つれづれライブ日記


vol.551
2013. 8.24

8月24日 石巻 ブルーレジスタンス



仙台のバンド、ジケンズくんたちの「ロックンロールは僕らを救う」って企画にお誘いを受けて、バンドトモフで夏の旅~。新幹線大好きさっ!びゅう~!


あっという間に仙台到着。駅構内の売店でお買い物が始まった。なかなか待ち合わせ場所(東口の駅前ロータリー)にオレらが来なくて心配したのか、ジケンズくんたちは駅へ昇るエスカレーターへ、買い物を終えたオレらはロータリーへ降りるエスカレーター。ちょうどその中間地点で「お?君ら、ジケンズ?おおお~っ、はじめましてっ!きょうはヨロシク!」と上へ下へすれちがった。愉快な出会い。


なんと彼等がクルマで石巻まで連れてってくれるのだ。ありがたやー。3台に分乗。オレ、ハカマダくん、オオツカは喫煙者号に。ドライバーくん(まだ名前知らず)は気を使ってるのか、言葉使いがやたら漢字モードで、
彼「石巻まで、正味、1時間かかんないです」
オレ「正味?普通の会話で『正味』って初めて聞いたっ!よ~し、君は『ショウミくん』だっ!」とゆうコトになった。ちなみに本名は最後まで、あえて聞かなかった。オレらにとって、彼は永遠にショウミくん。


ショウミ号は終始にぎやか。オレも、ハカマダくんもオオツカも、彼の劇的に繊細なキャラに心ゆさぶられっぱなしのひとときだった。たくさんいろいろ話をしてくれるんだけど、同時に「あ~、自分ばっかりしゃべってる、、、こんなハズじゃなかったんですよ、、、あああ~」と、ひとりで落ち込む。「口数の少ないバンドマンってカンジでいたかったのに、、あああ」「もう一度、東口からやり直したい、、」と悩んでうつむいてたりする。ヘイ!前方注意っ!無事ブルレジ到着。おもしろかった~。非喫煙者号も楽しかったみたい。


夕暮れの石巻。週末のにぎやか時なハズなのに、人通りがほとんどない。クルマが時々通る。お店をしてる人だけが、仕事の時間にだけいる街になっちゃってるそうだ。夕方だけど朝みたいだった。蝉の声だけはギンギン。


まず、ジケンズくんたちがライブ。うお!ショウミくん、なんだよおい、ど真ん中でギターボーカルしてるぞ!かっこいいヒトなんじゃん!ガ~ン、みそこなったぜ!、、、嘘、見直した!で、ジケンズ、いいバンドで良かった~。衣装全員そろえてキメてるから、こぎれいなジャンルかとカンチガイしてたんだよ、スマンスマン。落ち着きの無いビートルズってカンジで素晴らしかった~!


で、バンドトモフ、初の石巻ブルーレジスタンス。ここ、出来立ての頃は「空調暑いっ!」ってのが特徴だったらしいです。でも遂にこの夏、エアコン新たに設置していただいたようで、ワ~オ、逆に冷えすぎっ!自分のライブん時は風をとめてもらった。トモフは寒いの苦手で。


ライブ前に港のお姉さんが漁の網で作ったミサンガ頂いて(ありがとうございました)、それ手首に装着、ドンキの夏の部屋着短パン。まるでトモフ「なつおとこ」だった。シュシュッとね。オレらがこの企画の主催者じゃないのに出番うしろで、しかも1時間半も時間いただいちゃってね、いやあ、サンキュー。たっぷりやらせていただきました。でも次は順番逆だぞ、ヨロシク。客席にはジケンズくんたちも観ててくれたり、最後方のミサンガさんの声もよく通る。う~ん、じつにここは石巻♪


最後の最後、ジケンズくんもステージにあがってもらって、ジャ~ンって音が伸びてるとき、みんなでしゃがんで前進、 中央でぶつかってドカ~ン!っつう謎の運動で締めた。と思ったけどやっぱり全然締まらず、「ありがとう~♪忘れない~♪」と即興でお別れのシャンソンを。お?ハルがハモりだしたんで途中から「森の熊さん」に変更。世界初「47歳双生児の森の熊さん」。で、退場。うむ、見事に締まった。つうかもう何も引き出し無かった。楽しげなお客さんに感謝です。


終演後、再びジケンズくんたちの送迎で仙台へ移動。ショウミくんのナイスなキャラは夜のドライブでも、その後の打ち上げでも炸裂しっぱなしだった。元気かなあ、、。


楽しい旅でホントに良かった。何から何までいろいろお世話になりました。彼等が東京に来る時は恩返ししなきゃだ。ありがとー、ジケンズ!ありがとー、石巻っ!また行くぞ~!また会うぞ~!