つれづれライブ日記


vol.498
2012. 5.10

5月10日 広島 ナミキジャンクション



ゴールデンウィークが終わり、バンドトモフワンマンの季節♪ 第一弾は新幹線で広島と福岡へピュピュっと。去年に引き続きド平日ツアーになってしまった。お仕事族や学生さん、ゴールデン明けの悶々な時期にゴメン。でも週末って、会場さんのスケジュール空いてないのでね。集結してくれて、サンキュー!君らの今年度に幸あれ!


広島・ナミキジャンクション。去年楽しかったけえ、今年も来たんじゃ。バンドトモフにとっても、久しぶりのワンマン。ここ最近の、40分くらいの持ち時間をダ~っつう、100メートルダッシュでラララララ~♪とは違うぜ。ワンマンだぜ。マラソンだぜ。息切れと気持切れに注意。お客さんは俺らだけのためにチケット代と時間を踏ん張ってくれてんだ。最低でもガッツリ元をば採って頂かないとだ。責任重大。


とにかく試練の多いツアー初日だった。まずは、夕方のサウンドチェック。ステージの中の音が異様に難しくてね。自分のギターの音が聴き取れないのだよ。音量そこそこ出してても。他のメンバーはニコニコしてんのに、俺だけ悶々してた。「メンバー間のふぞろいテンション」って、気まずい。身勝手な孤独感を抱く。自分にトホホだった。


ローテンションのまま開場時間になっちゃって。でも物販スペースに行った。ライブ前に売り子。終演後だけだと時間がキツイかもで。こんなピンチな気分の時くらい引っ込んでりゃいいのに、、ってな。でも、ひょっとして何かいいスイッチ入ったら良し、、って思ってさ。が、、、ううむ、全然アッパースイッチは入らずだった。そりゃそうだよ。ステージの中音が気にかかって悶々してんだから。変に納得して開演を待った。う?む、きょうの日記は重めの様相。


7時半が来た。ライブスタート!そしたら、お!楽しくなって来たぜ!ラッキー。簡単に上機嫌。安いぜオレ!夕方はグワ~ンとしてた音がクッキリ聴こえる。まあなんつっても、お客さんの雰囲気に助けられたなあ。去年も来てくれたあんちゃんの声とか。本人は無自覚だろうけど、オレには天使だった。サンキュー。おかげでスイッチ入った。ま、こんなコト書いちゃうと、次回も頑張って盛り上げなきゃとか思っちゃうかもなあ。ヘイ、あんちゃん!無理せず!


あと、最前に斎藤和義くん(に似てる青年)がいてね、かなりいじった。背が高くて、味わい深いたたずまいで。最終的にはマイクを無理矢理むけて発声していただいた。のちの情報で、実はその斎藤くん、初トモフだったらしい。初でいきなり「いじられ番長」に。また来てくれるか心配、、とか書くと、プレッシャーか。ヘイ、斎藤くんも無理せず!


つうカンジでライブ始まったらいろいろ楽しくなってたんだ。新譜からの初披露もほぼバッチリ。がっ!別の試練ハズカム!なんてこった、腹、冷えてきたああぁっ!ズ~ン、、。オレの場所、エアコン直撃だったのだ。(トモフはエアコンに弱く、ここ何年かの猛暑でもエアコン拒絶なほどの昭和の男)やばかった。お食事中のヒトには申し訳ない系のピンチ。本編終わっての楽屋では、アンコールの手拍子をトイレで「うぬう、、、」っと、聞いていた。朝から何も食べないで臨戦してたのに腹痛かよ。くそ~!ライブの神、今夜は留守なのかっ!


不幸中の幸いか、こんな時に限って便秘で、いわゆる「惨劇」には至らなかったんだけど、、、出るもん出てないと痛いのは治らんっしょ?大事なアンコールなのにグリグリ行けないんだぜ?すっごい悔しいぜ。優しい広島ピープルはニコニコしてくれてんのに。さっきまでは「よし、最後はこの客席を練り歩いて歌うぞ=!」「カープ、カープ、カープひろしま~♪で、締めるぞおお!」って夢みてたのに。もう泣きべそトモフ。


終演後。「ん~?いいライブだったじゃん」ってハルが言ってても頭には入らない状態。つまり、自分の個人的なアレコレに振り回されまくりな一日だった。バンドトモフの旅なのにな。トホホだぜ。キューンと落ち込んで寝ました。


と、ガバッと起きて外出。鍋焼きラーメンをハフハフいただいた。隣のカップルの女子がとんでもないミニスカートで、ワオ!だった。人生波瀾万丈。また行っちゃうぞ広島~!ラブ。