つれづれライブ日記


vol.502
2012. 6.14

6月14日 名古屋 アポロシアター



午後4時。大人な僕らは名古屋駅に集合。めずらしくクメムラが10分くらい遅刻。更にめずらしく、クメムラ、様子が変!ふだんは長女的(クメムラ姉妹では長女なのだ)な落ち着きプラス、あの天真爛漫な笑顔なのに、なんだか違う。末っ子っぽいぜ。「あー、今日は、だめですっ!」とか言い切っている。どーしたどーした?


なんかね、、、家を出たあとに自分が時間を1時間まちがってたことに気づいたらしいのだ。1時間まちがっても、結果、たったの10分遅刻なんだから、いかに彼女が普段は優秀な長女なのかが、うかがい知れよう。更に長女は末っ子的にグチる。「しかもこうゆう時に限って、車内販売のワゴン、なかなか来ないんですよっ!」。クメムラがムシャクシャしてるの初めて見たっ!とても面白いっ!なんだかワクワクする!いつもと違うテイストの彼女に他メンバーはおおいにウケていた。本人も。


そんなトキメキ集合ののち、アポロシアターに向けて酒井くん運転で出発進行ー!しばらく走行したら「ああああ、もうホント、全然ダメっ!」と、またクメムラが。なに?なに?今度は何~?「切符、忘れちゃいました。新大阪までのぶんの乗車券(翌日にも使用)、自動改札機から取ってくるの忘れました、、、ああ、、、」と。さすがにみんなビビり、ちゃんと対策を提案。「駅に電話するといいよ。」と、ハカマダ君。意外にハカマダ君は非常時に頼りになるのだ。p.s.めでたく、クメムラ切符、無事発見されました。素晴らしい街、名古屋っ!


で、バンドトモフワンマン連発の旅も、残すところあと2本。あ~、いよいよフィナーレ間近だ。名古屋では、ここ何回か意表を突いてダイアモンドホール(広い)でイス出してやらせてもらってたけど、今回は動員に忠実にアポロっ!ヘイ、名古屋族!至近距離だぜ!イス無しだぜ!ダイジョブか、立ちっぱなし。人混みとか嫌いだろうなあ。


オス。ダイジョブだったみたいだ。たくましくて良かった。名古屋も陽気だねえ。ライブには景気も季節も関係ないね。環境抜群なダイアも良いが、こうゆう密で濃い空間も良い。細かいニュアンスとか、くすぐったいニギヤカさが充満するからね。クールに戻ってしまう危険がない。


この日は冒頭のニュー・クメムラを筆頭にメンバーみんな血圧高かった。オオツカもハカマダ君も快調。ハルは終盤に謎のステップを踏んでいた。(客に背を向け、かかとの上げ下げ)どうゆう流れであのステップだったのか覚えてないが、ゴキゲンだったのはマチガイない。みんなどうかしてた。いい具合に。


自分は初めてライブ中に放屁っ!いや、初めてでは無いな。放屁を正直に申告したのが初めてだった。だって、そのタイミングが素晴らしかったから、思わず威張って申告してしまった。アンコール、「人間」のエンディングのシンコペ(リズムがクイっとなるとこ)に合わせて「ぷ」って来たんだよ?奇蹟!音楽の神の御業だっ!でも最前のお客さんの呼吸には迷惑だから、ハルの裏でお尻パンパンパン。「同じ遺伝子だから、ニオイ、気にならないべ?」と。はい、お食事中の方には申し訳ないですが、たのしかったのでご報告いたしました。


楽しかったなあ、名古屋。今回もお客さん、素晴らしかった。ラブだぜ。昔(20年以上前)は、なんとなく苦手だったのになあ。なんであの頃は打ち解けられなかったんだろ。不思議だねえ。いまや勝手にファミリー気分。


打ち上げの中華料理屋さん。茄子(なす)をポテトみたいに皮むいて揚げたやつがヒットだった。ちょいと塩加減、やばかったけど。あれ、マネしよ。帰り、違法な日本酒だったのか、視界がケミカルに暗くなった。ウエノくんがいたなあ。


名古屋ピープル、これからもヨロシクだぜ!いつまでもシャバで会おうぜっ!