つれづれライブ日記


vol.519
2012.10. 6

10月6日 門司 ブリックホール


旅、2日目。目覚めて、まず声がちゃんと出るかチェック。「あ~」、、よし。喉、OK ! 一応、ひやひやするのだ、ワンマンの連発はね。


ホテルを昼前にチェックアウト。エレベーターで、体格良くて強そうな若者に声をかけられた。実は最初ビビった。


若者「楽器やってんの?」
トモフ「あ、ああ、はい。」
若者「自分はラッパ吹いてんの」


、、ピュアで気さくだった!その後、お互いプチ自己紹介。彼のチーム名は「ビッグバンクルー」、、だったかな?違ってたらごめん。きっと人気者なんだぜ。キラキラしてた。オレには無い輝き。で、マット(つや消し)な熟年は広島駅まで、哀愁の市電。ヘイ、べつにタクシー代ケチってるんじゃねえんだぜっ!一回乗ってみ?あの市電。一回乗ったらもお、タクシーなんて眼中無しになるぜ。愛しちゃうぜ。トモフ・ルール『広島は市電で移動!』


次は新幹線。な?ちゃんとリッチだろ?あっという間に海をくぐって小倉。ちょっと時間をつぶしたのち、旧姓イマナミさん(今夜のライブの企画をしてくれたひと。伝説のイベント、『不思議な巌流島』からのお付き合い。いつのまにか姓が変わっていたっ!門司港駅の前で「カフェ・ウミネコ」ってお店を出してる。)たちと合流。ドライバー藤原さんのクルマに乗っけていただいて門司へ。


ブリックホール、オレはたぶん3度目。ここも、いいよ~。昨夜のヲルガン座とは違うジャンルの独特系。もともとは、ビール工場。渋いレンガの建物です。吹き抜けで天井高い。客席にはソファがドカンドカンと配置されてて、後ろには2階席があるのだ。イス、取っ払ったら400人くらいは入れちゃうんじゃん?でもブリックさんは、そんなヤボな事はしないんだねえ。だからお客さん、居心地よいのだ。あ、ステージも居心地いいよ。横に広い。右に左にかなり自由。


今回の旅、それぞれのお店の雰囲気の良さにすっごい助けられた。ヲルガン座もブリックホールも、ライブやる前(開場時)から空気にスイッチ入ってるんだよね。ザワザワでガヤガヤな、いいスイッチ。お客さんがラクそうに各自めいめい適当にしてるのって、こっちもすっごくラク。いい星じゃんか!と、普通に思う。


ライブ中に、気持ち良さそうに眠ってしまってる女子を発見。「ふっふっふ。眠れるくらい、気持ちいいんだぜ!」と小声で自慢。ライブ終盤で彼女が復活お目覚めし、ブリックホールじゅう温かい拍手。当然本人はキョトンだったが、いい空気だった。


終演後は店の前の庭で飲みつつサインをガシガシ。外で飲む酒、最高!北九の青年はヤンチャでよい。ブリックホールの前には、いつのまにか高層住宅が出来てて、ひょっとしたらこの先、騒音とかでモメちゃうのかもなあ。なんとか仲良く続いていただきたい。


うむ。旅2本ともしあわせなんて、ほんとラッキーな秋の始まりだったなあ。気さくで楽しげなお客さんたちで、ホントめぐまれてるぜ、オレは。ありがとー。無事再会をよろしく!ひょっこり行くぞ。なにか~が、き~っと、待~っている~♪(ひょうたん島)