だ。あとから入って来たお客さんはきっと、「なんて空気の悪い、酒臭い店なんだろう」って思ったに違いない。すまぬ!

お客さんはいっぱい。ピーズのおかげだよ~、本当にありがたい。ハカマダ君は今日もマイペース。この旅は、バイオリンのムトゥがお休みで四人サードなんだけど、そうゆうピンチな状況で結束力アップなのかな、気合い入ってたなあ。歌とか音がダイレクトで太い感じになってた。最後にベイビーが一曲スマイルで、バッチリ締めた。

続いてバンドトモフ。昨日に引き続き、新曲は最前列のお客さんに歌詞を持っていただいた。



でも、ここ、ステージと客席の間隔がちょっと開いてて苦労。そのせいってワケじゃないけど、またバリバリ間違ってしまった。



12月のライブまでには、しっかりしたいものです、俺。

今夜のお客さんも素晴らしかったなあ。うつくしま福島っ!ラストは、ビシっと肩で締めた。いわゆる「ミゲル(消臭力少年)締め」。たまんない。またやろ。結局今年は合計七回も東北に行ったんだよねえ。来年もお互い元気で会いたいものでござる。ハピニューイヤーで再会よろしく。

さ、ピーズ。トモフ、再び観戦族。最前列のスピーカー脇から観てたら、角度的に安孫子がモロ見えな位置だったんだが、この夜の安孫子、なんだか猛烈マンで、特設のビールケースに何度も昇って、顔もアクションもベリベリハード。ハシャギまくっていた。やばいよ、もりくんの世界にちょいと足を踏み入れてたよ。いいことだ。

途中の「初夏レゲ」で鍵盤役に呼ばれたんだけど、当日に急に言われても全く出来ません。(CDの時は、少しず~つ弾いてたので。)あの曲、スリーコードとかじゃないからね。大変なんだぞ。なので、ダイジョブそうな一音をビィ~っと弾いちゃあステージ中央でガッツポーズっつう、福島バージョンでやりきった。燃えた!もちろんラストはミゲル締め。その後もピーズの汗だくライブは続いた。お客さんたち、帰り風邪ひかなかったのかね~。

さ、この日は泊まらずにドライブ帰り。クルマは楽しいけど、お腹の心配がちと面倒。ツアー中は便秘か下痢のどっちかなのだ。団体行動だからあんまりしょっちゅう「トイレ!」って言えないじゃん?な、くせにSAに停まると思いっきり食べちゃうね。ああゆうトコで食べるの大好きさ。ベイビーが夜のショボショボ顔になっていた。普段早寝族でオネムなのだな。トモフは日付が変わる頃にターボスイッチが入る。佐野ラーメンにカレーもつけた!

結局わざわざ、家の近くまで運んでいただいたんだよ。電車が動いてない時間だったから。東京に着いてからもあちこちにドライブが続いたのだ。運転手チーム、本当にご苦労様です。で、最寄りの駅前で降ろしてもらったんだけど、タクシーの気配は無く、家まで歩いた。荷物重いし、足が妙だし。モルヒネ代わりに日本酒クピクピさ。なかなか進まず50分かかったぜ。この旅で一番酔いがまわった。面白かったなあ。濃い旅。にしても、今年は短い秋だったなあ。さ、また冬だね。楽しいコト、さがそ~。レッツ・着ぶくれ!