つれづれライブ日記


vol.532
2013. 4. 7

4月7日 京都MUSE



京都2日目。朝7時にハカマダ君からのメール。
「きょうの朝食はノーマルでした」
ホテルに時々ある「無料朝食」のレポートである。ゆうべ寝る前に頼んどいたの。「どんなだったかメールちょうだい」って。ハカマダ君は無料フェチで、日本じゅうほぼ毎回、泊まったホテルの朝食に行く(無料なら)。オレも。あのザワザワした空気好き。これからお仕事のヒトとか、観光に気合い入ってるヒトとかの朝のオーラね。ここのメニューは、、うむ、たしかにノーマルだった。良い意味でのノーマル。おにぎり3個と味噌汁とサラダをいただいた。


さ、2度寝。MUSEには夕方4時半に行けばいいのだ。一応アタマの中で選曲とかしつつス~っと眠る。テレビはつけっぱなし。サンジャポの中にいた。岡本夏生が登場しない夢だったのが不満。


昼に再起床。もうバンドメンバーのサードたちは新幹線だな。自分は今日は「ひとりトモフ」で出場なのさ。さー、選曲。どうしよ。ウェルカムアクトっつう役なのだ。カジくんの冒頭あいさつの更に前にパ~っとね。「きょうの運動会、やりますよ」の朝のお知らせ花火ってカンジだ。これは大役だぞ。


圭介くんにメール。「深夜高速やってもよいかな?」と。「是非!」とご快諾をいただいた。やった~!祭りの朝の号砲で普通に自分の曲だけやるのは、ちょっと違うんじゃん?って気がしててさ。


さ、夕方まで猛練習。ひとの曲のカバーって滅多にしないのだ、オレ。しかも大事な曲だぜ「深夜高速」っ!さっきのメールで圭介くんは「適当に笑い飛ばして歌ってください」みたいに言ってたんだが、あれは謙遜だ。大事な曲でしょ「深夜高速」っ!、、午後のホテルに猛練習を響かせた。苦情無し。


6時。お客さんザワザワと。ふっふっふ、、まだライブ前の新鮮な空気だ。で、この空気に「オラオラオラ~!」って斬り込むの。気持ちいい!オレ、ウェルカムアクト、大好きだな。毎回やりたいってスグ思った。「2日目の47歳」「ほめてよ」「ひとりに戻るんだ」ってドカンドカン(気合いね)と。やたら猛烈トモフさんだった。何度「ロッケンロー!」と叫んだだろう。お客さんにとっては、まだ夜も始まってない午後6時。だけど、オレは昨日のつづきの42時だからね。ナイスなギャップ。くすぐったいぜ。この時間に「SKIP」(夜の終わりなカンジの曲)をやったのも勇敢だったなあ。しみじみ自分をほめる。


で、来たぞ「深夜高速」。お客さんドワ~っと大喜び。そーだろそーだろ、よしよし。しっかり噛み締めるために2行ずつ歌った。ああ、いい曲ってのは歌ってて気持ちいいんだねえ。一応保険でカンペも作っといたけど、実はオレとっくの前から歌詞は覚えていたさ。お客さんたちもだった。最後は全員で歌っていた。いい景色だった。大晦日のようだった。ありがとう圭介くん。


「我に返る」をきょうはひとりでガ~っとやり、時計を見たら残り1分!まだ出来るな、、よ~し、、とハンドマイクでボイスパーカッション始めて、「ウィーウィルロックユー」で締めた。超凝縮な25分を大満喫いたしました。あ~、濃かった。悔いなし!ほんと楽しい、ウェルカムアクト。


そして出番後、この日も幸せなお酒クピクピしつつ、キャピタル観戦。ドーベルマン、theピーズ、モノブライト。みんなよかった。お客さんも全バンドをガッツリ楽しんでるのが素晴らしい。ステキだ!いいイベントだよなぁ。ちなみに楽屋も楽しかった。気さくな若者たち。オレも生まれ変わったら、あんなふうに歳上のヒトに話しかけれたらいいな。


カジくん、きょうはベジータっつうヒトだったらしい。ちなみにドラゴンボール、オレ全然知らない世代で、ううむ、、だった。次は渡辺真知子に変身してもらいたい。


はい。異様に猛烈な新年度のスタートとなっております。一週間たたないうちに、今度の金曜は十三で「ひとりワンマン」しにまた関西遠征だぜ。アルバムづくり、バッタリ中断してしまっているが、ま、いいっしょ。まずは目の前を根こそぎ楽しむ所存にござる。