つれづれライブ日記


vol.541
2013. 6.15

6月15日 横浜 LIZARD




写真注:ライブ開始直後、
「写真を撮るなら今のうちにっ!(決めポーズ)」
(後ろの2人がまったく演奏モードでないです)



来たぜ横浜っ!水戸、千葉と同様、微妙に東京圏内なせいで、ついついご無沙汰になってしまっていた。いまのメンバーでは初めて来だぜ。HOW DO YOU DO YOKOHAMA ~ !!


も、グチャグチャで素晴らしい夜だった。LIZARD、ワオだ!「トモフなのにこうゆう系?」っつう熱いライブになりました。温度と湿度が噂通り(ハルの事前情報)とんでもなくてね。オレは温度も湿度も高めが大好きだから、どんどん昇ってゆけたよ。いやあ、楽し過ぎだった。無事に済んで何よりだった。


しょっぱなから客席に飛び込んでみた。あ、世間でゆうダイブみたいな突撃系ではない。子羊たちはオレみたいに屈強ではないからな。安全第一。ラブなダイブだぜ。子羊たちがのばす手の海をしあわせに泳いだ。振り返ると岸辺のメンバーたちがうらやましそうにオレを見ていたよ。いつもスマンね、オレだけ泳いで。ボーカル特権なり。

















横浜、男子のお客さん率が高くて、なんかうれしいもんだよ、やっぱ。いろんなタイプの客層、、、老若男女トントンが理想なのかな。心配なのは体力。実は、男子の方が持久力ないからな。この日の蒸し暑さ、尋常じゃなかったから、最初はイキが良かった青年たちが、しばらくすると朝礼の貧血チームみたいになっていった。やばいぜ。で、終盤に今夜ならではの策が生まれた。名付けて「命の水」。


客席の前半分あたりがかなりピンチな状況。で、レスキュー・トモフの血が騒いでな。曲は終盤で「脳」だったかな。まず、オレのペットボトル(ちゃんと水)を最前列のお客さんにパス。「ひとりひとくちずつ水分補給せよ!で、飲んだら隣りのひとへパス。最後列までこの命の水を旅させよ!」と。いま思うと、知らないヒト全員で間接キッスだから、衛生的にも照れくさい的にもとんでもないんだが、あん時は「そうしなきゃヤバいだろ!」って思ってた。なんとか全員で最後まで行かねばと。結局「命の水」はどこまで旅をしたのか不明。さすがに「自分は遠慮します」ってヒトもいたろうなあ。それも正解。気持ち気持ち!


























んで来た来たこの日のクライマックスは、メンバー退場シーン。強引な即興の奇跡的な連打だった。「かえるの歌」合唱(アフラッグバージョン)では場内キョトンで終われず、無理矢理エレクトリカルパレードのテーマ開始、場内に強制手拍子、「バイバイミッキー(はかまだ君)!」「お、ミニー(クメムラ)!」「へイ、プルートっ!(オオツカ)」って次々送り出して、最後にハルに向かって静かに「さようなら、てつろう、、」と手を振りオレ少しずつ楽屋方向へ。意図を察したハルはちゃんと「メーテル~っ!」と叫んでくれた。さすが。で、全員退場、、、大苦笑の楽屋。


でも、拍手鳴り止まずでどうしよー。再びメーテルトモフで幽霊のようにギターアンプ横に登場。マイクを持ち、ちゃんとメーテルっぽくスローで手を振り「さようなら、、さようなら、、、」と999のエンディングナレーションっぽく。そしたらちゃんとその声にLIZARDのPAさんが思いっきりリバーブかけておおげさにしてくれてた。ベリベリグッジョブ!さすがに終われた。めくるめくドタン場劇場だった!





そんなこんなで、灼熱と酸欠と感動の滅茶苦茶フィナーレ。お客さんもオレらも全員無事完走。トモフ史上、最も過酷で大笑いな夜だった。楽屋でいよいよバタンキュー。汗だくだく。時計みたら2時間半しか経ってなかった。「なに~っ?そんなもんだったのか~?」富士山30往復くらいに感じてた。LIZARD、ナイス!いい思い出ゲット。ありがとー、横浜っ!お前たちゃあ、本当にたのもしいぞ。またここに集結だぜっ!








P.S. 「よ~し、頑張ったごほうびに不摂生するぞ~!」って思ったら、なんと翌日からの1週間、気管支炎で自宅静養となった。くっそお。ま、名古屋のホテル空調あたりからヤバかったんだよなあ。何がキツいって、クスリ飲むから禁酒なんだぜ。ふう、、タバコは平気なのに、なぜかエアコンの空気には弱し。夏は困るね。ま、どこもライブ本体だけはガッツリ無事だったんだから良しとせねばー、だね。シュっ!