つれづれライブ日記


vol.497
2012. 4.28

4月28日 アラバキ





デ~ン!いい日で良かった。遂に混ぜていただいたんだぜ、アラバキにっ!


会場は「みちのくエコキャンプ」って名前だったかな。いいとこ。居心地完璧。まるで馴染みの公園かのように、フル満喫しました。何度もココに来てるひとによると、こんなポカポカ(むしろ暑かった!)天気のアラバキは珍しかったらしいぜ。ラッキー!


仙台駅到着。初夏の日差しギンギン。現地行きのバスの出発まで、仙台名所のひとつ「駅前ロータリー歩道橋」の喫煙所で一服。行きの新幹線の時は、「天気、ちょっと良過ぎだなあ、ダイジョブかな。フェスモードのテンションについていけるかなあ、、」と若干不安だったんだけど、この一服してるうちに「ふー、気持ちいい。最高じゃん。体調もダイジョブそうだし、もうこれはマチガイ無くいい日。決定!」って、ワクワクモードに。ハカマダくんは普段通り冷静。大塚も普段通り眠そう。バンドトモフでは、この3人が喫煙隊です。みんなで代わる代わるトイレを済ませました。


ヘルシー組と合流し、さあバス出発~!アクセルと同時にパチパチパチと拍手。知らない同乗者さんたちも、ちゃんと拍手に付き合ってくれた。みんな無邪気だ。旅マジック!


ふと目を覚ましたら、おおおー、絶景っ!ダム湖の岸辺にサクラが満開。なんじゃこりゃ!どうやら素晴らしいタイミングでこの土地に来たのだなあ。ウトウトしつつ感激。二度寝へ。


アラバキに到着。遊歩道の前方に先に到着してたハルが「ようこそ!」とお出迎え。ゴキゲンの様子だ。ハルは今日、ピーズとバンドトモフの2連チャンだ。ハードでスマンが踏ん張っていただきたい!


湖のほとりのキャンプ地なのだね。This is リゾート地ってカンジ。トイレが丸太のロッジ風ってだけで興奮した。簡単だぜ。ちょろいぜトモフ!


楽屋プレハブ密集エリア、暑いー。夏だ、これは。しばらくしたら、もうピーズ(トモフのひとつ前の出番だったのだ)のサウンドチェックが始まった。「うおお、あっと言う間だな、こりゃ。やばいやばい。乗り遅れに注意だ。」ダッシュでマイドリンクの調合へ。気温とか体調とかライブまでの時間を計りつつ、日本酒の水割りを作成いたします。ライブ前にはストレートは厳禁。決して酔っぱらってはいけません。プロ意識!


と!ハカマダ君はのんきにガッツリお食事しておる。大塚もかっ!ライブ前によく食欲あるよなあ。しかもカレー!オレ、カレーなんか食ったら、一日終わるぜ。「ひとそれぞれ」を痛感。


ピーズが始まった。楽屋村にゴキゲンな空気が聴こえてくる。いそいそとステージ袖へ移動。おお、楽しそうだ。素晴らしい!ステージ脇でピーズの横顔をバックに写メを一発。





浮かれトモフ。カメラマンはクメムラ。


午後3時あたり。トモフのサウンドチェック開始。いい天気だ。ボ~っとするぜ。ありがたい事に、ピーズからそのままテンションキープのお客さんが、ニギヤカにガヤガヤしてくれてる。トモフ、おもむろに客席に突き出た花道の突端へ歩き、「準備のあいだ、するコトないっしょ?コレ、振ってなさい。」と、マイタンバリンを手渡した。「ご利益があります。一度振ると妊娠します。」と、アナウンス。客席をシャカシャカと旅してゆくタンバリンを「よしよし」と、ながめつつ、サウンドチェック。


事務所とか無いトモフのために、ピーズスタッフの俊平くんと、フラカンスタッフのQ太郎さんがいろんな準備を手伝ってくれた。うれしい。非常に心強い。ボーカルマイクチェックの第一声は「ハーバーライトが朝日にかわる~♪」(マチコ渡辺)。お!喉の調子、グー! さああああ、遂に、、、2012年4月28日午後3時10分!オレたち、バンドトモフ初のアラバキ開始っっっ!


