つれづれライブ日記


vol.494
2011. 3.31

3月31日 京都 MUSE


バンドトモフの2012年初ライブ。かなりのインターバルだったなあ。前々日にメンバーとリハで再会したのが、クリスマスイブ以来だったんだぜ。用事が無いと、こんなに長期のご無沙汰になるったあ、大人だねえ。シュールだねえ。で、そんな久しぶりの再会なのに、照れくさいようなコトは特に無く、まるでアロンアルファで接着したみたいに、あの頃からの続きが、続いてゆくのだ。線路である。ま、無事でなにより。メンバー全員、冬との戦いに勝ったのだ。この冬もオレたちは超合金だった!

リハを終え、トモフはエレベーターでMUSEの上の階に移動。関西ウォーカーさんの取材。『いい星じゃんか!』のことをいろいろ。本当は2月のファンダンゴの時に入っていた予定でね。でもそん時、インフル治りかけだったから感染回避で延期していただいてたのだ。リリースから、もうずいぶん過ぎてるのに取り上げてくれてんだぜ、ありがたい!関西ウォーカー、万歳っ!ハグ!おしゃべりと撮影、楽しかった。

ウォーカーさんたちとのひとときを終え、ライブモードにシフトチェンジ。楽屋で増子くんに「きょうね、オレね、真剣にやるよ。」と宣言。増子くん「なに言ってんの、いつも真剣にやってんじゃん」と。オレ「いや、もう~、全然ほんとに、ピシッとやるよ」。


なんでこんな宣言したのかっつうと、この日、トモフ、怒髪天、ピーズでさ、つまり、大木兄弟に増子くん挟まれちゃってんの。で、淋しがってたら可哀想だなと勝手に思ってね。大木兄弟って好き勝手にダラダラやってる(ように思われがちな)カンジじゃん?もちろんオレらは真剣なんだけど、いつのまにかダラダラになっちゃう(見えちゃう)、、みたいなね。そんな中で、増子くんだけが直球キャラ役を背負ってるみたいな夜は気の毒じゃん?後輩には自由に羽ばたいて欲しくてさ。一応オレたちの方が歳上でもあり。優しいだろ?「さすが先輩」だろ?えっへん!体育会系だからな。


さ、開演前。むむ?楽屋に黒いエナメルのコートの男がいるぞ。梶くん(今夜の企画、キャピタルレイディオの主催者)が、冒頭あいさつ&呼び込みのためにステージに上がるそうだ。何かの仮装しているぞ。「?、、あ!わかった!テレビの鬼ごっこ番組の追いかけチームのだっ!」って言ったらガックリしていた。まわりの人間に「違うよ、Xジャパンだよ」と、たしなめられた。。おおお!!言われてみたら、もうTOSHIにしか見えなくなった。うむ。そっくりだ!


7時。そのTOSHIさんがステージに登場。MUSE、いきなりものすごく盛り上がった。このあと出づらい!ゴージャスな紹介を受け、「地味でスマン!」とバンドトモフぞろぞろ登場。でも、ちゃんと空気を受け継ぎ、Xジャンプの乱射。あ、言っとくけど、Xを茶化してたわけじゃないんだぜ。かなり好きだぜ。なんつっても同じ千葉県出身で、たぶん同期だぜ。勝手にファミリー気分だぜ!


MUSE、満員。お客さん陽気。みんな無事。超合金で良かった。


「文句いわない」の出だしは、この日オリジナルで、クメムラのみでしばらく8ビートをば叩いてもらい、その後に全員でドワ~っと曲に突入っつう作戦。一番最初の「1、2、3、4!」ってカウントもクメムラに無邪気に発声して頂いた。カウント後に入るのは彼女だけなのに、自らカウント発声をするようなキャラでは無いのだ。いっちょ思い切ってもらった。春なので。


今年の初バンドトモフがこんな濃い企画で、いきなり2012はハードル高めスタートだね。「今年もヨロシク!」と、ハッピーニューイヤーTシャツ着用。このドラゴン(辰年)Tシャツ、2011の9月のオトダマで「世界一早い2012グッズ!」って大いばりで売るつもりだったんだが、中止になっちゃったせいで、すっかり春なのにまだトモフ部屋には段ボール。ヘルプミー!


MUSE、ステージは寒くてしばらく靴はいてた。やってくうちに結局裸足になったぜ。本気だからな。新譜曲「無い!」をバンドでは初公開。ちゃんと録音で使ってた鳥のピョロピョロ笛とラッパを部屋から持ってきた。ハルにラッパを。ラッパ、意外と重いらしくて、くわえつつベース弾くの大変だったみたい。ご苦労っ!ま、本気兄弟ってことで。


ああ、この日、なんだかマイクとの相性が難しくて、あんまり自分の声が電線を伝ってない気がして、かなり大きめ発声で歌ったよ。うるさかったら失礼しました!他のバンドチームも言ってたけど、MUSEは中音が難しいらしい。ストイック過ぎるっつうかね。ファンダンゴは逆にお風呂過ぎるのだが。まあ、実はどっちもOK。景色と温度が良いからね。お客さんの空気でライブは作られるのです。


ちゃんと携帯で時間チェックしてたくせに、40分の持ち時間を2分オーバー。悔しい。時間守るのは大事。体育会系なんだよ 「’60s」 は。ライブ後はクピクピ飲みつつ楽屋のテレビで怒髪天とピーズを観戦。大塚、クメムラ、いちいちおおハシャギ。愛くるしく、うるさい!


怒髪天、最後に新曲!えらいーっ!おお、しかもいい曲!ピーズのラストも「真空管」っつう渋い曲だ。ううむ、トモフは 相変わらず「スポンジマン」でフィニッシュだったなあ。彼等の思い切りがカッコ良かった。ひとつ勉強。


最後にセッションタイムがあって、永ちゃんの「アイラブユーオーケー」をみんなで。オレはドラム~♪ドラム大好き。この時間は、もうへべれけだったんだけど、きちんとプレイした、、ね?増子くん、シンちゃん、坂さんが熱唱してた。後ろから見ていたよ。面白かった。


打ち上げもすごく濃かった!鍋は、とうふを中心にいただきました。とうふ王子。その後、MUSE店長ユキサダくんの「結婚してください」「はい、よろしくお願いします」ってゆう美しい瞬間があって、泣き笑いで大騒ぎだった。幸あれ!


いつのまにか楽屋で爆睡してて、ハカマダ君に起こされました。いい夜だったよね。めでたし!今年もヨロシク!ここからしばらくバンドトモフ月間。次は新宿に集合だ~っ!