つれづれライブ日記


vol.552
2013. 9. 1

9月1日 名古屋 ダイアモンドホール



ピロウズ主催「born in'60s」。このイベントにまたまた混ぜてもらえて大感謝だよ、ありがとうピロウズ、ありがとうサワオくん!今年は名古屋ダイアモンドホールで。この秋からトモフはNEWトモフ期に突入!なんと赤毛装着っ!テンション上げてくぜ!





ちゃんと普段着じゃない服の準備もしたんだぜ。基本テーマは「カラフルだけど怪しい」感じ。「どの街にもひとりくらいいる、国籍を越えた変な人」な、あの感じ。「あの」って「どの?」って言われそうだが。


古着屋めぐりなんて何十年ぶりにしただろ。47の夏の終わりにだぜ。いろんなお店をグルグルして、でも結局、「これだっ!」っつうズボンとはユニクロで出会った。ほんと、あなどれないぜ、あの高級ブティック。


お馴染みのメンツで楽屋は終始にぎやか。楽しい~。親戚の集まりのようだ。ダイアモンドホールも何度もお世話になってる勝手知ったるところだからね、迷子になることもない。この日の自分らのPA(音の仕事)は酒井くん(アポロとダイアのあの酒井くん)にやってもらうし、何もかもが心強い。


来た~、お時間。トップバッター、バンドトモフ!ありがとー、最初、大好き。この日は「歌う47歳」の出だしのキメを大袈裟にゆっくり目のカウントにして、ノッシノッシと怪しい赤毛の男、NEWトモフ登場~!「ん?そんなにお客さん、びっくりしてくんないぞ?」くそお、俺が有名人だったら確実にドカ~ンな反応な瞬間のハズだったのだが、ほとんどのお客さんが「あ、トモフって赤毛なんだね~」って感じで、単ににぎやかなお出迎えだった。う~む。





しっかしまだ夕方5時半だっつうのにスッゴイ熱気。さっすがソルドアウト。ダイアモンドホールの超満員の景色、初めて観たよ。ぎゅうぎゅうだあ。自分がお客さんだったら即倒れる。朝礼現象で。





さて、この日はバンドが5つも出るからね、持ち時間はタイトに30分。まかしとけ!絶対押さないぞ!と、ちょっとした、おもしろ事件発生。「ほうき」を歌ってる最中、ゲップがね。ちょうど曲の静かなとこで、ダイアじゅうに「けぷ」と。神がかり的な素晴らしいタイミングで。ひとつのキセキだね。当然大苦笑の波。メンバーは腰がくだけてる様子。そんな中、ひとり淡々と続きを歌う。ゲップに時間をとられてる場合じゃなかったからな。押してはならぬ。ならぬのだ。





このイベントのお客さんたち、ほんとに盛り上げ上手。毎回僕らは幸せです。普段のトモフライブのちょっと照れくさいカンジも好きだけどさ、「おお!この曲でこの景色っ!」っつうのが何度もあって、大興奮だった。突きあがる拳の群れとか、ドワ~とちょいモッシュな圧迫とかね。ばり興奮するっちゃ。





んで無事完走。ちゃんと30分。で、「スミマセン、え~、ここからは転換の時間なんで許して!」と、公開録音タイムへ。NEW アルバムのために今夜の大観衆の声も採集すんの。七夕の南青山ピープルの歓声とミックスしちゃうぜ。そう言えば、『大航海』の「無計画」の冒頭コーラスもここダイアで頂いたんだ。その日もでっかいイベント(セッチューだったかな)で、ちゃっかりトモフ知らない青少年たちに歌唱指導したんだっけ。





ステージ中央にしゃがみ、部屋から持参したMDのRECボタンを押し、チビ集音マイクをダイアの大観衆に向け、任務遂行。よし。ご協力ありがとー名古屋のバスターズ!機会があったら、CD聴いてね。あ、ちゃんとspecial thanksにも入れとくぜ。(つまり、買って!ってコトである。)


2仕事終えて、ぷは~。お酒とタバコとバンド観戦。ステージのすぐ脇に喫煙スペースがあってね。そこにへたり込んでしあわせな3時間を過ごしました。怒髪天、コレクターズ、ピーズ、ピロウズ。みんな本気。仲良しゆえの、しのぎ合い。最高のイベントだ。


最後の全員登場「リトルバスターズ」タイムがやってきた。





お客さんたちスゴイよ。開演前から考えたら5時間立ちっぱなし、じゃん?オレだったら確実に失神してた。どのバンドにもドワ~だもんなあ。夕方の時点で既に暑かったダイアは、完全に蒸し風呂状態だった。興奮が、しあわせが、まぶしい~!自分はもうヘロヘロで、気づいたらポパイ(コレクターズの阿部くん)にお姫様だっこされて、無事退場。はぁ~、すごかったよ。ギラギラで豪華な思い出。こうゆう夜に、また混ざれるように、もっと頑張んなきゃだなあ。すごい曲つくってみんなを驚かしたいっ!