つれづれライブ日記


vol.542
2013. 6.29

6月29日 大阪 PANGEA



嘘つきバービーのフロントアクトで、ひとりトモフしてきたぜ。嘘つきバービー、前から気になっていたのだ。音は知らなかったんだけど、バンド名とかアルバムタイトルとか「むむむ?絶対良さそう」って思ってたから。田口くんからライブのお誘いが来た時、即、「やるやる!」って。


ライブの前日の自分ち。「曲順考えよっかな、、」って部屋でギター持って「あ、you tubeで嘘つきバービー、観てみよー」って検索。そしたらやっぱりナイスで全然自分のライブの準備にならなくなった。そのうち、、「あれ?嘘つきくんたちって、化粧とかもするのか、、お?ドラムが急に坊主アタマに刈ってる!、、曲によってガンガン変わるんだなあ、思い切ってんなあ。」って驚いてたら、そのyou tubeのサイトは、別のいろんなバンドも自動で次々に流してるやつだった。だまされたっ!しっかし、嘘つきくんたち以外のどのバンドもカッコ良かった。すごいぜ日本。


さて当日。初めてのパンゲア。アメリカ村っつう華やかな土地にあるんだぜ。BIG CAT の向かい側。「よろしくお願いしますー」嘘つきくんたちは、全然無愛想ではなかった!ホッとした。あんな独特だから視線すら合わしてくれない系じゃないか?って思ってた。ま、基本的にはおとなしい青年だったが。俺に付き合っていろいろしゃべってくれてありがとう。楽しい楽屋でたいへん良かったです。


そうこうしてるうちに開演時間せまる。「よーし、そろそろ行ってくるぞー」って時に、5分押しのお願いがお店から通達され、「いやだ、オレ、ちゃんと7時に出る!」って毎度の事ながらごねる。結局、歯磨きやら曲順の紙の準備してたら、ちゃんと指示通り5分押していた。微妙にくやしい。


本番開始。客席に向かって「ヘイ!嘘つきなのがバービーだけだと思ったら大マチガイだぜ。歌う37歳っ!」でスタート。嘘つきくんのお客さんはキョトン?なカンジ。まあ、そりゃそうなのだ。知らない酔っぱらい風(シラフなんだぜ)の男がジャカジャ?ン♪とギター一本でバスドラム踏み踏みハシャいでるんだからな。でも、バービーピープルたちはトモフを敵視してるわけじゃなく、好意的だっ!と、解釈した。だってさ、反応がピュアで、すっごい居心地よかったのだ。友好国だ。素晴らしい。やさしくしてくれてアリガトー。「いいバンドは、お客さんも素晴らしい」の言い伝えは真実だった。


で、更に、パンゲアも良い場所だったのだ。「大阪はブラジルよりもブラジルなんだろ?ラテンなんだろ?」とか煽ってたら天井のミラーボールが回りだしたりするのだ。粋だ。照明さんグッジョブ!つまり、お客さんもお店も全部バッチリで、「トモフ今夜もごきげん ♪」の図だった。


ちゃんと嘘つきトモフは続行して、ライブのしめくくりは、歌う37歳から、27歳、17歳、、と徐々に若返り、最後は赤ん坊テイストで「大きくなったら、ミュージシャンになるんだあっ!」と絶叫して終了した。指定時間ジャスト45分でフィニッシュ。バッチリ。オレもグッジョブ!


さ、やる事やった後は、しあわせなひととき。日本酒クピクピの対バン観戦。やっぱり良いねえ、嘘つきバービー。ローザがサイケになったカンジっつうの?ま、いいか別に例えなくっても。「好きなカンジ」ってことです。YouTubeで観た通り、ギターくんは座ってプレイ。最後は立っていた。なんかもうすぐ解散するらしいんだけど、きっと次の面白い事たくさんだろうから安心安心。


本編終了して楽屋に彼等がいったん戻って来た。と、ドラムくん、ふんどしみたいな黒パンツ一丁に!おいおい!男でも照れる格好だ。ちなみに、終演後の客席フロアに彼はその格好のまま出ていった。女子は実はワクワクな様子。パンゲア、ライブ終わった後もズルズルにぎやか。いいねー。ファンダンゴみたい。お客さんを大事にしてらっしゃる。ステキだ!


全部終えて楽屋でしゃがんでたら、おや?BIGCATでライブ帰りの四星球くん(北島青年)がやって来た。


四星球くん「若者の中にトモさんひとりだから、絶対淋しい思いをしてると思って、、」
トモフ「なにいいい?くっそー。なめんなよ!ちゃんと仲良くやってたんだぞっ!」


でも、ありがとう。しっかし、わざわざ来るかね。やさしいなあ。本当にいい青年だ。その後、みんな(嘘つき、北島くん、トモフ)で道ばたで記念撮影したりしました。楽しい一日で良かった。また会おうぜっ!


まとめ・日本の若者は本当に優しい。