つれづれライブ日記


vol.537
2013. 5.18

5月18日 水戸ライトハウス



1986から始まった自分のバンド人生で初の茨城っ!ああオレは、なんで27年も放ったらかしてたんだろ、馬鹿だったなあ。素晴らしい土地だった。一点のスキも無い相性抜群な空気。ま、あたりまえなんだよな。オレら千葉と、茨城は埼玉とセットで「どこかいけてない3県」っつう同志でさ、ずいぶん長いあいだ、いや、たぶんこの先もずっと熱い絆な関係なんだ。高校野球でも、本能的に3県の応援をしてしまう。タレントでも相撲取りでも、出身地がこの3県だと知るとピピっと反応してしまう。他の地方のひとにはわかんないかも知れない、この熱い同志意識。引くな!


午後3時、現地到着。天気ナイス。これぞ初夏っつう、ポカポカで気持ちよい。お店の前に「黄門様スポット」。ボタンを押すと黄門様の声が聴けるのだ。巨大な印籠を遠近法撮影して遊んだ。ご当地キャラ「いんろう君」登場!サードクラスのHPをプリーズご参照です。(こちら


実は、ライブ決まった日から「絶対たのしい」って思ってた。その「絆」的にもだけど、「初めて」ってワクワクするからな、お互いに。ただ唯一心配してたのは動員。シビアな話、「水戸ってそんなにヒト来ないよ」っつう恐ろしい情報があってね。交通の便とか、人口とかのいろいろだろね。なんつってもトモフは超無名だからさ、いくら「同志意識で楽しかろうつ」つってもガラガラだと気まずいじゃん、お互いに。結構ソワソワしてたぜ。


そしたらなんとまあ、たくさん来てくれたのだよ!パッと見(トモフ眼で)全然満員!わあああお!仙台に引き続き水戸でも3ケタ突破っ!うれしい~っ!カラダじゅうから歓喜の絶叫。心配して茨城以外から駆けつけてくれたヒトたちもいたね。ありがと~!全員天使だっ!


居心地最強。ライトハウス。楽屋も最高だったのだ。店長さんもキサク。お酒いただいたぞ。ポットにはお湯。いいひとだ!


そんなわけだから、ライブは最初っから最後まで天国だった。オープニングは「時々から」を即興気味に。時々しか会えないんだからサービスしまくろうぜっつう覚悟の曲です。が、そんな覚悟なんか必要なかった。とっくに盛り上がっていた。


この日は、3曲やったらMC(ムダなおしゃべり)、また3曲やったらMCっつう流れ。やる事はしっかりやって、ムダ話はとことんムダを極めた。あらゆる引き出しを披露したなあ。序盤のMCタイムは、ほとんど大木兄弟劇場。しょうないよね、オレら詳し過ぎるもん茨城に。まったくネタが尽きなかった。徐々にサードメンバーにも無理矢理茨城への想いのトークをしていただいた。


全員絶好調だ。素晴らしかったなあ。「これは水戸マジックなのか、ライブってのはそもそもこれくらい楽しいものなのか!」って、何度も思った。しあわせだったぜ、ありがとー。3時間あっという間だった。またすぐにでもあそこに行きたい。お世辞じゃないぜ。ラブリー水戸っ!絆っ!


終演後、ダメもとでとりあえず東京方向への電車に乗った。行けるとこまで行って、電車終わったらその町で朝を待とうと思って。そしたらギリギリ、夜中のバス(終電を逃したヒト用のバス)に間に合って、ちゃっかり帰宅できてしまった。濃厚で完璧な一日。まさに水戸マジック!