つれづれライブ日記


vol.489
2012. 2.27

2月27日 十三 FANDANGO


起床。体調正常。ひとまずホッとする。リレンザ吸引も今日までだ。つまり完全に下山。トモフ、平地に降臨。関西ウォーカーさんの取材は大事を取って延期していただいた。野外撮影希望とか言うんだもん。寒いぜ、病み上がりじゃなくてもキツイぜ。リハ前、ファンダンゴで3月末のキャピタルレディオ用の映像を楽しく収録。当日のMUSEで流されるらしい。是非、苦笑せよ。キャピタルのカジ君は、ライブも律儀に観てってくれた。ありがたい。


昨日の反省を生かし、微妙な小芝居はせず、アッパーなライブを心がけた。ま、その必要が無いくらいファンダンゴは最初からアッパー。助かる。月曜開催でスマン。最近、ライブハウスはボ~っとしてると、平日しか残ってないのである。んでも、たくさん集結してくれてサンキュー!エラいぞ。なでなでだ!


下山者とは言え、まだウィルス持ちなんで、基本的に歌うポジションはステージの後方に。客席の真ん前でカラオケハンドマイクする場合は、マスク着用して、アルコール除菌スプレーを十三ピープルに噴射しながら歌った。リズムに合わせてシュッシュッと。たとえば、「苦笑いでハイタッチ」ん時は、「ユウウツの共有は~、シュッシュッ!それはある意味娯楽、シュッシュッ!」ってね。すっごい面白かった。狂気。サビで右にシュッ、左にシュッってしてたら、「あ!圭介くんっぽい!」と気づき、おもわずヨサホイへ。


トイレ休憩タイムもツボだった。ファンダンゴはキッチリ休憩時間とるほどトイレが豊富では無いんで、いちいちオレ引っ込まずステージでBGMプレイ。さまざまな昭和の曲をトモフオリジナルにして歌った。宇宙戦艦トモフ、トモフさん(サザエさん)、ビートルズもナックも歌詞の締めは「トモフ」。徹夜現象的にウケた。いまでもトイレ休憩が待ち遠しい。


この日は「うしろの記憶」がヒットだった。なんだか熱かった。お客さんのギターリフコーラスに、うっかりジ~ンと来たぜ。くそー。あ、「人間」で本編ラストってのは冒険過ぎた模様。自分的には、あの曲はもう立派にノリノリ曲に成長しちゃってたのだが、一般的には妙な曲なんだな、、と痛感。十三で「?」なんだから一般世界は「???」だな。気をつけよう。


ははきま三宅くんが来てて、客席後方のカウンターあたりでノンビリ観てるみたいだったから、アンコールでは強制的にステージに参加させた。仕事帰りでピシっとスーツ着てた。でも既にグデングデンで、いきなりスッテンコロリンしてた。絵に描いたような普通の酔っぱらいサラリーマン。ヘロヘロ星人。「すみません、大丈夫です」とか言ってるんだが、頼りないにも程がある。でも「骨」と「ひとりに戻るんだ」の2曲。ドラム上手で驚いたなあ。その状況でハイハットをしっかり8つ打っていた!シラフじゃ出来なかったろうな、あの小刻みな右腕。


大満足な2晩だったぜ。ありがとう!なんか、普段よりかテンション高かったじゃん、オレ。丈夫な喉とカラダに感謝。終演後、5日ぶりにアルコール摂取。思い切ってジャック・ダニエルをば。最強にうまかったあぁぁぁああ!


はぁぁぁ、とんでもない1週間だったなあ。でも無事バッチリで、ライブさまさま、、って思った。だって、たぶんライブの用事がなかったら、不健康に寝込んでるだけで、余計こじらせてた気がするぜ。サンキュー、ライブの神、そして同志たち!ちゃんとうがい手洗いしたかね?うむ、よし。行くぞ、2012!