いきなり最初っから、最後の直線のたたき合いって覚悟で行ったぞ。余力を残すのだけがイヤなのさ。持ち時間は35分。つまり普段のライブのアンコールくらいっしょ?ダイジョブ、飛ばせー!と。万が一バテたら、寝っころがって歌えば良し。声が枯れても大丈夫。メンバーたち、歌うまいし。なんつっても目の前のアラバキピープルの顔っ!顔っ!いい顔たちっ!泣ける~!んで、真上には青空とギラギラの太陽!こんな状況で「冷静にライブ」なんて、もったいないのだ。思いっきり乗っかってこ~ぜ。吸い取るぜ、吐き出すぜ!ついに来たんだぁぁああ、アラバキぃぃいいっ!大興奮トモフ。


うん、ステージの真ん中から客席に向かって5メートルくらいある花道(でっぱり)ね、一度ココに足を踏み入れたら、通常ポジションは逆にギコチなくて、「やっぱそっちに戻ろー」って、また大海原へダッシュ。ハンドマイクん時は99パーセントここで歌い暴れていたなあ。やばいぜ花道。その桟橋ポジションから岸辺のステージ方向を振り返ると、バンドトモフメンバーの勇姿。貴重な景色。ふだんこの角度からは見れないからね。全員ゴキゲンだ。


トモフ帽子は何度も東北の空を舞い、客席とステージを飛び交った。カメラマンさんたちに拾ってもらったり、スミマセンお仕事中に。靴は暑くて途中から裸足。動きが増して、余計暑くなった。どるるるる。すっごい盛り上がったな、ありがとー。ひたすら楽しかった。しあわせな46の春。はしゃいでるうちに終わった。きっちり余力無し。





楽屋村にへたり込んで、今度は濃いめの日本酒を。ぷはぁ~、気持ちいい。ハルはさすがにお疲れ、即寝。2ステージ完走、お疲れさまです。行動派のサード女子たちは早くも行方不明。旅慣れてる。


さ、オレも、ちゃんとウロウロするぞ!アラバキ満喫の第2章へ。日本酒をドリンクブースで更に2カップゲットし、マイペットボトルに詰め替え、トモフの次のバッター、堂島くんを袖から観戦。「あああっ!そこ、オレの花道~!」と、勝手なジェラシーを抱く。堂島くんのライブにトモフ乱入説があったらしいけど、全然そんなコト出来っこないんだぜ。「トモフいらね~」とか言われたら普通にグレるし、なんたって貴重な35分。流れをジャマしちゃうのが怖い。自分のライブが終わったら寡黙なのさ。律儀トモフ。


オス、いそいでレピッシュへ。地図を見つつ移動。大忙しが結構楽しい。レピッシュの会場までが行列渋滞でたどり着けず、風に乗ってくる「パヤパヤ」を聴いていた。次はピロウズへ。でっかい会場だなあ。スクリーン付きっ!夕暮れ迫る。外国のロックみたいな景色だった。そもそもアラバキに呼んでもらえたのは、サワオくんのおかげなんだよ。去年の1960'sツアーのzepp仙台がGIPさん(アラバキの親分)の仕切りで、そん時オレ、「来年は、トモフもアラバキに呼んでいただきたい!」ってMCでアピールしたのだ。届いたぜ大願!成就に感謝。


日が暮れて来て若干寒い。あ、食わねばっ!本当はライブの日って食欲ないんだけど、「4/28を満喫」ってテーマは無性にあった。無理矢理でも食べなきゃだぜ。なんたって出演者様だから、タダだぜっ!レッツゴートゥーフードエリア~!、、牛タン2人前と味噌汁と米を頂いた。素晴らしかった!


外で飲む酒は最高です。夜になって、フラカンを袖から観戦。いろいろ楽しいコトがあり過ぎてボ~っとする。ゼイタクだ。フェスってスゴイなあ。ポワ~ン。


最後はやっぱり東北!っつう気温にガツ~ンと下がってきて、こっそりヒートテックを内側に着用。飲み過ぎたかな、、、動けなくなって楽屋でかたまる。ストーブの前で床寝。あちっ!時々足が焦げた。遠くから聴こえてくる音楽と歓声。2度寝、3度寝、、目覚めたら帰りの時間でした。





帰りのバスでシャキーンと復活。もちろんラストはパチパチパチで締めた。


ホテル界隈はギンギンの国分町。いかがわしくて最高だ。まぶしいー!淋しげな蕎麦屋に避難した。昼間に食べそこなったカレーを頂いた。うむ、これで悔い無し!いい日だったなあぁ、、、。また来れるように一年楽しく頑張ろって思った。生きる目標ひとつ追加!