つれづれライブ日記


vol.485
2011.12.14

12月14日 下北沢 QUE


46歳に到達した!すごい。50が見えてきた。想定外の日々を生きてゆく~♪


無事なら良しって事にして、大木兄弟の誕生会 at QUE!毎年、こんな大の大人がお祝いしてもらっちゃっているのだよ。あ~り~が~た~や~。お酒、服、冬を越すグッズなど大量の贈り物も頂きまくりである。こんなにチヤホヤしてもらっていいのか、、、いいのだっ!誕生日様なのだっ!最高の一日である。


夕方QUEに集合。サードクラスたちとも長いお付き合いになったなあ。トモフとつるむコトになったせいで、ここ何年、彼等もこの日はQUEにいなければならぬ。その年によって、週末だったり平日だったり、おかまいなしだ。ちなみに2012年の12月14日は金曜のようです。また手帳に「QUE、大木兄弟」とか記入をヨロシク。


ピーズリハ。本番に自分が参加する曲のチェック。「焼き飯」のドラムトモフを初合わせ。これはオトダマの二人ピーズでやる予定だったんだけど、台風で封印されていたの。ハルが「せっかくだからやっか?シンちゃんを休憩させる意味もあるし(シンちゃんは翌日がピロウズのZEPP東京だった)、、」と。3人で合わせてみたら、どうも俺の「焼き飯」は速いらしい。たぶん最初にピーズのライブで観た時のイメージが「イケイケ曲」だったんで、それに支配されてるのだ、俺。「そんなに速い曲じゃないんだぜ」って、注意された。うむ、本番はじっくり頑張るぞ。


さ、7時。お客様はやっぱり神様です。平日だったのにドワ~っと。ガヤガヤと。冬なのに蒸し蒸しと。しかも陽気。素晴らしい!今年はピーズが先の出番。いきなり異様に盛り上がりまくっている。7時の空気じゃないね。楽屋で待つ自分はプレッシャーなハズなんだけど、兄弟なせいなのかな、「うむ、いい日。」と、しみじみである。父ちゃん、母ちゃん、今年もこっちは無事ですよ、、な感じ。


でも、飛び入りタイムが近づいて来ると、そんなしみじみもしていられなくなった。「万が一、こんな盛り上がりに、水を差すような大失態やらかしたらヤバイぞ、飲み、、、ストップ。」ってね。いや、オレ、誕生日様なんだから、そんなプレッシャーとか感じなくていいんだよ、ほんとは。でもさ、当然ハルも誕生日様だからさ。ちゃんとせねば失礼なのだ。なんとか背筋をシャキッと正しておりました。


「はい、ここで、ゲスト、トモフスキー!」、、ジャ~ン!ステージに上がったら、突然責任感は消えた。いい景色は素晴らしい方向にヒトをダメにするのさ。鍵盤は天女のように舞いながら弾きたおした。で、来た来た~、「焼き飯ドラム」。



気合い入りまくりで猛烈に頑張った。二の腕パンパン。肝心のスピードは、リハよりも更に速くなっていた。がっ!場はそんなコト全然どうでもよくなっていたのだ。シンちゃんがステージの最前に移動して、ハンドマイクでギンギンにラッパーモードでコーラスしてんだから。QUE、大騒ぎ。狂気。全然翌日のための休憩なんかにはなってなかった。


2番手トモフ部も楽しかった。この日初公開の「歌う46歳」でライブ開始。



何度も「Zepp東京~!」と煽りつつライブは進んだ。お客さんが完全に出来上がり状態だから、Zeppと言おうが、ハッピーニューイヤー!と言おうが、OK。さすが誕生日様。極楽極楽。ひと仕事終えたハルもユルユルご機嫌の様子。この日は兄弟のあっちこっちなトークが数えきれずだった。どっちかがジョンになったり、ヨーコになったり、銭形になったり、永ちゃんになったり、猪木にもなっていた。


一応職人としては、、「大人なので」とか「秒針SKA」とかで、歌詞を46歳モードに変換して歌ったりもしておりました。



新曲3つと古めの「ガン告知」とか混ぜこぜの選曲。あ、俺のギターの弦、切れちゃって、安孫子に替えてもらったんだよね。



ありがとね。助かった。こんなドロドロな夜なのに、チューニング、バッチリで。さすがギタリスト!って思った。安孫子とは、また少しのあいだ、同い年だ。(安孫子は4月生まれ)なぜか蝶ネクタイしていたな。

そして最後のセッション部。お客さんも、こっちも、気力体力の限界なハズなんだけど、なんだか笑っていた。恒例の「IN MY LIFE」と「HAPPY X'MAS」の2曲を双子ハンドマイクで。(ベースは、これまた翌日ZEPPのジュンくんが弾きに来てくれた。感謝。シンちゃんを、ちゃんと早めに帰宅させる係も兼ねていたようです。)弟は歌詞カンペを毎年必死に追い、基本的に兄がしっかり歌う。グデングデンでも頼もしい。


あ!「HAPPY X'MAS」の時、サンタが登場したのだ。さっきラッパーだったシンちゃんが、



今度はサンタっ!大忙しっ!、、と思ったら、なんだか声が高い。ん~?あ~っ!もりくんだぁぁぁあああ~!実は俺だけが、かなり長い時間、シンちゃんだと思い込んでいたようです。もりくんは、このサンタ役の5分のためだけにやって来た~!




打ち上げ。祝祭はまだまだ続く。鍋登場!白味噌の鍋。美味しかった。運転があるから軽くしか食べなかったんだけど、白味噌、いいね、優しいお味だね。

双子でケーキのロウソクの火を吹き消す。これは毎年照れくさい。



でも年に一度だから、しっかりフ~って、やりました。




今年もにぎやかにして頂き、ありがとうございました。しあわせな一日でした。残りの364日は世のため人のために捧げます。なんちって。さあ真冬へ!