つれづれライブ日記


vol.524
2012.12.24

12月24日 渋谷 O-WEST



もはや、毎年恒例になりつつある。この日にこの街。メンバーにとっても同志たちにとっても、ちょっとした試練なのだが、もう慣れたな。街はギンギンだがWESTに入っちゃえばユルい天国なのである。


なんちって、いくつになっても慣れようがない。つうか、歳とればとるほどキツイっしょ。クリスマスイブで、しかも世界の渋谷だぜ。この街って普通の日もこうなのかな。キラキラなヒトとクルマでわっしょいわっしょいの大混雑でござる。渋谷の入り口までは割とすんなり行けるんだが、そこから現場までで30分以上かかるのでござる。青信号でも動かない交差点。車内で、ボ~っと一服。フ~、、、


ん?あんまりイライラしないな。あぁ、ここんとこ日本はションボリ気味だからだな。こうゆう浮ついた景色が今年は逆に愛くるしくも感じた。カミソリトモフも丸くなったぜ。ふっ、、。


さ、で、WESTに着けば、もう天国でごじゃる。ライブだライブだ!さあさあ、さあっ!(最後の「さあっ!」は卓球発声。)2012のラスト。バンドトモフワンマン。オレたちと同様、踏ん張ってたどり着いてくれた同志たちに、初っぱなからごほうびの客席行脚。バッシバシとハイタッチ攻撃。とまどう控えめ族と寄ってくるアッパー族。単独参加型やカップル組。色とりどりで悲喜こもごも。心強いバラバラ感だ。誇りだ。全員愛くるしいんだぜ!皆に幸アレ!





あ、たしか去年のイブWEST、オレ、もろ部屋着だったのだが、アレはべつに手抜きだったわけでは無かったのだ。が!思いっきり不評だったんで、今年はわかりやすく気合いを表すことにして、エラいぜトモフ、ライブ前夜にサンタ衣装をご購入だぜ。もちろんいつもの高級ブティック(ドンキ)でだぞ。サンタ衣装、着るのはもちろん照れるが、買うのが一番、、んんん~、、だぞ。「浮ついてるわけではなく、明日の仕事着なのである」っつう弁明オーラを出来るかぎり放ちつつのレジ清算。


気合いでゲットしたサンタ服に着替えたのは、ライブ中盤の「サードクラスタイム」の時。楽屋でこっそりとな。サードたちには内緒にしてたのさ、サンタトモフ。で、ステージ袖で待機。





サード曲は「このごろ」っつう静かな名曲だから、ちゃんと敬意で曲が終わるまで待機だろ、と思ってたんだが、「ココで出るべきだっ!」ってハルにそそのかされて、曲の途中でバレリーナの様にクルクルと登場。





ぬおおぉおおっ!ハカマダくん、無反応~っ!冷静に曲をフィニッシュし、「ありがとうございましたー」と。キイイイイイっ!シュンとした47歳。ま、しょうないね。もろ「この日」だかもんね。いつの日か、忘れた頃の真夏に驚いてもらう。ちっ。


サンタトモフはアンコールタイムにも、これでもかっ!と再登場。今度は袋いっぱいにキシリクリスタル(トモフのお気に入りのキャンディ、メガサイズ袋3つぶん)を詰めてな。この準備なんて、当日、家を出る直前にしてたんだぞ。時間ギリギリでバタバタだったのに、ほんとエライんだよオレ。「ん!あめ、まこっ!」ってね。急に思い立って高級ブティックに直行して調達したのだ。


「無計画」のイントロをバックに船長サンタがそれを撒く撒く。





「メリークリスマース!」





いつのまにか「鬼はぁ外ぉぉおっ!」と。





実に気持ちよかった。成田山節分の横綱気分。偶然、年男だしな、2013。あめ、全員には行き渡らなかったらしいなあ。不覚。次回はメガ袋5つにするぞ。真夏にね。


楽しいイブで今年も感謝。しっかし大木兄弟、しゃべりまくりだったなあ。細かい思いつきの応酬。いびつなキャッチボール。2人とも言いっぱなしだからなあ。何ひとつ落ちなかった。そんなこんなで、久しぶりに3時間超えちゃったのかな?永ちゃん(「ライブは2時間20分!」)に怒られちゃうね。でもまあ、いいよね、忘年会ですから。WESTは天井高くてラクチンっしょ?許したまえー!











というわけで、2012もお世話になりました。あいかわらず、紅白にも呼ばれずマイナーな1年を過ごしてしまいましたが、つまんないコトよりも楽しいコトの方がたくさんあったぜ。ありがとう同志たち!CD聴いてくれたり、ライブ観に来てくれたり、君らはいつも天使だった!おもしろい2013をっ!